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韓国名物の願望記事に踊らされるサムスン、アメリカから最後通牒を突き付けられて進退が極まる事態にw

文在寅が自画自賛演説に駆られたほど、韓国はあれこれ追い詰められている。
サムスンも同様で、名前が出てくれば逮捕だ、巨額の損失だ、と救いのないネタばかり、まるで登板する度に炎上を繰り返すロートル投手のような状況になっている。
実は、ファイザー製のmRNAワクチンをサムスンバイオロジクスが8月から委託製造する!というニュースが配信されていたのだが、それが嘘だったことが明らかになっている。
またかよw、なロイターのネタが最初の記事になる。グーグル先生に仕事をお願いしている。


サムスンバイオロジック、ファイザーは韓国でCOVID-19ワクチン生産に関する報告を否定
サムスンバイオロジクス株式会社(207940.KS)とファイザー株式会社(PFE.N)は水曜日、米国の製薬会社が開発したCOVID-19ワクチンを韓国で生産するために協力しているという報告を否定した。
韓国経済日報は先に、サムスングループのバイオテクノロジーアームが、ドイツのBioNTechが共同で開発したファイザーワクチンを生産するためにソンドの工場で生産ラインを刷新していると報じた。
報告書は無名の政府高官の言葉を引用し、工場は年間最大10億回の用量を構成する能力を持っており、早ければ8月に生産を開始できると述べた。
サムスンバイオロジティクスは、証券取引所への1行のファイリングで、レポートは「事実ではない」と述べた。同社は、より詳細なコメントの要求に応答しませんでした。
ファイザーは、現在の生産戦略は、世界的な使用のためにワクチンを独占的に製造する米国とヨーロッパの2つの専用供給ラインに焦点を当てており、と述べた。
「現時点では、我々はこのワクチンのためのこれらの確立された供給ラインの外で追加の製造のための議論中ではありません」と、ファイザーが声明で言いました。
「パンデミック供給段階が終わり、我々は定期的な供給の段階に入ると、ファイザーは確かに利用可能なすべての追加の機会を評価します。
COVID-19ワクチン調達を担当する韓国の保健当局は、この報告書についてコメントする立場になかったと述べた。
同国は1億9,200万回の用量を確保しており、5,200万人の住民全員に2回以上ワクチンを接種するのに十分です。
しかし、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、来週のジョー・バイデン米大統領との最初の首脳会談に向けて、米国製のショットの配達をより迅速に確保するよう圧力を受けている。続きを読む
韓国はパンデミックへの対応に比較的成功しているが、世界的な不足と出荷の遅れの中でワクチンの展開に関する質問は、11月までに群れの免疫に達するというソウルの目標に対する国民の懐疑的な見方を引き起じている。
人口のわずか7%以上が少なくとも1回の投与を受けており、同国は火曜日に635件の新しいCOVID-19症例を報告し、確認された症例の総数は128,918人で、1,884人が死亡した。
https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/samsung-biologics-produce-pfizers-covid-19-vaccine-report-2021-05-11/


この大誤報は韓国経済新聞がやらかしたもので、ご丁寧に日本語版でも配信されていたのだが、なんとなく「ガセ臭」があったのですぐに飛びつかず、静観していたネタだった。
今回、ロイターの「やっぱり嘘でした記事」を見て、元ネタを探しにいったら既に削除された後だったwさすがは謝罪しない韓国人、なかったことにしてシレッと夜逃げ完了だったのだなw

それにしても見事なまでの希望、願望記事だった。
そもそも「医薬品生産委託世界1位の技術力が認められた」という切り口が嘘くさく、「年間生産量は10億回分だ」とか「韓国は世界的なワクチンハブとして急浮上することになった」というあたりになると、既視感まで漂っていたほどだった。つい最近も、アップルと名刺交換しただけで現代自動車がアップルカーの委託生産受注!と大ホラを吹いて、即座にアップルから否定されたばかりだというのに、またコレか、とw懲りないよな、韓国人ってw

しかも「民間レベルでのワクチンスワップに成功した形だ」の締めのフレーズで、間違いなくこれは韓国経済新聞が妄想を爆発させただけだな、と確信したわけだ。馬鹿チョン外相がワクチンスワップを言い出して何か月も経たないうちに、現場でこんな大きな契約が動くかよ、バカがw

