【🇺🇸④】オペア準備〜ホストファミリー探し編〜

こんにちは。アメリカのカリフォルニア州でオペア留学（住み込みの有償ベビーシッター）中のあもかです。今日は、いまのホストファミリーにした決め手について書いていこうと思います。

オペア留学ってなに？そんな方は、よければこちらをご覧ください。

渡米希望の半年前にインタビュー開始？

わたしは2024年6月から、カリフォルニアでオペアとして働いています。エージェントに提案されていたスケジュール目安をもとに、2022年12月から保育経験や書類の準備をしました。

渡米希望　4〜5ヶ月前
書類の提出（保育推薦状や無犯罪証明書、指定のフォーマットで通院先の診察書など）
プロフィール完成
　　↓
3ヶ月前
ホストファミリーと面談開始
　　↓
24年6月までにホストファミリー決定・ビザ申請・渡米準備（0ヶ月前）

エージェントに推奨されたスケジュール

ファミリーに求めたこと

わたしがホストファミリーに求めていたことは以下の通りです。

◯小学生以上の子どもがいる（英語力向上）
◯英語のみの環境かどうか
◯休みの日に使えるオペア用の車があるか
◯子どもは2人以上（病み対策）
◯話し合える家族か
◯持病への理解
◯希望時期が合うか
◯過去のオペアからの評判

アメリカに行きたい！というよりは、アメリカを拠点に世界一周の前半戦をしたい！生活費くらいは稼ぎたい！そう思って選んだ国です。

どの州がいいかは希望ありませんでした。

インタビューの流れと具体的なスケジュール

◻︎2023年12月25日　書類を提出
◻︎2024年1月2日　プロフィール公開
◻︎1月4日　初オファー（サイトとメールで通知）
プロフィール確認。興味があるなと思い、記載のメールアドレスに連絡。インタビューの日程を調整。
◻︎1月7日　初回インタビュー
オンラインで1時間半、主にホストパパと話す。
めっちゃいいやん！となるものの、比較対象を求めてファミリー探しは継続。

その後6オファーもらい、1オファーは完全日本語で過ごして欲しいとの希望でメールで辞退。5家族にインタビュー、その内2家族とは2回インタビューしました。

◻︎1月30日　エージェント経由で、現ホストファミリーからオファー&わたしが快諾。マッチ成立と言う流れでした。

インタビュー依頼メールの例文

Dear Mrs 🩷　and Mr ⭐️

I am 名前
I am looking for a family of Aupair who can start from 希望時期.

Thank you for reading my profile and selecting me to interview.

I live in Japan, 都道府県　with my family. I work at  〜◎月まで〜という仕事をしてます. I live to play with children and take care of them. To improve my English, 〜という夢があるので、それに向けて I will be an Aupair in America.

I read your family information. Children are so cute and I want to know more about your family.

When are you available to meet?
I am available on 日にちth 曜日　after ◯時 in Japan time
→📚日にち after △時 at CA time

Weekday from ◯時　in Japan time
→🐸日にち in CA time.

I am sorry some time are so midnight in your country.

My Skype ID is : スカイプID書く
I am excited about becoming an au pair and look forward to the opportunity to speak with you and learn about your family.

Sincerely,
自分の名前

ネットで見たか、chat GPTに作ってもらった

マッチしたのはどんな家族？

1月4日にはじめてオファーをくれた家族です。

◎カリフォルニア州在住
◎パパ、ママ、9歳の男の子、5歳の女の子

Intraxは一度にオファー受けれるのは2枠まで。2家族からオファーが来ると、一定期間（確か72時間）はホストファミリー側のサイトに表示されなくなります。時間が立つと、「過去にオファーがあった家族」の枠に移動し、新規で新たにオファーが来ます。

わたしは、初インタビューのときからこの家族に惹かれていましたが、ほかの家族と話して一層、ここ合うなと思いました。

なぜこの家族にしたのか

「ファミリーに求めたこと」が全て当てはまったからです。

インタビューも、普段のやりとりも、ほとんどホストパパとしていましたが、1聞いたら50返ってくる丁寧さや、インタビューで話した子どもたちの雰囲気、少しだけ話したママの明るさに惹かれました。

直近のオペアがホームシックで数ヶ月で帰ってしまったと聞いていたため、やばい家族なのか？と思いましたが、その前のオペアの連絡先をもらい、好評だったのも影響しています。

合わない＝ブラックリスト　ではなく、相性の問題もあると思います。

個人的見解

2回目のインタビューの時に、オペアになって欲しいと言われ、早くても6月になる。と伝えました。
オペアなしの状態が続くのは厳しいけど、待つ。と言ってくれて、ここに決めました。

インタビュー前後にしたこと

前〜家族の情報、聞きたいことをまとめる

・家族構成、どこに住むか、事前にわかっている情報を書き出してまとめる
・自分が聞きたいことをまとめる

インタビューで聞いたこと
・なぜオペアが必要なのか
・オペアに求めること（精神面、業務面、教育面）
・1日のモデルスケジュール
・子どもたちは普段どんな遊びをするか
・今までオペアはいたのか（繋いでもらうため）
・子どもにどんな大人になって欲しいか（教育方針の確認）
・長期休みはサマーキャンプや旅行があるのか
・オペアカーはあるか、好きに使えるのか
・門限やファミリールールはあるか

