【短信】光州の奇妙に崩壊した39階建てマンションだけじゃない!HDC現代産業開発の施工物件は全てが危険
昨日、一応の目途がついたと見て事故発生から株価暴落までの流れを1本の記事にまとめて配信したが、続報が出てきたので取り急ぎ補完の意味で今日もこの件を取り上げたい。
●たまたま手抜き工事をしていたわけじゃない、HDC現代産業開発の物件が全てがそう?●
韓国の光州で崩落したマンションの建設工事について、施工主のHDC現代産業開発が必死に言い訳を展開している点を昨日も笑ったわけだが、やはり多重下請けで工事を進めていたことを背景に、あくまでも事故を起こしたのは下請けの業者であって、施工主は関係がない、という主張を始めている。
この「下請けに責任全部おっかぶせ」こそが韓国特有の考え方だとは言えるのだが、当然それが正しいわけではない。何の為の元請けだ、施工主だ、ということでも批判が起きている。
ハンギョレの記事になる。
韓国のマンション崩壊事故、コンクリート打設作業の多重下請け確認…違法性を調査
1/17(月) 7:09配信 ハンギョレ新聞
コンクリートポンプ車業者が打設 警察「行方不明者の捜索が優先…事情聴取は延期」
崩壊事故から6日目を迎えた16日、光州広域市西区の花亭アイパーク新築工事現場で、救助当局が重機を動員して行方不明者の捜索を行っている
労働者1人が死亡し、5人が行方不明になっている光州(クァンジュ)の新築マンション崩壊事故を調べている警察は、コンクリートの不良や手抜き工事、多重下請けがあったかなどについて捜査を行っているが、現場への接近が難しく、やや時間がかかるとみられる。
光州警察庁の捜査本部は16日、事故が起きた11日午後3時36分に39階の床のコンクリート打設作業を行っていたのは、施工会社のHDC現代産業開発と契約を結んだ建設会社ではなく、コンクリートポンプ車を扱う業者の8人の社員だったことを確認し、多重下請けだったのかどうかを調べていると発表した。捜査本部の関係者は「ポンプ車業者の社員がコンクリート打設をしていたのは事実だが、違法下請けなのかは多くの資料を総合して判断すべき問題」だと説明した。
民主労総建設労組の光州全南本部が公開した「花亭アイパーク201棟コンクリート打設日誌」によると、打設作業は昨年11月23日に35階の床から始まり、1週間あまりで1階ずつ建設が進み、12月24日には38階の天井の打設が行われた。12月31日には配管などが通る設備空間の階の壁の打設が行われ、ゲストハウスの入る39階の床のコンクリート打設作業中だった今月11日に事故が起きた。多くの専門家は、コンクリートの不良や養生期間(コンクリートが固まるまでの時間)の短さが原因ではないかとの意見を示したが、現場所長らは「正常に工事を行った」と話しているという。協力会社の関係者も「元請と管理監督の指示に従って工事しただけ」と陳述しているいう。
光州警察庁のチョ・ヨンイル刑事課長は「現場所長と管理監督は召喚調査したが、今は行方不明者の捜索と救助が優先されるため、現場調査や現場関係者の召喚は難しい。現場の安全措置が終了すれば、国立科学捜査研究院などと合同で鑑識を行う予定だ」と述べた。管理監督は崩壊事故当時、コンクリート打設現場ではなく現場事務所にいたと警察に供述している。
…
https://news.yahoo.co.jp/articles/4adcc8f95aa138c238cd2868d3ae1157e4538bc8
最近も、下の階から解体を始め、上の階が道路に向かって倒れ込んだ事故を起こしている韓国だが、あの件でも現場で作業していた業者に罪を全てなすりつけようとして、HDC現代産業開発とまったく同じ言い訳をしていたことを思い出す。その際も、多重下請けでありながら、工法や安全管理の情報共有がされていなかったことも大きな問題になっていた。何しろ、現場を担当していたのは解体の専門業者でさえなく、産廃業者が廃ビルを壊していて、それで公共バスが倒壊に巻き込まれ死傷者を出したのだ。そのあまりに杜撰だった状況は、事故の悲惨さ以上の衝撃をもって伝えられている。
ある“予兆”が…韓国で建物倒壊 バス巻き込まれ9人死亡(2021年6月9日放送「news every.」より)
https://www.youtube.com/watch?v=eao68pf7hGk
この時も、文在寅は再発防止がごにょごにょとコメントは出したものの、結局は反省も改善もないまま、また現場で同じ多重下請けによる事故を起こしたのだから、何をかいわんやだ。
崩壊事故のあった光州の39階てマンション建設現場では、その様子を見ていた人から「1週間で1フロアずつ建て上がっていくこと「そのもの」がおかしかった」という指摘も出ている。
これもひどい話で、温度管理もせずに生コンをどんどん打っていく施工ミスだけではなく、打ったコンクリを休ませ(この工程を養生と呼ぶ)、状態を安定させて計算通りの強度を生む、という基本中の基本さえないがしろにしていたというのだ。そら崩落して当然だろうよ。
