S-13 秒速50センチの風情と情緒
蛍の季節です
まだ私のおうちはビニールシートをすっぽりかぶったままです。あれれ・・・壁の色が前とは違うみたいです。白かったんだけど、今は何色? あ~ あずき色って言うのかな。
ベランダとか、私がいることの多い風除室はまだ塗ってないです。
ところで、蛍の季節ですよ。この辺だとお散歩コースの田んぼにいっぱいいます。ふわ~ ふわ~と飛ぶんですよ。
お父さんがアメリカと言う国に行った時に見た蛍はね、ちっとも蛍らしくなかったみたい。日本の蛍よりも大きくてぴかぴか光るというより光りっぱなしで 飛び方もビーって感じで早いものだから情緒なんて物は全然なくて なんだかやけにうるさい虫だったそうです。
それに比べて日本の蛍って、品があるでしょ。
Masashi-Sadaさんとか言うお歌を歌うおじさんが言ってたんですけど、え~と 風の無い状態を何て言うんだっけ? 無風状態・・・それです。その状態で日本の蛍の飛ぶスピードは秒速50センチなんだって。それから桜の花びらが無風状態ではらはら散るスピードがやっぱり 秒速50センチなんだって。どうやら日本人はこの秒速50センチの感覚に心引かれるというか、ツボにはまっちゃうらしいです。
そして何と この50センチというのは私の頭からお尻までの長さなんです。それがどうしたのかって? いや 別に、ただ何となく、ツボにはまるサイズだってことが嬉しいだけです。
頭からタコツボにスッポリはまってる自分を想像したら笑いが、笑いが止まらない。
・・・というかそもそもツボにはまるって どんな意味なのか全然わからないんですけど・・・