ダイアンのよなよなメモリー〜外伝① 初めてのよな木リスナー〜
2018年3月。
『ダイアンのよなよな…初めての公開イベント~もうすぐ4周年!! リスナーの皆さんに直接すーを差し上げます!! ぷぅ~』
ラジオ内でイベント告知があり、ミーハーな私は迷うことなく応募、有難いことに当選した。
知り合いにダイアンや『よな木』ファンがいない為、お笑いもラジオも全く興味がない幼馴染にめちゃくちゃLINEで自慢した。
迷惑がらず一緒に喜んでくれる幼馴染には今でも感謝している。
ありがとーーーーっ!
公開イベント当日。
普段から一人行動は得意であるが、会場に向かう間、ずっとずっと緊張していた。
それには理由が…
SNSで有志のリスナーの方々で公開収録のお祝いにお花を贈る企画があると知り、参加させて頂いた。その支払いをする為、主催者の方とお会いすることになったのだ。
好奇心が勝り、企画に参加したものの、
私は結構な人見知りである。
会場で入場手続きを行った後、支払い場所で二人組の女性に声を掛けた。
名乗ることすら緊張し、頭がボーっとしている。
ラジオネームを自己申告しながら、
何でこんな名前つけたんやろ?
リアルなんなんそいつ?になってない?
いや…もう…すみません…
30匹くらいの猫を被り、和やかな雰囲気で支払いを済ませた。優しい方々で良かった。
イベントまで一時間ほどあった為、近くのカフェへ。すると、先ほどの二人組のうち一人の女性に出くわした。
ひとりぼっちの私に気を遣って下さり「一緒に座りましょう!」と誘って下さった。
や……優しい…
これが初めてのダイアンファンであり、よな木リスナーとのふれあいかぁ…
今思い出しても、
有難いなぁ…
以外の言葉が見つからない。
楽しみですね、緊張しますね、なんて他愛もない話をしているうちに開場が近付き、カフェを後にした。
被った猫は25匹くらいになっていた。
つづく