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新型コロナの新規感染者が遂に2万人台へ!単月の貿易収支も赤字計上で韓国が動きを止めていくw

韓国経済の終焉が見えてきた。3月危機が本気で囁かれ始めているが、そこまで持ちこたえることができるのか?という状況だと言っていい。
例えば、1月以降イベントが起きれば追っているドルウォン為替も、3度目の1200.00越えからは、相場が大きくウォン売りに傾いたままになり、2月3日の時点では1200.00が抵抗線として定着してしまった。12月までは防衛線だったことを思えば、もはやウォンは安くて当たり前という市況になってしまっている。
当然、為替がここまで苦戦していれば、韓国経済が無傷で済むはずがない。
今日は、迫りくる通貨危機をテーマに記事を書いていこうと思う。

●1月単月で貿易赤字49億ドル、金が韓国から逃げていく●
韓国経済は原材料を輸入に頼り、それを製品化して輸出し利益を出す、という極端な海外依存型の経済になっている。なので、ウォンが高ければ輸出した製品の価格が上がって売れず、ウォンが安ければ原材料の輸入に費用がかかり製品価格も上げざるを得ない、という「どっちに振れても立ちいかない」ということになる。なので、輸出、輸入どちらのニーズも賄えるウォンの範囲(これを適正値、なんて言い方もする)は1150.00だと言われているのだが、ここから見て1200.00越えは貿易面から見て大きく逸脱した状態なのだ。
だからこういうことが起きる。
中央日報の記事になる。


費用ジレンマに陥った韓国の輸出、過去最大の実績でも笑えない
2/3(木) 7:46配信 中央日報日本語版
先月の輸出は1月基準で過去最高額だったが、貿易赤字は最悪を記録した。韓国政府は輸出増加傾向が強く貿易赤字はすぐ克服できる一時的現象という立場だ。だが専門家は昨年のような輸出好況が今年も続くのか不確実で、輸入額増加は企業に大きな負担として作用しかねないと懸念する。
産業通商資源部と関税庁は2日、先月の輸出が前年比15.2%増えた553億2000万ドルになったと明らかにした。1月基準としては最も多い。だが先月の輸入額は602億1000万ドルで35.5%増えており輸出額を上回った。このため昨年12月に続き先月の貿易収支も48億9000万ドルの赤字となった。
2カ月連続貿易収支赤字を記録したのは金融危機当時の2008年6~9月の4カ月連続赤字以来だ。特に先月の貿易収支赤字幅は1966年の貿易統計集計以降で最も大きかった。
韓国政府は最近の貿易赤字について、「一時的現象」という立場だ。産業通商資源部は「輸出と輸入がいずれも堅調に増加しており、過去の金融危機や新型コロナウイルス流行初期と構造的違いがある」とした。冬期を迎えてエネルギーを中心に原材料輸入額が急激に増えたが、輸出増加傾向も高く維持しており懸念するほどの状況でないという説明だ。実際に長期間貿易収支赤字が出た2008年金融危機当時はいまと違い輸出と輸入額がいずれも前年より減少し貿易額そのものが減る傾向を見せた。
問題は時間が過ぎるほど輸出増加傾向は鈍化する可能性が大きいが、サプライチェーン不安による原材料価格上昇は簡単には解決されにくいというところにある。
実際の輸出量で見ればすでに輸出増加傾向は鈍化している。先月の輸出量は1546万トンで、2021年1月の1424万トンより8.6%増えるのにとどまった。先月の輸出額増加率15.2%の約半分にとどまる。新型コロナウイルスの感染拡大で昨年1月の輸出量が大幅に減少したベース効果を考慮すると、絶対量自体は大きく膨らまなかった。むしろ前月の昨年12月の1665万トンと比較すると7.1%減少した。原材料価格上昇で商品価格値が高まり輸出額がさらに増えたように見えた。
主要市場である中国と米国の景気鈍化も心配だ。国際通貨基金(IMF)は中国の今年の経済成長率5.6%(推定)が新型コロナウイルス以前の6.0%より下がると予想した。全国経済人連合会も今年の「5大経済リスク」として中国の景気鈍化を挙げ、「韓国は対中輸出依存度と中間財輸の依存度が高く、中国の景気鈍化にともなう成長率下落は避けられない」とした。米国も昨年12月の耐久財受注が前月比0.9%減と大幅に鈍化した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2216b6001cb5fcaf583d8fec2a9e96f49024cea7


まず確認を願いたいのだが、ここで騒ぎになっているのは経常収支ではない。貿易収支が単月で49億ドルも赤字になったことだ。
おさらいだが、経常収支とは「貿易収支」、「サービス収支」、「所得収支」、「経常移転収支」の4つの合算で算出されるものなので、全部黒なのが理想だ。しかし、例えばサービス収支が大幅に赤字となっても、他の3つがカバーして経常収支が黒字ならよし、というケースも起きる。
韓国の場合は、貿易収支の黒が他3つの赤を背負ってなお黒でいる、という形で発展してきたのだが、頼みの綱の貿易収支も遂にここまで大きな赤を計上してしまったわけだ。
しかも、これまでなら単月でも数十億ドルの黒を続けてきたものが、という点に衝撃を隠せない。まさにプラマイが逆転してしまった、それがこの記事の肝になる。

