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トゥールーズの町並み


トゥールーズってどんなところ?

フランスの町でその規模の割にはあまり日本人に知られてない場所ですよね。

  • フランス第4の都市でオクシタニー地域圏の中心地

  • 航空宇宙産業の町 エアバスの本拠地、フランス国立宇宙センターがある。

  • 赤レンガの建物が多く、「バラ色の町」として知られている

  • スミレの花とパステル青色が有名

  • 郷土料理はカスレ

  • ラグビーの都市

フランス第4の都市

現在は人口約50万人。航空宇宙産業や、豊富な大学などのおかげでトゥールーズに移住してくる方は多いです。

ピレネー山脈と地中海が近く、夏は海水浴やキャンプ、冬はスキーなどが楽しめ、自然豊かな場所でもあります。

トゥールーズの人達をトゥルザンと呼びますが、お店の人たちも温かい方が多く、トゥールーズに観光に来られた方は口を揃えてそう言います。


サンジョルジュ広場

航空宇宙産業がさかん

エアバスの最終組み立て工場があり、エアバスビジットというツアーでA350とA321の工場見学ができます。

ベルーガという飛行機の部品を運ぶ貨物機がトゥールーズの空を飛んでるのをよく見ます。
かわいらしい顔した白イルカです。

宇宙のテーマパーク シテドレスパスがあるのですが、こちらは入場料の割にはそれほど大したことはないかなというのが印象でした。


ベルーガ

バラ色の町

フランスで「バラ色の町」といえばトゥールーズです。
建築に適した石が取れなかったため、レンガを使ったことに由来します。

朝日や夕日が差し込んでレンガがキラキラ輝いて見えるときは まさに「バラ色の町」だなと実感します。


トゥールーズの通り


スミレとパステル

トゥールーズを歩いていると スミレやパステルといったお店をちょくちょく目にします。

パステルは 菜の花に似たホソバタイセイという花です。
その花の葉が、きれいな青色の染色材料になりました。
ルネサンス時期にはそのパステル貿易で巨万の富を得た商人が現れ、パステル豪邸が建てられました。

スミレはイタリアの戦地に赴いた兵士が持ち帰って植えたのが始まりとなりました。 
一時期はスミレの群生地が広がり、花の生産地としてとても重要とされてたのですが、ある冬の寒さでスミレはほぼすべて枯れてなくなってしまいました。
今では少量生産で続いています。

メゾン ド ラ ヴィオレット  平底船のスミレショップ

カスレ!

トゥールーズといえば 口を揃えて言われるのがカスレ。
このあたり一帯の郷土料理です。

白いんげん豆、トゥールーズソーセージ、鴨のコンフィなどを鍋でぐつぐつ煮込んだあつあつの料理です。

ボリュームがあるので 日本人にとってはかなり修行のようなもの。
ランチセットで軽めに頂くのもあり

カスレ、鴨のマグレ

ラグビーが強い

トゥールーズのラグビーチームは スタッドトゥルザンと呼ばれ、フランスの強豪チームです。

2023年のワールドカップでは日本のチームのキャンプ地がトゥールーズだったのでとても盛り上がりました。


スタッドトゥルザンの垂れ幕がかかった駅




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