執筆の参考にいつもさせてもらっています。戸波ゆま
糸社長が早速いい記事を書いてくれました。
「川田48歳と尾角36歳の時刻相関図について」です。
「せっかく」だからやっちゃったのかな?
妄想を膨らませるのが見事な記事をご照覧ください。(^^♪
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
建て替えができないまま10年も過ぎて、
どんどんボロになっていくマンションだけど、
風呂だけ新調して気休めをしています。
と、そのことはまた別にして、
新しいバスタブはジェット水流が噴き出せるんです。
これは最高ですばいと毎日ブクブクシュワーとさせてたが、
ある日、ふとジェットのスイッチを入れずに入浴したら、
なんだか静かで、落ち着いてお風呂に浸かっていられる。
いいもんだなぁ、とあらためて思ったんです。
「せっかく」ジェットが付いているので、
ついついブクブクさせちゃっていたんですね。
先日、写真家の幡野広志さんが、
新幹線「ひかり」に乗っちゃったらしいんです。
東京から大阪への新幹線といえば「のぞみ」に乗ります。
「のぞみ」は「ひかり」より30分くらい移動時間が短い。
いや、30分もちがうと言ってもいいかもしれない。
「せっかく」30分も早く着くんだから「のぞみ」に乗る。
ぼくも、ずっとそうしていたのですが、
その30分程度の時間、ほんとに早く着きたいのか。
どうせ寝ていたりもするんだし。
ぼくは、この先、京都に行くときなんかだったら、
あえて「ひかり」で行ってみようかなと思いました。
「急いでない」と思うだけでも、味わえるものもあるし。
ずっと昔のことだけど、娘が小学生だったころ、
あるチェーン店のお気に入りのハンバーガーが、
いったんお休みになったんです。
何月何日ごろ、「おいしくなって新登場します」とのこと。
娘、その日をほんとうに心待ちにしていたんですよ。
そして、当日、もちろんいっしょに行って買いました。
さっそく食べての感想が、
「わたし、おいしくならないほうがよかった」でした。
「せっかく」おいしくなった、はずなんですけどねー。
なんか、このごろ思うことが多いんですよ。
「せっかく」ということを、もう、考えちゃいけないなと。
「せっかく」かどうかで、そっちに引きづられちゃダメだ。
「せっかく」があるのはかまわないが、それならそれで、
「せっかくですが」も選択肢に入れたほうがよさそうだ。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
「せっかく」って基本的に「しなくてもよかったこと」かも。