この状況を韓国政府は、燃料費や原材料費の高騰によるものだとし、あくまでも一時的なものだと分析しているようだ。もちろん、それもあるにはあるのだろうが、もっと大きな問題は原材料やエネルギーの高騰で製造原価も上がり、そうしてできた製品が売れない、という負のスパイラルが起きている、これが凄まじく痛いわけだ。動けば動くほど赤字が増える、韓国経済は今、大量に出血しながら、ただ在庫品を積み増しするような状態にあると言えるのだ。まさに非常事態、警報を鳴らしてもいい。

で、貿易収支の巨額な赤字は、ドルが韓国外へそれだけ流出したことも指す。当然だ、輸入する為に使ったドルが、製品が売れなくて返ってこないのだから。外貨準備高は昨年11月から減少が始まっているということだが、1月の決済で更に大きく減らしているのではないだろうか?
しかも、ウォン安が定着している。それなのに、韓銀は利上げを進めている、だから通貨危機襲来が叫ばれる。この状態は、サイドブレーキを思い切り引いて、アクセルを全開に、に似ている。そら煙が出るっつーのw

●これじゃあ貿易収支が赤字も当然だwオミクロン株に蹂躙される韓国●
この次の項でもとりあげるが、韓国の新型コロナ1日の新規感染者が遂に2万人を超えた。韓国は2回目ワクチン接種率でも8割を超えている上、文在寅政権はウィズコロナを諦め、再びソーシャルディスタンスの規制強化に入っているというのに、オミクロン株は完全に韓国を制圧してしまったと言っていい。
さすがに政権ヨイショ、韓国万歳の愛国記事を書ける状況にない、と中央日報がそれを誰かのせいで起きた的な物言いで嘆き始めている。


悪材料ばかり重なる…韓国企業、「オミクロン・重大災害処罰法・原材料価格高騰」の三重苦
2/3(木) 8:33配信 中央日報日本語版
韓国企業が年初から複数の悪材料に見舞われている。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株が急速に拡散している上に旧正月連休初日には重大災害処罰法の適用第1号となる事故が発生した。ここに国際原油価格が7年来の高値を記録するなど原材料価格まで揺らいでおり、産業界は三重苦に陥っている。
2日に新型コロナウイルスの新規感染者数が2万人を超えると、企業はひとまず社内での拡散防止に必死だ。サムスン、現代自動車、SK、LGなど主要企業は在宅勤務の割合拡大、会議・出張の自粛などを通じて防疫レベルを高めている。サムスン電子はパニック状態になった。主要事業所がある京畿道(キョンギド)の水原(スウォン)、竜仁(ヨンイン)、華城(ファソン)、平沢(ピョンテク)の感染者数が他の地域と比べ明確な増加傾向を見せているためだ。サムスン電子関係者は「特に平沢の半導体工場の工事現場の状況に神経を尖らせている」と話す。実際に先月中旬までサムスン電子半導体(DS)部門の新型コロナウイルス感染者数は1日2~5人にすぎなかったが、最近では30~40人に増えた。現代自動車のソウル・良才洞(ヤンジェドン)本社の場合、関係者以外の出入りを制限するだけでなく、役員社員のフロア間移動も控えさせた。大宇造船海洋はソウルと慶尚南道(キョンサンナムド)の巨済(コジェ)と玉浦(オクポ)の造船所間の交差出張を控えることを勧告した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5959f44484bcfb7f217a855cd0f1cd69d655481f


ここでもまた、中央日報はオミクロン株がー!原材料の高騰がー!と貿易収支の赤字の原因を叫んでいるが、それってどれも文在寅の失政が原因だろ?と突っ込むしかない。
ナイジェリアに行ってた宗教夫婦が帰国した際にオミクロン株も持ち込んだ、それがわかっていながら「韓国はウィズコロナで世界一ぃぃ!」と叫び、準備段階なくいきなり規制緩和を始めたのは誰だ?
イランへの原油代7000億ドルの支払いを渋り、中東勢をドン引きさせて原油の輸入ルートを縮小したのは誰だ?しかも、つい先日UAE、サウジ、エジプトを回って1国からも原油輸出増を引き出せなかったのも同じ奴だ。責めるのはそこだろよ、中央日報w

しかも中央日報、論調はブレブレで、今週頭には韓国経済は好調だ、というどこの世界線での話をしているのかわからない記事も配信しておいてこれだ。大丈夫か?韓国には心療内科ってのがないってことなの?昔で言うキチガイ病院だよ、明日にでも行ってこいよ、中央日報w

しかもだ、この期に及んでまだ通貨危機や金融危機という「韓国亡国ネタ」からは目を背けてやがるとはw

●オミクロン株の感染爆発が止まらない、人が止まれば経済も止まる●
そして新型コロナだ。韓国の新規感染者数が2月2日の時点で20,270人となった。まさにオミクロン株に凌駕されている韓国は、1日の最多人数を連日で記録を更新している。
聯合ニュースの記事になる。


