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Spring 恩田陸 -gifted child-
-gifted child-
spring 恩田陸著 筑摩書房
少年の名は「萬春」
恵まれた環境の中で育った彼は
8才の時 バレエと出会う。15才でドイツへ。
どうすれば世界を手に入れることができるか?
「踊る人」踊ることを楽しむことができるか?
心の叫び。自由であること。
カタチの先に いい自由の場所がある。
幾多のまだ見ぬ季節に出会うために
命のある限り踊り続ける。
名前の由来をten thousand springsと答える彼。
踊りの先に何があるのか?
gifted childの彼の懊悩と喜び。
読んでいる間中 音楽が聞こえていた。
描写のひとつ ひとつが映像となり
私を魅了した。傑作バレエ小説である。
又 左下のバレエのポーズに思わずパラパラと・・・