【フランスで育児5ヶ月目】買っちまったぜ!THULEスポーツベビーカー!
5ヶ月が終わり、そろそろ生後半年を迎えるべべちゃん。
そろそろデビューしてもよい頃だ。
THULE のChariot cross(1人用)ついに買ってしまった!
結論からいうと、買って正解だった!!
【こんな人におすすめしたい!】
✅️普段から5キロ以上の長距離を歩く、走る人。
✅️自転車に繋げて走りたい、自転車大好きな人
✅️小雨でも外にでたい人
✅️丘や森、砂利道を歩くことが多い人
✅️郊外に住んでいる人
✅️バスや電車にあまりのらない人
✅️旦那さんと兼用で使いたい人
✅️普通のベビーカーだと使いづらい長身の人
いくつか当てはまる人におすすめしたいベビーカーだ。
出産前からこれを買うために、こつこつ貯めてきたお金をどーんと使って手に入れてやりました!
なにがすごいかって、アウトドア好きの人に作られたハイパーベビーカーなのだ!
ウォーキング・ランニング・バイク・スキーと1台で4つのエクササイズが出来てしまう!!(私はスキーはしないけれど)
【買いたかった理由】
出産を期に毎日10キロ歩くようにしていた習慣が産後も続き、距離は少し減ったものの歩く習慣を続けていた。(外にでて歩く事は産後鬱予防にも役だった)
現在のベビーカーは2万5千円のもので、折り畳めるし買い物に行く分には使いやすい。しかし毎日歩いていたせいか半年もたたずにタイヤがガタガタしてきて押しづらくなってきた。
1、2キロ歩くなら丁度いいけれど5キロ以上楽に歩けるスムースなタイヤがほしい。それに道の小さな段差もいちいち止まったりしないで歩きたい。。そして1歳過ぎたら自転車に繋げてサイクリングをしたい。。
【スェーデンの雪道でも走れる作りのベビーカー】
ということで決めたのがTHULE のChariot cross(1人用)
THULEはスェーデンの発祥のブランドで、ガチアウトドアの人向け用のしっかりした作りになっている。雪道や山道にも対応できるよう振動を逃がすしくみが施されている。
以前オーストリアに旅行にいった時、多くの人がこのベビーカーを使っていたのを目にした。雪道では普通のベビーカーは押すのが大変だからだ。
お店で試しに走らせてもらった時、指一本でスルルーと走ってしまうぐらい軽く、楽に走れることに驚いた! が、値段にも驚いた!
シングル(1人用)で約16万!ベビーカーで16万!高すぎやしないか!?と背中を丸めて店をあとにしたオーストリアでの苦い想い出。。
(現在は13万ぐらいまで値下げされているみたい、、)
その後も5、6万ぐらいのちょっといいやつにしようか考えていたが、べべちゃんは大きく重たくなってくるし、毎日使うものだからいい物にしよう!と決めて購入!
【開封】
でか!しかし持ち上げてみると思ったよりも軽い。
箱を開けるともうベビーカー。(ベビーカーに見えないけど)
箱には自転車とくっつけられる棒やら、雨用のカバーや日よけカバーなど結構色々入っていた。自転車にくっつけられるのは1歳後らしいから、とりあえずオリジナルの状態にする。
本体を伸ばして持ち上げたら完成。
【紹介】
<タイヤ>
後輪は空気を必要とするタイヤで、専用の空気入れが必要なため近くの自転車屋さんで10ユーロで購入。
長距離を歩く時、空気が必要になるかもしれないから持ち運びができるものを購入した。(実際は毎日5キロ程走って、10日に一度ほど空気をいれている)
<持ち手>
持ち手は3段階に高さが変えられる。背の高さが異なる人とも共用できるし、長距離を移動する時、持つ高さを変える事で使う筋肉が変わるので、大変助かっている!
<背面>
2段階に倒す事ができる。(飛行機の座席ぐらいまでしか倒せない)
残念ながら完全にフラットにできないので、お昼寝がまだ必要な6・7ヶ月の時は少し可哀想だった。9ヶ月の現在でも、ベビーカーで寝る時は頭の横にクッションを置いたりして調節している。
【すごい所】
<大きい>
タイヤが大きいお陰で、押すというより支えるだけで走ってくれる。横幅も広いから安心感がすごい。
<春秋冬に大活躍>
前横後ろ上完全に閉めることができるから、小さな部屋を運んでいる感じ。先週ハイキングで森を歩いていたとき、草木や虫が入らずにすんだ。夏場は蚊除けにもなる。
・付属で日よけが付いている
日差しが強いときは付属の日よけを使用する。ただし真っ黒な布なので、赤ちゃんの視界が遮られるのが残念!
