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Y-07 ナショナルギャラリー1日目

5月31日 9時45分~ 

 ナショナルギャラリーは 今日と明日の二日間見る予定なので 今日はオーディオガイドなしで必見となる絵画をざっと見て回ることにしました。

 大英博物館内で学校の授業を見かけましたが ここでも名画バッカスとアリアドネの前で小学校高学年のクラスによる授業が行われていました。

先生から生徒に質問が出されました。
『アリアドネの手の表現は何を意味していると思う? 何かを嫌がってるみたいだけどそれは何だろうか?』
それに対して生徒達は元気よく は~い! は~い!
スゴイな 本物の絵の前で授業とは

 驚いたことが一つあります。展示品のマップを受付で買ったんです。でも作品と展示室の表示にかなり食い違いがあり、スタッフに聞いたんです。すると
『ああそれは古いマップだからですよ。』という答え。
古いマップのはずはない だってついさっき購入したばかりなんだから。そう言うとそのスタッフが言いました。
『このギャラリーの展示品の内容は年に何度も変更されます。マップは作りますが、在庫がなくなるまでは同じ物を使い続けます。それで展示品と展示室の食い違いがおこります。もしどうしても何か知りたいことがありましたら近くにいるスタッフに聞いて下さい。何でも答えますから。』
 なるほど 印刷された資料を無駄にしないという考え方が徹底されているんですね。これは日本も見習うべきじゃないかな。日本には”もったいない”という世界に誇れるステキな言葉がありますけど、何かにつけて完璧を求めるあまり無駄にしている物っていっぱいあるような気がします。

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