07 突然の道路封鎖:渋滞に巻き込まれた団長達
打つ手なし:VIPの応対が最優先に!
ある時エストニアのラジオ放送局を名乗る人物からいきなりマイクを向けられてエストニア選手団の印象を聞かれたのです。団長が恰幅のいい人でキュートな熊さんみたいだったので私達は彼の事をテディベアと呼んでいるというような事を思いつくままに勝手に話したようです。
その翌日M氏がケラケラ笑いながら団長の事を熊みたいだと言ってる人がいるらしいと大喜び。
『ハハハ だっ 誰だろうね そっそんな事言ってる人は・・・』
と笑っていられるくらいの事だといいのですが 団長やメディアの人達を乗せた車が渋滞に巻き込まれてしまって会場に辿りつけない事がありました。この時は日本の皇室の車を安全に誘導するために主要道路が封鎖されてしまっていたのです。こうなると封鎖解除の時間が読めず 団長にはひたすら待ってもらうしかありませんでした。
※他国のVIP:大統領とか王室関係者の方々はSPを引きつれて突然やってきます。自国選手がメダルを取りそうになったりすると そういう事になるようです。
礼節をわきまえたステキな方々ばかりだといいのですが 中には”スーツを着た肩書”みたいな人もいて 目に余るその傍若無人な振る舞いはヒンシュク物だったようです。
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