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ステーキングはどこでやる?バイナンス vs ステークプール

ステーキングの方法は大きく2つあります。

① バイナンスの取引所でステーキング
② ウォレットを作成してステークプールに委任してステーキング

それぞれのメリットデメリットを出してみて、詳細の説明をしていきます。

バイナンスステーキング

メリット(バイナンスステーキング)

・年率の報酬が高い(2021/08/15現在)
  ・ 30日: 5.09% 最大枚数50万ADA
  ・ 60日: 7.79% 最大枚数50万ADA
  ・ 90日: 8.38% 最大枚数50万ADA

デメリット(バイナンスステーキング)

取引所にADAを置いた状態になるのでセキュリティー面が少し不安
  ・取引所ハッキングの可能性
  ・不正ログイン
日数の期間があるので、終わったら再度登録する必要がある
必ずしもステーキング枠が空いているとは限らない
ステーキングを解除して戻ってくるまでに1~2日かかる
途中で解除したら報酬は「0」になる
バイナンスプールに集まりすぎて中央集権となってしまう

ステークプールに委任してステーキング

メリット(ステークプールステーキング)

カルダノ専用ウォレットを使うのでセキュリティー面が安全
一度委任したら基本放置で問題なし
ロックではないのでいつでも売ろうと思えば送金して売れる
分散に繋がる
  ・セキュリティが上がる
  ・色んなプールが処理をすることになるので処理速度が上がる
  ・この上記2つによって、ADAとしての価値が上がり価格上昇も望める

デメリット(ステークプールステーキング)

年率の報酬5%になるので、バイナンスと比較すると劣ってしまう
専用ウォレットをインストールしないといけない
ステークプールが多すぎて選ぶのが大変
復元ワードの管理

バイナンスステーキング詳細

メリット(バイナンスステーキング-詳細)

・年率の報酬が高い
まず通常のステーキングの年率は5%程です。
ロック期間で報酬が変わってきます。
30日は5.09%は、普通のステーキングと同じ年率。
60日は7.79%は、まぁまぁ高め。
90日は8.38%は、かなり高め。

これだけ見れば60日~90日で委任したくなる気持ちもすごい分かります。
30日は普通にステーキングするのと変わらないのでメリットなしです。
では続いてデメリットの詳細を見ていきましょう。

デメリット(バイナンスステーキング-詳細)

・取引所にADAを置いた状態になるのでセキュリティー面が少し不安

・取引所ハッキングの可能性
もちろんそれなりに対策はしているのでしょうが、可能性は0ではありません。別取引所ではありますが、ハッキングされて暗号通貨が盗られてしまったことも起きたことがあります。
・不正ログイン
取引所がハッキングはされないにしても、取引所にADAを置いたままになってしまうので、誰かに不正ログインされてしまうと、どこかに送金されてしまう可能性も起こりえます。
・日数の期間があるので、終わったら再度登録する必要がある
30日/60日/90日とそれぞれ期間があるので、期間が終わったら再度登録をする必要性が出てきます。
・必ずしもステーキング枠が空いているとは限らない
再度登録の際に必ずしもステーキング枠が空いてるとは限らないので、その場合は枠が空くまで待つ必要がありそうです。
・ステーキングを解除して戻ってくるまでに1~2日かかる
価格が急騰して、いざ売ろうと思った時にすぐには売ることができません。解除して売れるようになるまでに1~2日は時間がかかってしまいます。
・解除したら報酬は「0」になる
バイナンスのステーキングを途中で解除をした場合のステーキング報酬は「0」です。
・バイナンスプールに集まりすぎて中央集権となってしまう
バイナンスプールはかなり大きく何個も同じようなプールが存在します。大きなプールに委任が集まることは、中央集権化になってしまい、セキュリティーは低下します。分散化を進めようとしているカルダノのシステム的には的には良くないことです。

バイナスはなぜ高い報酬を出せるのか?