問題なのは、この39階建てマンションがどうこうだけではなく、HDC現代産業開発が関わった物件全てがこういう状態なのではないか?という疑念が湧いていることだ。
あくまでもこの会社は、今回事故を起こした工区を担当した下請け業者が全て悪い、と早くも逃げを打ち始めており、まだ行方不明の作業員が見つかっていないにも関わらず「工事自体に問題はなかった」とシラを切っている。いや、このあまりに厚顔無恥な言いっぷりには唖然とするばかりだが、謝ったら負けの韓国人はここまでの失態を犯しても絶対に頭を下げようとはしない。いったい、何の為の元請けなのか?だ。監督責任を全く果たしていないにも関わらず施工主を名乗る時点で、こういう連中に関わってはダメだ、ということがよくわかる。
もちろん、他の現場では法規を守って作業を進めているとも思えない。逆に、どの現場も似たような手抜きが横行していて、他はたまたま倒壊や崩落事故になっていないだけ、と見る方が妥当だ。
なぜなら、39階建てという高層建築でありながら、HDC現代産業開発の仕事はここまで杜撰なのだ。もっと簡易な現場に注力などしているわけがない、そう見るのも当然だと言えるだろう。
●特に建築に対する病的な杜撰さには、韓国特有の事情も絡んでいる?●
直近で言えば、済州島付近で起きた震度4の地震の際に、日本でなら危ないから建物の中にいて机の下に入ったり座布団などで頭を保護しつつ収まるの待て、という教育がされているものが、韓国では建物の中にいることが危険なので、我先に屋外に飛び出し、駐車場に集まって地震が収まるのを待っていた、という話があった。日本と違い、ユーラシアプレート上にある韓国は地震が極めて少なく、建物の耐震性も重視されていないという背景はあったにしても、不動産と言いながら思い切り「動いてしまう」脆弱さに違和感はないのか?と過去記事で指摘したことがある。
だが、韓国の場合は地震よりももっと意識しなければならない「今そこにある危機」が存在する。そう、北朝鮮の攻撃がいつ始まるかわからない、という危機だ。
今回の崩落事故は光州で起きたが、例えばソウルの街を撮影した写真を見れば、そのあまりに奇妙な光景に日本人は驚くことだろう。オフィスビルからマンションといった高層建築が、余白なくひしめき合い、どこか一つが倒れ始めれば、将棋倒しのようにバタバタと倒壊してしまうのではないか?という異様な隣接ぶりなのだ。言ってみれば、そうした建物は青瓦台などソウルの中核部分を守るバリケードのように建っている、と言っても過言ではない。そしてそこからわかるのだ、ああ、こうして密集して建てているのは、それらを盾にしようとしているからだ、ということだ。
つまり、韓国は近い将来北朝鮮から攻撃を受けて、建物も街も破壊されてしまうし、どうせ壊されてしまうなら壊れないように作ること自体が無駄だ、そういう考え方を根底に抱えているのではないだろうか?何しろ、朝鮮戦争はまだ終わっていないし、ソウルの街はずらりとならぶ北朝鮮の砲台から、ずっと見下ろされてきた街なのだ。有事の際には、逆に建物は壊れてくれなければ意味がない、それくらいの感覚があってもおかしくない。
だから手抜きの上に安普請な建物ばかりがいい、というわけでは決してないはずだが、日本のように60年は形態を維持dけいることを目的に、という長いスパンで建築を考えることがそもそも無理なのかもしれない。
とはいえ、だったら39階のマンションなど最初から作ろうとするなよ、ということだ。技術がどうこう以前の問題ではないか。
●結局、HDC現代産業開発だけの問題ではないのだろう●
韓国有数のゼネコンがこの有様だったことを思えば、韓国の建築業界が全て大なり小なりHDC的なのだろう、と推測しても大袈裟な話でないはずだ。
無責任で、決して謝罪しないのが韓国人であることを思えば、あの国全体が張本勲であり玉川徹で溢れていると見て間違いはない。おぞましいよね、これってw
しかも今回も、言い訳天国の韓国十八番である話のすり替えまでやって、賠償や刑事罰から逃れようとし始めている。多重下請けが悪いのではなく、それを看過し作業を進めてきHDC現代産業開発の体質が最も悪いということなのに、何を抜かしているんだあの原人どもは、だ。
そして、韓国のこういう体質を目の当たりにした我々日本人は、とにかく韓国に近づかない、韓国人の関わった物件には手を出さない、で自分の身を守るしか術はない。
もう起きてしまった事故の話になるが、まだ裁判が続いている熱海の土石流災害、原因だと言われている太陽光発電設備を設置したのは、韓国のデベロッパーだった。
こういう部分からも、我々日本人は日々注意をしつつ暮らしていく必要がある。
熱海土石流 静岡県が被災地全域の空撮映像を公開
https://www.youtube.com/watch?v=1l6VvgXrgLM
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