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ドレミファソラシドってなに?
こんにちは!ももんがです。
みなさんにとってお馴染みの音階…ドレミファソラシド。
ドレミファソラシド は一体どのように生まれたのでしょうか?
今回はその起源を辿っていきたいと思います♪
時代は11世紀…
イタリアの修道士・音楽教師である
グイード・ダレッツォ(991頃〜1033以降)が、視唱を教えるために
ut、re、mi、fa、sol、la という音節を使ったそう。
この ut、re、mi、fa、sol、la は、
《貴方の僕(しもべ)たちが(Ut queant laxis)》
という、聖ヨハネ賛歌の詞から取られたものです。
歌詞はこのようになってます♪
♪Ut queant laxis(あなたのしもべが)
♪resonare fibris(声をあげて)
♪Mira gestorum(あなたの行いの奇跡を)
♪famili tuorum(響かせることができるように)
♪Solve Polluti(私たちのけがれた唇から)
♪labii reatum(罪を拭い去ってください)
♪Sancte Johannes(聖ヨハネ様)
この曲は、
第1句はドの音から、第2句はレの音から
というように、1音ずつ高くなっていくので
それを利用して、歌詞の頭文字を取って
音階の音名にしたそうです♪
そのあと…
16世紀頃、Utは発音をしやすくするために
Dominus(支配者、主)の Do に。
17世紀頃、歌詞中の
Sancte Johannes(ヨハネ様)のフランス語であるSancte Ioannes を使った
Si が追加されます。
こうして、
Do Re Mi Fa Sol Ra Si という
今のドレミファソラシドが誕生したのです♪
そして、♪ドレミファソラシドと歌う方法は
Sol、Mi から取って
ソルミゼーション
と呼ばれます。
これが今、私たちの知る
ソルフェージュの元の存在となったのです✨
これから私は、
ソルフェージュに関する面白いこと、
知るともっと音楽が楽しめることを
お伝えできるブログを書いていこうと思います♪
次回はいろんな国のソルミゼーションについて
書こうと思います。
また読んでくださると嬉しいです😊
最後までお読みいただき、
ありがとうございました💕
2023.2.10 ももんがの気まま