子どもに伝えたい「服育」
ちょっと早速なんですが、1冊の本をご紹介。
装いと振る舞いの専門家・安積陽子さんが書かれた本
『子どもが自分で"合う"服を選べるようになる服育のすすめ』
これ、面白かった&かなり共感する部分があったので皆さんにも読んで頂きたい!!と思いました!(興奮)
少しだけ内容についてご紹介しますね。
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「服育とは」
身だしなみ、服選び、着こなし、身のこなしを通して、社会で活躍できる力を得ること。自分を客観的に捉え、流行や他者の意見に流されず、目的に合う最適な服を選ぶ力を養うこと。
「服育で伝える5つの価値観」
1 衣服の本質を見極める目をもち、先入観に左右されない審美眼を持つ
2 周囲に流されず自分で意思決定ができる判断力、自己決定力を持つ
3 積極的に自分の価値を高める努力を重ね、失敗を恐れない変革力をもつ
4 自分と異なる価値観にも理解を示し、他人を尊重して共存できる
5 他人と協力したり、援助をすることで得られる幸福を理解する
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とまあこんな感じなんです。
私が「服育」について興味を持ったのは、自分自身が
お洒落というものに随分人生を振り回されてきた感覚があったから。断捨離して最高のクローゼットにたどり着く道のりは長かった…笑
装いについての明確な知識が欲しかった!!
そうすれば、なんかダサくて萎縮したり無駄な散財をいくら防げたのだろうか……
着回しのコーデ本をいくつも買いましたが、結局は著者のスタイルを真似っこするだけで本質的な装う力はつかなかったんです。スタイル本見て結局は買い物しただけだったみたいな笑
著書ではこの「服育」を始めるのに最適な時期は「幼児期」としているんです。つまり、4〜6歳頃。
朝の着替えや日常の会話の中で服育を取り入れていくのが良いそうです。
「着こなし」と同時に「身のこなし」を伝えることも大切です。
カジュアルな服装の時、ジャケットやドレスを着た時にどう振る舞うのか。歩き方は?立ち姿は?そんなことを客観的に伝えてあげる。その場にあった着こなし・身のこなしを伝えていくのです。
お洒落は沢山の洋服を持っていることではないというのは自明のことですが、ビーチから夜のディナーまで「奥行きのある自分」を見せられる大人に育って欲しいなあ、とヒシヒシを感じました。
最後に我が家で実践中の「服育」をご紹介!
・4歳からは自分で服をコーディネート
・外食のみのお出かけはシャツやワンピースを着せる
季節毎にワンセットはフォーマルなものを準備
・外遊びはカジュアルに西松屋・ユニクロフル活用!
・キャラものは着せない
・今日の服装の感想を伝えてあげる
・たまに洋服を選ばせる