・冬はかなり暖かいし、レインカバーをかければさらに暖かい。
付属のレインカバー(説明書には99% UV-A,UV-Bカットと書いてある)は上から下までぴっちりしまるので、雨漏れの心配はなし。しかし若干ベビーカー内が蒸れるので、熱中症防止のため夏場は使わない方がいいかなと思った。(スエーデンで使う用に設計されているから、その辺は個人で調節する必要がある)
左右、後ろとすこし通気性が悪いので真夏に使うのは避けたい(とくに蒸し暑い日本では)ミニファンなどを付けたら使えるかな?湿度の少ないフランスでは使えそうだが。。
・4歳まで使える大きさ。
生後6ヶ月(首がちゃんと座っている)~4歳(最大22キロ、111cm)まで使用可能とのこと。6ヶ月以下で使用する場合は、別売のシートサポーターを使用する必要があるらしい。
・収納
後ろには小さな収納(2キロまで)と大きな収納(4キロまで)があり、小さい方にはオムツが入ったポーチを挟んでいる。ここに色々積めると通気性が妨げられるので夏場はあまり入れないようにしている。
大きい方には牛乳や、2リットルの水などいれても大丈夫なサイズで長距離を歩くときには大変役立っている。この大きな収納は使わないときは畳んでおける。ランニングをするなら畳んでおいた方が足の幅を広くとる事ができるから、何も入れない方がいいだろう。
ベビーカー内にはシートの左右横に小さなポケットがついている。ミニタオルや、おしゃぶりなど入れるのに丁度いいサイズだ。
【自転車とくっつけてサイクリングしてみた】
ベビーカーを購入すると自転車に繋げられるアイテムもついてくるので、1歳になる時期に自転車と繋げてみた。
初めは少し時間がかかるが、慣れてくると3分程で付けられる。
小さなタイヤの前輪を外す事で、大きな後輪タイヤのみで走り振動が軽減される。普通のスピードで走ってもべべちゃんは快適そうだった。むしろ寝てくれた!
動画で見てくれる方はこちらをどうぞ↓(*´ー`*)
【悪い点】
・大きすぎる
フランスのエレベーターにははまらない。(日本のエレベーターは規定で全て同じサイズらしく、日本で使っている方のブログでは使用できたとのこと。)
そして、日本のバスや電車に乗り入れるのは至難の技だと思った。車イスよりも幅があるので、絶対に使いたい人は購入前に調べておいたほうがいい。(ちなみに、購入後にフランスの自宅のエレベーターに入らなかったため、毎回乗り込む時は後輪を外し乗っている。)
同じメーカーのもう少し小さいベビーカーでもよかったかな、と思いつつハイキングする時は色々積み込めるのでこちらで正解だった。
・ドリンクホルダー、スマホフォルダーなどの付属品がない。
オフロードを走るように設計されてるため、普通のベビーカーに付けられるような付属品がないのは少し残念な所。
・段差が苦手
押す分には軽くて楽なのだが、大きくて重さがあるので一人で完全に持ち上げるのは男性でも無理だ。2、3段の大きめな段差なら降りるのは(頑張れば)可能だが、上るのは不可能に近い。
この前、郵便局に行ったとき入り口に3段の階段があったのでどうしようか考えていたら、すかさず赤ちゃん連れの男性が手伝ってくれた。バスの乗り降りでも毎回誰かが声をかけてくれる。
(大き過ぎるので誰が見ても階段の乗り降りが無理なので、手伝ってくれる人が多い。のは良い点ではある)
・街中には向かない
長距離を移動する用なので、歩きながら赤ちゃんの顔を見ることができない。
そして虫除けのネットを張っているので、ちょくちょく防止を被せたり脱がせたりなどする時は、毎回ネットを(ジッパータイプ)開けて、閉めるようにする必要がある。(たまにめんどくさかったりして、開けっぱなしにする事もある)
パリの街中で使った事があるが、パリは石畳の道や細い道、段差や階段があるため使いにくかった。しかしレストランやスーパーなどに乗り込んでも迷惑そうな顔をする人がいない&手伝ってくれる人ばかりで気持ち的には楽だった。(それよりも大きくて驚かれる事が多い(笑))
日本では使った事はないが、東京で使ったら嫌な顔をされそうだなと勝手に想像する。なのでおおらかな外国でなら正直どこでも使えそうだなと思った。
東京のど真ん中に住んでいる方にはあまり勧められないが、郊外に住んでいる人にはかなりお勧めしたい一品だ。とくに寒いエリアに住んでいる人にはベストだと思う。(最近夏場は異常時な暑さなので、ミニファンを忘れずに!)
産後半年以内はハードな運動は勧められないが、その後は少しずつ歩いたりして育児のストレス発散をしてほしい。そのために快適に歩いたりジョギングするのにThuleは最高なベビーカーだとおもう。
Thuleは他にも小さめなジョギングベビーカーなどもあるので、自分の生活に見合ったベビーカーを見つけ出して快適な育児ライフを送って貰えたら嬉しいです。