33 戦争は女の顔をしていない スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ 著
ラジオ放送 ”すっぴん”から(もう終わっちゃったけど)
その6
2016/12月
MCは高橋源一郎さん アンカーは藤井彩子さん
第二次世界大戦の独ソ戦中 100万人を超える女性達が兵士として戦地に赴いて武器をとって戦ったけれど、その詳細は残されていない。
戦争の記録はいつも 男の手によって 男の思想によって書かれているから。
だから従軍した女性達の聞き取りをすることで 女性達の目線でまとめることとなった。
1)看護師として
瀕死の兵士の手当をする。
『胸を見せて! もう長い間妻とは会っていない。』
2)狙撃手として
練習はした。でも本当に人を殺してしまった。どういう人なのか全く知らない人を。
でも・・・麻痺する。同国の人達の悲惨な姿を見てからは。
3)従軍兵士として
子どもを生んだばかりの女性
沼地に追い込まれて お腹を空かせた赤ちゃんが泣く
敵に知られたら30人の仲間が殺される。
赤ちゃんを 自らの手で・・・・
※シバイヌモモにはこれ以上書けません。
戦争は一度始まってしまうと 大義が何であれ もたらす物は破壊と憎しみばかりのような気がします。
誰かが言ってましたね、
絶対に戦争を仕掛けてはならない。
でも仕掛けられたら 絶対に負けてはならない!