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soeji
拝啓 バグる自我へ
誰かに認められたい。
という思いは結構底なしで、
ギャンブル依存性やアルコール依存性と
大差はない。ように思う。
認められたい依存症だと思える。
欲求の段階で言えば、承認欲求な訳だが、
ヒトの欲求段階で言えば、結構上位。
承認されなくたって生きてはゆける。
のに、生きる ということより承認を求めてしまうのは、自我のバグだ。
バグってるなぁ。
と自身で気づければよいが、その渦中にある時は気づけないものだ。
下位の欲求が満たされていると上位の欲求を満たしに行こうとする、多動性の自我はうごめく。
そういう性質なのだ。
しかし、周囲のヒト全員が承認してくれていないということは、実は、実はないように思う。
今現在、承認してくれて、自分の存在を認めてくれている人は沢山いるはずなのだ。
自我は刺激を求める性質がある。
今承認してくれている人の事は
日常に埋もれてしまい、刺激でなくなる。
…。
コンビニの店員さんはあなたを承認していないか?
駅員さんは承認してない?
承認してくれてなかったら、電車にもコンビニで買い物もできないケド…。
そういうんじゃない!!!!
っていうだろう。
わかっている。
しかし、その「そういう事じゃない!」
というのがバグってる。のだ。
よく見てみよう。
きちんと承認されて、そこでこうしてこの文章を読んでいる。
この文章はあなたを承認している。
あなたが読まなければ、この文章は存在しないのだから。
…。
と、今後またバグるかもしれない自分に書いてみる。