エージェントを使ってCGFNSをパスした話
アメリカの看護師試験NCLEXの受験番号を得るために通過しないとならないCGFNS.
NCLEXはTOEFLやIELTSなどとは違い、勉強すれば受けられる試験ではありません。
外国人が受けるためには、その人が受けた看護教育とNCLEXを受験するに価する教育(アメリカの看護学生が受けている教育)が同じレベルなのかを調査してもらわなければなりません。それがCGFNSです。
私は、2018 年 11 月〜2019 年 8 月の 10 ヶ月間。その後の NY 州の看護協会での審査は、2019 年 8 月〜12 月の 5 ヶ月間。
合計で 1 年 3 ヶ月かかりま した。
超大まかに説明すると、
まずCGFNSのアカウントを作り→厚生労働省から看護師資格の英文版を取り寄せて提出→大学もしくは専門学校へCGFNSから申請者の成績表とシラバスの提出を求めるお手紙が届く→大学がそれをすべて英文でCGFNSへ提出(申請者は学校とCGFNSの間に入る事は禁止)→感染コントロールと児童虐待のテストを受けて、結果を提出→CGFNS終了→申請した州へ結果が送られるのでその州でまた調査される→州での調査が終了→受験番号(ATT)を取得してよいと許可が出る→受験番号取得→NCLEX受験。
はい、長い!長すぎる!!無理です!!!
しかも自分が卒業した学校に、英語でやりとりできる事務の人いますか?泣
CGFNSを終わらせてから、勉強しようなんて思ってると何年もかかります。別に何年かかってもいいんです。そこは人それぞれです。
ただ、人間ってそんなに長い時間モチベーションを保てないと思うんです。
しかも1度も書類に不備があってはなりません。書類をアメリカのCGFNSに送って、届くまで数日、調査してくれるまで数週間かかります。そこで間違いが発覚すると、CGFNSから間違えてるからもう一度正確なものを提出してと言われます。そしてまた書類を作成して、送って...はい、いつまでたっても終わりません。
加えて、間違いを指摘してくれないこともあります。書類をずっと放置されることもあります。配達の人が紛失することもあります。日本ではあり得ないことが普通におこる、それが USA☆★☆
はい、もうこんなものはエージェントにお任せして、私たちはさっさと勉強しましょう。
私が使ったエージェントは、1から10まで、すべての申請の代行をしてくれて40万円でした。
高いですよね、、高いです。私の1ヶ月のお給料以上ですよ。泣
ただ、一度も後悔していません。むしろ私には最初から、自分でやる考えなんてありませんでした。ストレスを感じるぐらいなら、40万円稼いだ方がマシです。
NCLEX勉強中もつくづくお任せして良かったと思いました。勉強しながら、CGFNSもするなんて辛すぎます。
CGFNSの申請がスムーズに進むことは稀で、私のものを含めて、たいていの書類が審査に何ヶ月もかかります。こちらが、逐一「どうなってますか?」と直接CGFNSに連絡しないと頓挫してしまいます。
実際、CGFNS中に諦めた人を何人も見てきました。
そう考えると、40万円は相応な自己投資だと思います。私は、もう絶対にこの40万円を無駄にしない!と誓って、CGFNSの申請を始めたその日から、勉強を始めることができました。
ただ、噂ですが、悪徳エージェントもあるそうです。
絶対に値段と何をやってくれるのか確認して、自分で納得してから契約してください。やり方だけ教えて、結局自分でやるはめに。。なんてことがおこらないようにしてください。お金は大事です。
以上、これが実際にエージェントを使ってみた感想です。
CGFNSぐらいできないとNCLEXなんて受からない!とか、アメリカで将来やっていけない!とかストイックなことを言う人もいますが、しなくていいストレスはなるべく排除しましょう。
エージェントを使って、ストレスフリーかつ最短で合格した人間がここにいます。
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