アクセルとブレーキと言っていたのに「ブレーキ」はどこへ?
経済再開時に政府はアクセルとブレーキと言っていました。
全国で9日間の新規感染者が約1万人となりました。感染が拡大しても「ブレーキ」の気配が全くありません。それどころか旅行を推奨しています。
車の運転でも走り出しなら「軽いブレーキ」で30m先の車に衝突せず止まれます。しかし、勢いがついて下り坂で100km/hも出てしまえば、「フルブレーキ」でも30m先には止まれませんよね。
検査体制を充実して、クラスターの追跡を行えば、感染不明者数が少ないうちは全体を予防出来ます。しかし、ある程度感染拡大してしまえば「人の移動や接触を制限する」しかありません。感染経路不明数がこれだけ増加すればクラスターの追跡ではもう防げないでしょう。見えないクラスターから感染者が出ているからです。
にもかかわらず「ブレーキ」の気配がないのは「感染爆発」を放置するということになります。「感染対策」を徹底しても感染者数が増加しているのですから、感染拡大に「人の移動や接触を制限するブレーキ」をかけるか、かけないかしか選択肢はありません。政府は現段階ではかけない選択をしています。
政府は「感染爆発」したら「ブレーキ」をかけるようですが、完全に手遅れでしょう。
下り坂で300km/hになって「ブレーキ」をかけても「結果」は「悲惨」ですね。
皆様が感染しないよう心からお祈りしております。