日本は国債を払えるのか?

先日テレビで国債の話をしていました。

現在:1200兆円の国債、地方債の総額、税収年70兆円/1年、財政支出100兆円/1年で固定したと仮定します。

現在の「全ての税金」を1.5倍にしたと仮定します。70X1.5=105兆円の税収になります。税収ー(マイナス)財政支出=5兆円/1年ずつ返済出来ることになります。

1200÷5=240年かかります。

現在の「全ての税金」を2倍にしたと仮定します。70X2=140兆円の税収になります。税収ー(マイナス)財政支出=40兆円/1年ずつ返済出来ることになります。

1200÷40=30年かかります。

次の世代に禍根を残さないためには単純計算で「税金を2倍」にする必要があるということです。実際には利息がつくためもっとかも知れません。新型コロナ感染で景気が悪化すれば、70兆円の税収も怪しくなります。「全員に10万円」の給付金でさらに約12兆円使いました。財政支出の主なものは年金や医療費などです。こちらを削ればお金がなくて生活が出来なくなったり(年金受給者)や病院にかかることが出来ない人(病人)が出るでしょう。

まともに考えると心配で眠れなくなります。お金をさらにジャブジャブにしてインフレにすれば相対的に借金は軽くなりますが、物価も馬鹿みたいに上昇します。給与はそれほどは増えませんので、食べ物を買うのにも困る人が大勢出るでしょう。

あとは国家破綻でしょうか?

いずれにしても「新しい資源が日本から採掘出来る」とか「遅れていたITで画期的なものを作り大儲けする」などがなければ(あってもダメかも知れませんが)、日本にこれから良いことが起こるとは思えません。コロナとは別に「厳しい生活でもやっていく覚悟」が必要になるかも知れません。

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