【子連れセブ旅行】往路フライト 後編
早朝に自宅を出発してから成田空港、そしてセブパシフィックの搭乗ゲートまで、4時間の行程の話(前編)はこちら。
今回は搭乗してからホテルまでのお話です。
5時間のフライト
機内の環境
いざ乗ってみると、窓側の席は壁がせり出していて、圧迫感がありました。
ここを6歳の子どもの席にしておいて大正解。
真ん中に私と1歳、通路側に夫という配席にしました。
座席の間隔は、身長175cmの夫がまっすぐ座ると、膝と前のシートの間に握りこぶしが1つ入るくらい。
座席はリクライニング機能がありませんが、少し傾斜がついています。
あると噂のUSBポートは、行きのフライトではありませんでした。
古い機体だったのかも。
帰りはありました。
あって良かったもの
機内で快適に過ごすため、そして子どもをぐずらせないためにあって良かったものを挙げておきます。
・飲み物
セブパシフィックはLCCなので、水も含めて有料です。
機内で買っても良いのですが、販売に来てくれるのはシートベルト着用サインが消えてから。
離着陸時の耳抜きのために飲ませるのであれば、事前に用意しておく必要があります。
セブパシフィックの場合、飲食物の持ち込みに制限がありません。
飲み物も、保安検査後に買ったものであれば持ち込むことができます。
我が家は空にしておいたストローマグやペットボトルへ、ゲート前の給水機で水を入れました。無料です。
・防寒具
機内は噂通りの極寒でした。
頭上のエアコン吹き出し口から、終始冷たい風が吹き出しています。
向きや風の強さを変えることはできず、特に真ん中の席は冷風が直撃。
私はパーカーを着てフードをかぶり、子ども達にもウィンドブレーカーを着せました。
それに加え、眠り始めてからは授乳ケープも兼ねて持ち込んだおくるみをかぶせました。
なお、暑がりの夫は半袖短パンのままでも快適だったそうです。
・タブレット、スマホ、ヘッドホン、おもちゃ
普段はあまりゲームをやらせていない我が家ですが、この時ばかりは解禁!
ネット環境がないところでも遊べるゲームを、タブレットに入れておきました。
この他、AmazonPrimeで映画やアニメ、YoutubePremiumで1歳のお気に入り動画をいくつかダウンロード。
うちで子ども達が使っているタブレットはこれです。
6歳は日頃から外出先で使っているマイヘッドホンを持っていきました。
最大音量の制限がかかるので、子どもにも安心です。
息子のは無線タイプ。
有線タイプは半額くらい、2000円台で買えます。
1歳にはまだサイズの合うものがないので、音ありで観たいと訴えてきた時には、イヤホンを顔のそばへ持っていってあげました。
耳に直接入れなくても、音漏れして聞こえてくる分で十分満足できるようです。
モバイルバッテリーもあって良かったです。
モバイルバッテリーは、預け入れ不可ですが、容量が小さいものなら機内に持ち込めます。
規定はここに書いても変わる可能性があるので、セブパシフィックの公式サイトを見るのが確実かと思います。
この他、シールブックや迷路なども持っていきました。
・お菓子
子ども用の小分けパックのお菓子を、6歳のリュックサックにいくつか詰めていきました。
これも普段はあまり与えていないのですが、この時は「ある分は好きなだけ食べていいよ」ということに。
これも良い気分転換になったようです。
子ども達の様子
はじめは窓の外や機内をもの珍しげに見ていた子ども達ですが、あっという間に飽き、ゲームやシールブックに夢中。
1歳に至っては「オショラ、コワイヨー!」とのことで、離陸以降は窓の外を見ようともしませんでした。
それでも気圧の変化に泣くことはなく、途中2時間ほどは2人とも寝て、親もその間に休めたので上出来。
平和に過ごしてくれてありがとう、の気持ちでした。
機内食と機内販売
直前まで注文するか迷ったのですが、初めてのセブパシフィックだったので食べてみたくて、大人の分として2食、注文してみました。
離陸後、シートベルト着用サインが消えてから程なくして提供されました。
日本時間の10時くらいかな。
欲を言えば、お昼ごはんの時間に食べたかったのですが…笑
ビーフアドボは、やわらかくホロホロに煮込まれた牛肉と、雑穀入りのごはんでした。
ごはんは半分くらいが1歳のお腹の中へ。
お肉は味が濃い目(大人には美味)でしたが、柔らかかったので1歳も少しだけ食べました。
チャーシューチキンもおいしかったです。
八角の味がして、台湾旅行を思い出しました。
