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数字を書くのはバンジージャンプと同じくらい勇気がいる

娘(2歳10ヶ月)はくもんに通っている。
くもんに通っている理由などはまた改めて書くとして、現在数字を書く練習をしている。

数字を書く練習を始めて早2ヶ月弱…
だいぶ書けるようになったが、2、5、6、8はまだ始点を書いてあげたり、最初のカーブを書いてあげたりしないと書くことができない。

2ヶ月も経つと、さすがにそろそろ自力で書いてごらんよ、
2も3もさほど変わらないよ…
などと思ってしまうことがある。

ただ、一生懸命書こうとしている彼女をみて気付いたことがある。

6や2などまだ書けない数字を書く時に葛藤しているのだ。

鉛筆をどこに置いたらいい?
どう手を動かしたらいい?
…わからぬ!書けん!!!
と私たちから見たら『書けない』という事実の一瞬でたくさんの思考を経て葛藤しているように見えた。

鉛筆を紙に置いて思うように動かす、
というのは大人のわたしたちにとっては何百何千何万回としてきたことなので、なぜできない!?と思ってしまうけれど、

彼女達にとってのそれは、大人にとってのバンジージャンプと同じくらい勇気のいることなのかもしれない。

いきなりバンジージャンプをしろ!
と言われたら大人でも1時間でも2時間でもためらうだろう。

だが、縁石の上から飛んでみるところから始め、徐々にレベルを上げていったら飛べるようになるかもしれない。
(飛べないかもしれないけど、いきなり飛べ!と言われるよりはハードルが下がるとは思う)

なので、私は基本的に娘に甘い。
激甘である。

他のお母さん方が「自分で書いてごらん」と若干いらだちながら促す中、私は平気で手助けする。(幼稚園児以下は母子同室の教室です)

なので、他の子が1時間も鉛筆を持ったまま葛藤している中、娘は20分程度で学習を終えてパズルなどの知育玩具で遊んだり絵本を読んだりして過ごしている。

自分でやることがすごい、良しとされる中で我が家のやり方は微妙なのかもしれない。

だが、幼児教育をしている以上、勉強をキライにさせては本末転倒だと思っているので、我が家はしばらくこのスタイルでいこうと思っている。

もし我が子の鉛筆が止まっている…などでお悩みの方がいたらイライラして爆発する前に助け舟を出してみてはいかがでしょうか?

大人だっていきなりバンジー飛べ!と言われたら怖いのだから。

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