韓国の新規コロナ感染者2万270人 初の2万人超
2/2(水) 10:43配信 聯合ニュース
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は2日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から2万270人増え、累計88万4310人になったと発表した。変異株「オミクロン株」の感染が拡大する中、1日当たりの新規感染者数は前日(1万8342人、訂正後)を1928人上回り、初めて2万人を超えた。前日に次いで過去最多を更新した。
オミクロン株は変異株のデルタ株より感染力がはるかに強く、先週には新規感染者の8割を占め、完全に主流化している。1日当たりの新規感染者数は先月26日(1万3009人)に初めて1万人を超えてからわずか1週間で2万人も突破。1週間前の1.5倍、2週間前(5804人)の3.5倍に急増した。
この日で旧正月(今年は2月1日)連休は終わる。連休中の人の移動と接触の増加を勘案すると、休み明け以降に感染者数増加の勢いは一層増すと予想される。
ただ、重篤・重症患者や死者の大きな増加にはつながっていない。重症者は278人と、前日から6人増えた。死者は15人増え、計6787人となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/47e12d72f8623bd7c908da7c8697fe6655ca3e33


韓国は旧正月に入っていて休みの為、検査数も減っているはずなのに、感染者数が増えている点に深刻さが滲んでいる。休みが明けた後、どれほどの爆上がりを見せてくれるのかが楽しみだ。
日本もオミクロン株の猛威に晒されており、1日10万人の感染者増となっているが、人口が約半分しかいない韓国が、近いうちに比率で日本に並ぶ可能性も出ている。とにかく韓国には関係なく、手洗いとうがい、それにマスク装着を徹底し、人の集まる場所には立ち寄らない、というシンプルな防御策を各自徹底するしかない。
おまけとして、今後の感染予想を展開したハンギョレの記事がこれになる。


韓国、1日の感染確認2万人超え…4~8週内に10万人の可能性も
2/3(木) 7:39配信 ハンギョレ新聞
2日の感染確認数2万270人 検査数は半分なのに患者急増 専門家「連休直後3~4万人」  在宅治療者はすでに9万人に迫る 「来週の管理余力は最大値の11万人」 町の病院・医院などの拡充が急がれる
新型コロナウイルスのオミクロン株の拡散により、韓国国内の感染確認数が2日に初の2万人超えとなった中、政府は今後1~2週間で感染者が急増し、来週にも在宅治療者が現在の政府管理余力の最大値である11万人に達するとの見通しを示した。専門家は、連休明けには患者数が3万~4万人に達し、4週から8週以内に10万人となる可能性もあるとの見通しを示しており、これに備えた患者管理体制の拡充は一刻を争うものとなっている。
中央防疫対策本部の発表によると、2日午前0時現在で、新たに確認されたコロナ感染者の数は2万270人(国内2万111人、海外からの流入159人)。前日の1万8342人と比べて1928人増えた。感染確認数は先月26日に1万3009人と、初めて1万人を超えた後、7日連続で1万人台を記録し、8日目でついに2万人を超えた。政府は4日に「私的会合は6人まで、営業時間は午後9時まで」を基本とする現行の社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)の調整案を確定する予定だが、大幅なソーシャル・ディスタンシングの強化によっても感染者の増加が抑えられる可能性は高くない。
旧正月の連休期間中は検査件数が半分に減っていたにもかかわらず感染者が急増したことを考えると、連休直後には感染者が爆発的に増加する可能性が高い。検査人数は、先月29日には73万4770人だったものが、30日には43万2939人、31日には38万8944人、1日には35万6384人に減少しているが、感染者数は29日の1万7542人に比べて2728人増えている(2日)。特に1日と2日の陽性率は、それぞれ9.3%、8.9%と高い。これは過去最高の値で、直近1週間の平均(1月27日~2月2日)の6.6%よりも高い。また前週(1月19~26日)の平均である3.8%の2倍を超えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2875756ed49f60c5c921e35cbbd406ef88782dff


こうして出てくる記事は、どれも韓国経済のこの先に暗雲が立ち込めていることを示唆するものばかりだ。ドルがない、コロナ対策がない、売れる物が何もない、の韓国が3月危機を乗り切る可能性は限りなく低い。何せ、好材料もないのだからねw
はっきり言って、ここまで死に体の韓国にトドメを刺すのは何なのか、興味の焦点はそこに移っている。為替か、株式か、貿易赤字か、コロナか。場合によっては一つが倒れて連鎖して全部倒壊だってあるし、同時に全部が吹っ飛ぶまである。

韓国は過去に通貨危機を経験してはいるが、国家がデフォルトを起こしたことはない。その寸前でいつも日本が助けていたからだ。
しかし2022年、今回の危機ばかりはデフォルト、そしてその先までを経験することになるだろう。おそらくそれが、文在寅が大統領選の時に約束した「今まで見たこともない国」の正体なのだ、きっとねw

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多々野親父
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