一緒に入っているチャーハンは、少しスパイシーで、小さな子どもには向かないかもしれません。
全体的に量は控え目。
搭乗前に朝食をたくさん食べておいてちょうど良かったです。
あっつあつで美味しかったけど、このサイズでこのお値段なら、次はコンビニで買って持ち込みでも良いかなぁ。
(成田→セブのフライトでは1食1100円。セブ→成田のフライトでは320ペソで、この時のレートだと800円台。日本発の便も同じ価格にしてほしい…)
予約不要の機内販売で、カップ麺やパンを買っている方もいました。
メニューはこんな感じ。
「日本円を出すとフィリピンペソでおつりがもらえる」という体験談を読んだことがあったのですが、私が乗っていたフライトでは、「おつりがないので、おつり相当の金額の品物を選んでください」と言われていました。
1000円分ぴったり、今のレートだと370〜400ペソくらい購入するつもりなら、良いかもしれませんね。
なお、味覚に関して慎重派の6歳は機内食を食べず、持ち込んだサンドイッチを食べていました。
機内クイズ大会
機内食の提供後、機内でCAさんによるクイズ大会が始まりました。
指定された物を早く出した人に、景品がもらえるというもの。
"Boarding Pass!!"という単語が聞こえたので、サッと頭上に出してみたら、セブパシフィックのロゴが入ったポーチがもらえました。
往路にしてお土産1品目。
到着~空港を出るまで
セブマクタン国際空港には、定刻に到着しました。
降りるのは子連れでも優先ということはないので、荷物をまとめ次第、他の方と一緒に並んで降ります。
入国審査まではベビーカーなし
ベビーカーはどこで受け取れるのか尋ねてみたら、他のスーツケースと一緒とのこと。
入国審査まではベビーカーがなく、抱っこで進むことになります。
とは言え、他に到着時刻が重なる便がなかったのか、ほとんど並ぶことなく通過でき、さほど苦ではありませんでした。
ベビーカーが出てこない!?
入国審査を通過したら、荷物のピックアップです。
スーツケースはすぐに見つかったのですが、待てど暮らせどベビーカーが流れてこず、最後の荷物が出てきても見当たらない…
もしや積み忘れた?
不安になりながらウロウロと探していたら、「あ!あれベビーカーじゃない!?」と息子。
複数の家庭のベビーカーが、1つのカートに積み上げられた状態で、ポツンと置いてありました。
息子の声が聞こえたのか、他のご家族も集まってきて「探してたんです!ありがとうございます!」とそれぞれベビーカーをピックアップ。
お役に立てたようで何よりです。
セブ(マクタン)行きのフライトでベビーカーを預ける方、レーンを流れてこない時は、レーン周辺のカートに積まれていないか要チェックです。
空港のトイレは綺麗
荷物を受け取った後、交代でトイレへ行ったのですが、清掃が行き届いていてきれいでした。
トイレットペーパーもハンドソープもジェットタオルもあります。
初めてのGrabでホテルへ!
ベビーカーを無事回収し、税関審査へ。
e-Travelを済ませてあったので、QRコードをかざすだけでスムーズに通れました。
ここでの会話は子どもの年齢や名前を聞かれたくらい。
家族4人分のQRコードを順番に提示したので、それぞれ誰が誰なのかを確認したのだと思います。
税関審査を済ませたら、いよいよ空港の外へ。
出るとホテルやツアーのお迎えの人がたくさんいました。
両替やキャッシングで現地の通貨を獲得しておきたい人、SIMを購入したい人などはここで用事を済ませますが、私たちは楽天モバイルなのでスマホはそのまま使えるし、現金を使う予定もなし。
このタイミングでGrabを呼びました。
7分待ちとのことで、その間に乗降場所へ移動。
Grabの待ち合わせ場所は、黄色いタクシー、白いタクシーの乗り場のさらに先です。
待っていたら、アプリに表示されたナンバーの車が、時間通りに来てくれました。
荷物の積み込みも手伝ってくれて親切!
4人乗りと6人乗りが選べますが、スーツケースや荷物があるので、6人乗りでちょうど良かったです。
途中、ドライバーさんが買い物をしたかったらしく、本来の経路を外れてフルーツスタンドへ。
"I'll buy some fruits!!"と言いながら消え、2分後くらいにスイカを持って戻ってきました。
想定外の自由さにちょっとびっくり…!
遠回りとお買い物で時間は余分にかかりましたが、料金は配車時に表示された価格のままでした。
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