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いろんな国のドレミファソ♪

こんにちは!ももんがです。

私たちが歌を歌う時によく使う、
ドレミファソラシド。

さて、ドレミファソラシド
一体どこの国の言葉だと思いますか? 

日本の音楽の授業にも使われているので
日本語かな?と思ってしまいますが、

サウンド・オブ・ミュージックという
有名なアメリカのミュージカル映画でも
Do-re-mi-fa-so-la-tiと歌われていることから
日本語ではないことが分かりますね♪

では、英語でしょうか?
それも違うのです。


前回の記事にて、
ドレミファソラシド
イタリアの修道士・音楽教師である
グイード・ダレッツォが視唱を教えるために

ut、re、mi、fa、sol、la という
今のドレミファソラシドを用いたという内容を
ご紹介しました。

↓前回の記事です♪
よろしければご覧ください☺️

イタリアの人が用いたということは…
正解は、

イタリア語!🇮🇹

でも、
日本
イタリア語が使われるということは、
日本語ドレミファソラシドを表す言葉は
存在しないのでしょうか?

いいえ、存在します! 
それが

ハニホヘトイロハ


です♪

これは47字の平仮名を重複させないで作られた
いろは歌いろは順)が元となっています。


第二次世界大戦の最中だった日本
昭和16年ごろ、文部省によって

敵国の「ドレミ」を使わないために
日本独自の音名を使う「イロハ音名唱法」を
義務付けられるようになり、
ハニホヘトイロハと表されるようになったのです。

しかし昭和21年、文部省によって
イロハ音名唱法を廃止し、
ドレミ階名唱法を使用することが決められました。
(音名唱法とは、鍵盤のドレミファソラシドの位置を変えずに歌う唱法。階名唱法とは、それぞれの曲の中心となる音に応じてドレミファソラシドを移動させて歌う唱法。)

音名(音そのものの名前)は今まで通り、
ハニホヘトイロハの使用が明記されていたので
それが今の日本での音名となったのです♪


日本音名の他にも、
英語の生まれた国であるイギリス
最初に出てきた、サウンド・オブ・ミュージックの生まれた国であるアメリカで使われる
英語での音名が存在します。

英語音名では、不思議なことに
ドレミファソラシド

CDEFGABC

というように
アルファベットGまでの文字を
Cから並べて表します。

英語音名は、
ジャズポピュラー音楽などで
よく使われます♪

コードネームという和音を表す記号も
この英語音名が元となっています。

では、

なぜ英語の音名はアルファベットの
ようにAから始まらず、
Cから始まるのでしょうか?



次回はこの
英語音名並び順の謎と、

英語音名によく似た
クラシック音楽で多く使われるドイツ音名
について書いていこうと思います♪
また読んでくださると嬉しいです😊

最後までお読みいただき、
ありがとうございました💕

2023.2.18. ももんがの気まま

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