そもそも、mRNAワクチンは開発のみならず、製造も相当に難しいことはよく知られている。特に今は新型コロナという人類共通の強敵に直面していることもあり、技術の段階で戦略物資と言っていい。それをむざむざ韓国で展開するような危ない橋を誰が渡る?そこを考えただけでファイザーがこんな話を持ち出すことはないと確信できたわけだよ。

ロイターの記事によると、ファイザーがアメリカとヨーロッパにあるラインでの製造に集約し、他の製造ラインを追加すると話し合ったことはない、と「わざわざそんなこと言わせるな」的に一蹴している。一方のサムスンバイオも真偽を質問してきた証券取引所に対して「事実ではない」と回答することしかできなかったようだ。このバツの悪い幕引きも現代自動車とアップルカーのケースにそっくりだ。ほんと、学ばないんだよなぁ、韓国人。恥の概念がないから、何度大恥をかいても反省しないんだよねw

ちょっと横道に逸れるのだが、ほぼ同じタイミングで中国からはこういうニュースが流れている。
こちらは、習近平が自ら売り込みをかけていた中国産ワクチンが、実は効果がなかったことを自白するオチにもなっているのだが、その上でということで韓国よりは少し信用できるかもしれない。無論、日本人のおいらは使わないけどねw
NNAの記事になる。


【中国】復星、ビオンテック製ワクチンを中国生産へ
5/11(火) 11:31配信 NNA
製薬大手の上海復星医薬(集団)(上海市)は9日、ドイツのバイオ医薬品メーカー、ビオンテックが手掛ける新型コロナウイルスワクチン「メッセンジャー(m)RNAワクチン」を中国で生産すると発表した。年産量は10億本となる見通し。
復星医薬(集団)の子会社の復星医薬産業とビオンテックは8日、上海市に新型コロナウイルスワクチンを生産する合弁会社を設立することで契約を交わした。登録資本金は最大2億米ドル(約217億6,600万円)で、復星医薬産業とビオンテックが折半出資する予定。復星医薬産業は現金のほか、工場資産などを現物出資。ビオンテックはワクチン技術を現物出資する。
復星医薬産業は合弁会社の当面の運営資金として、最大1億5,000万ユーロ(約198億4,700万円)の資金を提供する。
2社は来月中旬に合弁会社の設立に関する最終協議を締結する見通し。
復星医薬(集団)は昨年3月、ビオンテックからmRNAワクチンの中国本土(大中華地区含む)での供給に関するライセンスを得たと発表。中国本土で臨床試験を進めており、試験は11月末に第2相(フェーズ2)に入っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/925e2f0007c533f7c96a9d77e1522c6b536508c5


中国ワクチンのシノバックを導入した国で新型コロナの蔓延が止まらない現実から、自国での開発を諦めてドイツのバイオンテックと組みmRNAワクチンを製造する方向へ舵を切るということだ。まぁ、これって中国による全世界的な人体実験だったということで、新型コロナウイルスが中国発だった?という疑惑も含め、今後はまた習バッシングのネタとしてクローズアップされることだろう。
面白いのは、同じネタを報じた中央日報の記事だ。


中国版ファイザーの発売か…独バイオンテックと合作工場建設
5/11(火) 11:39配信 中央日報日本語版
米国のファイザーと新型肺炎ワクチンを共同開発したドイツのバイオ企業バイオンテックが中国製薬会社と合作会社を作ってmRNAワクチンを中国に供給することにした。
10日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)とロイター通信によると、中国復星グループはバイオンテックと合作して年間10億回分の新型肺炎ワクチンを生産できる工場を設立することで合意した。復星グループとバイオンテックは合作会社の持分をそれぞれ50%ずつ保有する。復星グループがワクチンの生産施設を、バイオンテックが製造技術とノウハウをそれぞれ提供することにした。
ロイターは「今回の合作会社の設立で一部の技術移転が可能になった」とし「中国が自主的なmRNAワクチン生産に近寄ることになった」と評価した。バイオンテックは中国内ワクチン流通に関連して「遅くとも7月まで当局の承認を期待する」と明らかにした。
その間、中国はシノファム・シノバックなど自国で開発した新型肺炎ワクチンに限って緊急使用を許可して接種し、外国製ワクチンには使用承認を下さなかった。シノファム・シノバック製品は死滅させたコロナウイルスを人体に接種して抗体生産を誘導する伝統的な不活性化方式のワクチンだ。シノファムワクチンは7日、世界保健機関(WHO)の緊急使用承認を得た。これとは別に、中国バイオ会社カンシノはアストラゼネカ製ワクチンと同じ類型であるアデノウイルス伝達体ワクチンを開発して自国で許可を得た。だが、中国でmRNAワクチンは開発できなかった。
来年2月、北京冬季オリンピック(五輪)を控えている中国では最近、ワクチン接種が3億1800万回分を超えた。中国保健当局は今年末まで14億人口の70~80%にワクチンを接種するという計画だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/88d541512f5a605e2efdb3ed84be7c16d4068f53


