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チャンヌ一家の家族会議議事録・第1~3回
チャンヌ家では、1年ほど前から不定期に家族会議を行っています。
これまでに、7回行いました。
家族会議をする目的
家族が集まる時間を作るため
長男も中学生。思春期ということもあり、自室で過ごす時間が多くなってきました。
次男も自室で過ごすことも増えてきたので、平日はなかなか家族がそろうことがありません。
意識的に家族全員が集まって過ごし、会話をする目的もあります。
「この家族を大切にしているよ」というメッセージを伝えるため
同性婚ができない現在、法律上4人が家族とは認められていない現状があります。
そんな状況で、家族を繋ぐのは絆と愛情。
子供たちにも、家族の繋がりをより実感してほしくて、一緒に家族について考える時間を設けることで、「私たちは家族です。そしてこの家族を心から大切にしているよ」というメッセージを子供たちに伝えたいと思っています。
家の決まり事を作る、確認する
チャンヌと子供たち、そしてるいさんはこれまで別々に生きてきました。
当然生きてきた環境も違い、生活のルールや常識も違います。
そんなルールや常識の違いを調整して、全員が納得できる新しい生活を作っていく必要があります。
これがまた大変な部分ではあるのですが、日々トライ&エラーで心地よい生活を追求しています。
また、中学生になった長男は自分の世界も広がってきて、家庭の中でも外でも自分のやりたいことが増えています。
そんな中で、どういったことならしても良くて、どういったことはしてはいけないのかなど、自由と制限について考えていく時間にもなります。
それぞれの生活を振り返る
できていること、できるようになったことなど、日頃すべてを褒めることができないことも多くあるので、こういった機会に褒めたり、逆に課題を確認して今後どうやって改善していくかを話します。
第1回「家族のお金の話とウクライナ募金について」
ロシアとウクライナの戦争が始まってすぐくらいの回。
「ウクライナに募金しよう!」という子供たちに、「募金ってした方が良いものなのだろうか?」という問いを投げかけました。
ウクライナの人々を救いたい、少しでも力になりたいと思う気持ちは素敵だけれど、今募金をすることが一番良い方法なのだろうか。
そもそも募金するお金は誰がどうやって得たお金なのだろう。募金をするとしたらどこにするの?募金したお金は一体何に使われるのだろう。
そんなことを考えていると、「今は募金はやめておこう」と言うことになりました。「戦争が終わったら、その時に復興に役立てるお金に募金をしようかな」と子供たちは言っていました。
第2回「新生活の過ごし方」
4月、中学校と小学校に上がる子供たちの新生活について話しました。
それぞれの目標も立てました。
チャンヌ:にじいろおやこくらぶを、参加者に楽しんでもらえる場になるようにする
るい:腹筋をする。電車の中でニュースを読む。
長男:周りとなじめるように努力する。宿題をする。
他のクラスの子や、先生とも交流を持つ。
次男:早寝早起き遅刻なし。悲しいことをされても暴力をしない。
チューリップを育てる。
また、新生活の一日のリズムをそれぞれ確認しました。
第3回「行動についてのルール決め」
出かけたりすることに、それまでルールを設けていなかった長男でしたが、少しずつ行動範囲が広がり、時間もあいまいになってきたので、ここできちんとルールを決めることに。
外出可能な時間と門限、行動して良いエリアを決めました。
長男は不服そうにはしていましたが、「まぁ、そうだよな」と、どこまでも自由は許されないということは理解しているようです。
次男についても、登下校時の寄り道なども時々しているようなので、今一度確認。
遅刻はもちろんのこと、登下校時のトラブルも防ぐため、必ず守るように話をしました。
また、長男・次男ともに、ゲームやスマホの取扱時間についても決めました。
次回は第4~7回の議事録です。