昭和時代のお母ちゃんたち
おばあちゃんは3人の子どもを育てあげた、パワフル母ちゃん。
わたしは「おばあちゃん」としてしか知らないけれど、どんな子育てをしていたのかなぁと気になって…
Q:ずばり子育ての秘訣は?アドバイス頂きたく。
これは「孫」には脱帽です。
そうでした。とりわけおばあちゃん世代は謙遜世代なんでした。
現代では「こんなに私頑張っているのよ」と、せっせとSNSでアピールする時代になったけれど、おばあちゃん世代は違うのでした。
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エピソードを引き出せなかったので、おばあちゃんがどんなお母さんだったのか、自分の父(おばあちゃんの息子)に聞いてみよう。
何かで言いごたえすると、そんな事言うもんじゃないとは言わず「言ってなさい、言ってなさい」と言ってた。やがてひどい仕返しに遭うぞ、っていう意味。
うーん、なんともおばあちゃんっぽい。わたし自身は直接怒られたことが(たぶん)ないんだけど、すごくイメージできるシーン。
声を荒げることはないんだけど、じわじわと、その笑顔が怖いですよ…という感じ。
そういう時は怖い声で言うくせに、そこで電話が鳴ると突然良い声で対応。それを見て妹が笑ってた。すると本人も笑いをこらえるのに必死だった。
ふふふ。昭和のお母ちゃんって感じ。
ちびまる子ちゃんでも似たような話があったな。まるちゃんが雷を落とされている時に、電話が鳴ると、お客様用の声で「もしもし~あらーお世話になっております~」。
おばあちゃんバージョンがすごく想像出来る。そして子供たちが笑っているのを見て、ついうっかり自分も笑ってしまうというのがとても可愛らしい。
昭和の母ちゃんって、みんなこんな感じだったのかな。
今の時代って、電話鳴らないもんな。ピロンってLINEが来たとしても、雷落としている最中には、わざわざ見に行かないもんな。時代だね。
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