ポイントは「中国版ファイザーだ!」とホルホルしつつ報じている点だ。
韓国メディアの自国アゲ、中国崇拝?の実態がよくわかる一面だと言えるだろう。
こんな調子でサムスンがmRNAワクチンを製造!と経済新聞を自称するメディアがやらかすんだもの、救いようがない韓国の馬鹿っぷりだとわかっていただけるはずだ。

さて、サムスンへ話を戻そう。
いよいよバイデン政権が、最後通牒を突き付けたようだ。
中央日報の記事になる。


韓米首脳会談の前日…バイデン政権、またサムスン電子を呼び出し
5/12(水) 7:30配信 中央日報日本語版
先月のバイデン米大統領に続いて今度は米商務省が、20日(現地時間)に開かれる2回目の「半導体サミット」にサムスン電子を呼び出した。翌日に開かれる韓米首脳会談を控え、現地投資に対する圧力が強まるとみられる。
11日のブルームバーグ通信などによると、レモンド米商務長官は20日、半導体と自動車、情報技術(IT)の企業を呼んで会談を開く。商務省は招請状で「半導体の供給者と消費者を1カ所に集めたい」という立場を明らかにした。この日の行事にはサムスン電子のほか、米国のインテル、グーグル、アマゾン、ゼネラルモーターズ、フォード、台湾のTSMCなどが招請されたという。
サムスンは先月12日に開かれた最初の半導体サミットにも韓国企業では唯一参加した。この日、バイデン大統領は半導体ウェハーを手に持って見せながら出席企業に米国内の投資を要請した。当時出席したインテルやTSMCが直ちに投資計画を発表した半面、サムスン電子は現在も米国内への新規投資を決断できずにいる。
サムスン電子は最大170億ドル(約2兆円)を投資して米テキサス州オースティンにファウンドリー(半導体委託生産)工場を増設することを検討している。このために2回目の「半導体サミット」でサムスン電子がいかなる立場を明らかにするかに関心が集まっている。サムスン電子が米国内の投資計画を発表する場合、翌日の首脳会談で主な議題として扱われるだけでなく「半導体同盟」を土台に両国の協調関係がさらに強まる可能性があるからだ。
サムスン電子は「米国政府の招請について確認することはできない」と伝えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/031deeb9bb0a7b03dde8b751354f1655a8bec87f


米韓首脳会談が開催されるので、文在寅にとっては試練の5月になるのは確定なのだが、その前哨戦的なイベントでもある半導体サミットで、サムスンがやりこめられることになりそうだ、と。名指しで「お前、アメリカに投資する気はあるのか?あ?」と詰問されると予想されているのだが、意思決定者である副会長が逮捕されているので回答ができない、と逃げを打つことができない点が懸念されている。

サムスンとしては、テキサスに2兆円規模の資本投下をすることを決めてはいるものの、その時期や何をどう展開するといった具体的な施策までは確定できないままで、アメリカが痺れを切らしている状態だと言っていい。
文在寅にとっては是が非でもサムスンに色よい返事をさせて、米韓首脳会談を少しでも穏便に済ませたいところだろうが、そもそも副会長逮捕は自分の財閥解体構想を司法が実現させるものでもあるわけで、こんなところでも自業自得のブーメランを食らっている形だ。

アメリカとしては台湾のTSMCが積極的なアメリカへの投資を進めている上、自国のマイクロンが拡大基調にある為、サムスンがなくても困ることはない。それでも「敢えて」サムスンへ投資の有無を強く確認する背景には、サムスン切りや同盟国である韓国切りも止む無し、と世間を納得させる理由だけが欲しい、そんなところだろう。ここまで待ってやったのに乗らないというなら仕方がない、ご退場願おう、ということだw

サムスンも韓国国民の過剰な期待に圧され、アメリカから踏み絵を強いられて、と会長死去に伴う相続税処理で2兆円以上を失う中で、一気に修羅場を迎えることになった。グループ全滅という究極のバッドエンドはないだろうが、打撃を受ければ受けるほど、韓国経済が流す血は膨大になる。致命傷になるのか否か、注目はそこだけだとなりそうだ。

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