片方の親だけと話す時は、別の時間でもうひとりとも話す時間をもらうようにしていました。また、インタビュー内で極力子どもとも話して、画面越しに必死に相性を感じ取ろうとしました。（無理）

〜インタビュー中〜

とにかく録音！証拠保全と、聞き直してより深く理解するために、全インタビュー録音しました。
（聞き直す日は来なかった）

後〜お礼メールや感想を書き出す

終わるとすぐにお礼のメール。いいなと思った家族には、もう一回話さない？と付け加えました。

話したことや、感じたことを書き出して、インタビューした家族と生活する姿が想像できるかを考えました。

5組インタビューした中で、1番アメリカで生活する自分がイメージできて、この子たちの世話をしたい！と思ったのがいまの家族でした。

行ってみて合わなかったら変えればいい

オペアにはリマッチという制度があります。

リマッチとは、家族を変えるということです。もう一度プロフィールを公開して、新しいファミリーを探すことができます。しかしIntrax （米国名:Aupair Care）の場合、リマッチ期間は2週間。その間に次の家族が決まらなければ、強制帰国というデメリットもあります。（リマッチ期間はエージェントによって異なります。）

リマッチは、生活が合わない、子どもと相性が悪い、言葉のすれ違いでトラブルになった、純粋にやばいファミリーだったなど、理由はさまざまです。

家族や、担当のエリアディレクター（現地スタッフ）と話し、解消しよう。となると、再度プロフィールが公開され、次の家族を探すことができます。

日本でどれだけいい家族とマッチしても、やはり行ってみないと分かりません。転職活動と一緒。話し合っても無理で、合わなければ変えればいい。それくらいの精神でいいと思います。

ほかにどんな家族からオファーがあったのか

他にどんな家族からオファーがあったのか、なぜそこを選ばなかったのか、独断と偏見を羅列していきます。

B家
パパ、ママ、3歳の男の子
ニュージャージー州
ママが日本人で、日本語での子育てを希望。
→メールの時点でお断りをした。

C家
パパ、ママ、9歳、6歳、4歳の女の子3人
カリフォルニア州
アジア系の家族
インタビュー1回

パパママの雰囲気良くて、前任の日本人オペアがフル期間の2年いたこともあり、第二候補だった。
2回目インタビューの約束するも、その前に現ホストファミリーからオファーがあったため、こちらは辞退。

D家
パパ、ママ、10歳の女の子、5歳の男の子
カリフォルニア州
アジア系家族
インタビュー2回

親身に話してくれて、ペット飼ってて（そこかよ）いいなと思ったものの、食生活（ヴィーガン）が合わない気がして2回インタビュー後にお断りメール。

E家
パパ、ママ、4歳の男の子、2歳の女の子
ニュージャージー州
アジア系家族
インタビュー1回

教育熱心で、子どもはスマホやテレビは一切禁止。かなりの綺麗好きな印象を受け、汚部屋のわたしは無理だ。と判断。

F家
パパ、ママ、4歳の男の子、2歳の女の子
カリフォルニア州
アジア系家族
インタビュー1回

近くの親戚や家族との交流が盛ん。日中はずっと2歳児と2人きり。ハードルが高すぎると思い辞退。

このホストファミリーに縁があったんだろうなと思っています。でも、インタビュー期間中は仕事の合間を縫って連絡したり、時差の兼ね合いで早朝からオンラインで話したり、終わりの見えない生活に疲れ果てていました。

どうか焦らないで

バックグラウンドが全く違う人たちとの生活。なにかしらの妥協は必要になります。

でも、かならず「あなたがいい」と言ってくれる家族に出会えます。

渡米して2ヶ月。ぶっちゃけどうなの？

もうすぐアメリカに来て2ヶ月が経ちます。ひとつ屋根の下で暮らし、働き、ぶっちゃけどうなのか？

正直大きな不満がない。と言うのが現状です。

兄弟げんかに巻き込まれたり、自分の英語力のなさに落ち込んだり、日本の家族が恋しくなることは山のようにあります。トラブルが起きるたびに「もう無理だ。1年で帰ろう」って思うし、特に夏休み中の今は1日中育児で、数分おきに時計を見ています。

大変な生活であることは確か。

でも、それ以上に得るものが大きい。

結婚＝墓場のわたしのイメージを、この家族はぶち破ってくれました。こんな夫婦になりたい。という理想像が、いまのホストペアレンツです。

好きな時に日本食が食べれて、子どもと食の好みが似ているので、偏食なはずのわたしが食ストレスはほぼゼロ。

なにより、会社員のころは「明日が来なければいいのに」と毎晩憂鬱になっていましたが、オペアを始めてから、あの頃のように絶望したことがありません。（する暇もない笑）

2年目も延長するのか、全くわかりません。

プロフィールが公開されて、ホストファミリーに求めるものをリストアップして、慎重かつ丁寧にインタビューをして本当に良かったと思っています。

オペアをしようとしている誰かの参考になれば嬉しいです。

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今日もしっかり子どもに泣かれました。

無事に生かせたから大丈夫。

それくらいのレベルで日々生きています。