おそらくですが、それだけ解除をする人が多いのではないかと考えております。ステーキングの報酬はウロボロスのシステムによりどのプールも年率5%に落ち着きます。それなのに、それだけ高い年率の還元ができるということは、ステーキングを解除してしまっている人が一定数は存在するとしか考えられません。その解除した分の報酬が、他のみんなに分配してうまくシステムを回しているのだと考えております。あくまで推測です。

ステークプールに委任してステーキング詳細

メリット(ステークプールステーキング-詳細)

・カルダノ専用ウォレットを使うのでセキュリティー面が安全
セキュリティーはかなり高いとされています。長期での場合なら間違いなく専用ウォレットに入れて管理したほうが安心できます。
・一度委任したら基本放置で問題なし
特に委任先を変更することがなければ、自動的に再度同じプールに委任され続けるので、基本的に放置で問題ないです。
・ロックではないのでいつでも売ろうと思えば送金して売れる
ステーキングのロックがないので、売ろうと思えばすぐ取引所に送金して着金次第、売ることができます。

・分散に繋がる

・セキュリティが上がる
カルダノネットワークを乗っ取るには51%以上のノードのデータベースにハッキングをしてデータを一斉に書きかえる必要があります。
分散されていればされているほど、カルダノネットワークを乗っとることが難しくなるためセキュリティが向上します
・色んなプールが処理をすることになるので処理速度が上がる
ビットコインでは数えるほどの大きなプールが処理をしている状態になっており、どうしても処理が詰まってしまい、処理が遅くなってしまっています。
分散することで小さなプールでも処理をすることになりますので、処理が詰まることがなくなるので、処理速度が上がります
・この上記2つによって、ADAとしての価値が上がり価格上昇も望める
セキュリティー上昇と処理速度が担保されれば、ADAとしての価値を高めることになるので、価格上昇にも繋がると思っています。

デメリット(ステークプールステーキング-詳細)

・年率の報酬5%になるので、バイナンスと比べると劣ってしまう
バイナンスは5%~9%になるので年率報酬で比較すると劣ってしまいます。
・専用ウォレットをインストールしないといけない
「ダイダロス」や「ヨロイ」をインストールする必要があります。やり方は簡単なのでやり方が分かればすぐ出来るのですが、最初は少し手間に感じてしまう人もいるでしょう。
ウォレットのインストール方法を書いていますので、まだされていない方は参考になるかと思います。https://note.com/momo_ada_pool/n/nd51dcbc4e935#kE3kq
・ステークプールが多すぎて選ぶのが大変
2,900以上ものステークプールが存在します。最初はどのプールに委任したらいいのか少し戸惑うかもしれません。
ステークプールの選び方の記事も書いてますので、参考になるかと思います。https://note.com/momo_ada_pool/n/nef1e7a1469e6
・ウォレット復元ワードの管理
復元ウォレットが漏れてしまうと、誰でもウォレットが復元できてしまうので、厳重な管理が必要です。紛失にも気をつけなければならないです。

まとめ

批判する訳ではないですが、バイナンスでのステーキングは中央集権状態になってしまうので、あまり良い状態とは言えないです。

ADAの現在の価格は約200円です。5,000ADAもあれば100万円近くになります。そんな大事な資産のADAを取引所に置いたままにしておいていいのでしょうか。

取引所自体のハッキングの可能性やアカウントへの不正ログインの可能性を考えたら、カルダノ専用ウォレットにADAを移動して管理するのが安心できると思います!

どんどん分散することでADAとしての価値も高まりますので、ホルダーみんなで分散の意識をすべきです。

目の前の利益でなくて、長期的にみればADAとしての価値が上がる方が絶対に嬉しいですし、そのほうがみんな幸せになれます!

こちらの記事を読んで、少しでも分散に繋がると良いなと思っています

【MOMO ADA POOL】ではTwitterで活動をしているので、カルダノに関する不明や疑問点はコメントでもDMでも聞いてもらえれば、分かる範囲でお答えさせていただきます。
何かあった時や分からないことをいつでも聞ける存在というのは安心できるかと思います。

【MOMO ADA POOL】についてのプール運営情報の記事も書いていますので、良かったらそちらも読んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!