包み込む懐。愛。
こんにちは。
いつもふと思った事をなるべく書くようにしてます。
妊娠に関する事が続きますが、
今日は女性の精神的な強さについて。
「女性は男性よりも強い」と、よく聞きます。
特に、痛みや精神面など。
実際にそれは、男女関係なく人によるんじゃないかと私は思っているのですが、
あくまで、私が思うに
【女性は強い】
という言葉がしっくりくるのは
自分が母親になってからな気がします。
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今日私は夫と喧嘩をしました。
よくある夫婦喧嘩の部類に入るのかもしれませんが、(内容は割愛します。)
夫婦の性格は真逆なタイプです。
違う人間同士ですもん、まぁ喧嘩は起きます。
でもなるべくなら早く終わらせたい。もっと言えば言い争いをしたくない。
私は結構短気で負けず嫌いな性格です。
言い合いになって自分のクセや短所を指摘されたとき、受け入れて終わるのではなくて、何か重ねて反論しないと気が済まない、ちょっと面倒なタイプ(笑)
返す言葉には必ず「でも、、」とつけてしまいます。
そんなところで負けず嫌いを発揮しなくてもいいんですけどね、何か言い負かされるのが嫌なんですよね。
そして、喧嘩がとりあえず落ち着くといつも思うのは
私って素直じゃないなぁと。
という事を思いつつ、最近気づいたのは
結局「自分の事だけを考えてるなぁ」と。
その時自分が受けた不満や、悲しく感じた事に対して相手は気持ちを言ってきているのに
◉言われたことに腹が立ったり
◉その言葉遣いや言い方にイライラしてしまったり
自分自身が受けて感じた事だけ。
喧嘩が終わった後も思うことは
◉何でこんな性格なんだ私は
◉どういう事を直せばいいのかな
という自分の心配ばかり。
夫の事を考えていませんでした。
短気や自己中心的な人は、どんなに人が関わってる出来事でも、結局は自分の事しか考えていないのでしょう。
それでは【強さ】も【優しさ】もなにもありません。
自己防衛のみ。
っていうことにこれを書きながら気づかされた部分もあります(笑)
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ある助産師さんの本を読んだ時、こういう事が書かれてありました。
包み、受け尽くすことが、実は与えることであった。
皆さんはこの言葉、どう感じますか？
深くないですか？
私は凄く深く心にささりました。
これは母性の極地だなと。
前に母と呑んでた時に言われました。
「お母さんもあんた達からいっぱい学んで、成長させられたんだよ。」と。
母も私みたいに短気で自己中な時期もあったでしょう。
そして女性の大きな変化を10月10日(とつきとうか)経験し、痛みに耐えながらこの世に新しい命を生み出します。
その他にも色んな経験をし、乗り越え、今に至る。
自分の時間や労力を、自分じゃない誰か(この場合は子供)を思い、捧げてきているわけです。
私は今、母よりも全然若く、人生経験も年齢分。
そう考えたら人生ってまだまだです(笑)
正直、女性は男性よりも強いって言葉が、あまり理解できていません。
でも思うのは、
その年代での生活、そしてその時々の人生のイベントなど、沢山あると思いますが、
自分以外の人と関わる時、誰かのお世話をする時、誰かを想うとき、
人はまた一つ開けたステージに行くんではないでしょうか。
それが母がいう成長したって事。
そして強さが生まれるっていう事。
強さって【愛】なのかなって思います。
受け入れ包み込むのも愛だし、
自分の事よりもまず相手の事を想ってあげる事も愛だし、例えば男性の行く末を見守り支えてあげる事も愛だと思います。
本来なら女性はそういう包み込む愛に溢れた生き物なのかもしれない。
愛があるから相手を思い、それが成長へ繋がり
強さになる。
人でなくてもいいと思います。
動物もそうですが、愛する家族がいれば強くなれる。
そーんな事を色々綴って考えてたら、
私にとって一番わかりやすい成長方法は
母になるって事なのかもしれない。(笑)
よく女性は精神的に強いと言われるけど何でか。
母のように、
周りを想い、気遣い、受け入れ、
そして受け尽くす事で自然に作りあげた懐の大きさが
強さの証じゃないかって。
そう考えたら私はまだまだペーペーだなと、
しみじみ感じています。(笑)