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傘村トータとわたしの青春

※これは一個人を誹謗するものではありません。そのことを理解した上でご閲覧ください。



昨日ふいに、数年前よく聞いていた曲を思い出しました。

傘村トータさんという、ボカロPさんの曲です。

最近ではあまり聴かなくなってしまったのですが、それこそ中学3年生だとか、高校一年生の頃まではよく聴いていました。

有名なのは「あなたの夜が明けるまで」とか「贖罪」でしょうか。

今でもよく覚えていますが、コメント欄の考察班に私も混じって、いろんなストーリーを考えたり読んだりと、楽しんでいました。

私のお気に入りは「夏と罰」シリーズと、「ドラドの悲劇」、「オーダーメイド」でしょうか。
純粋に「オーダーメイド」はクオリティがえげつないので、まじで色んな方に聴いてほしいです。投稿されたときの衝撃はすごかった。

ですが今回お話するのはそれではなくて、私が勝手に年齢シリーズと呼んでいる三部作についてのお話です。
ダサいのは承知。しょうがないでしょう。わかんないんだから。


「15歳の主張」「18歳の責任」「22歳の反抗」
今YouTube覗いたら、5年前なんですね、投稿されたの。

まだ私は22歳にはなっていないので、今回は「22歳の反抗」についてはお休み。
まだわかんないですもの。22歳じゃないのに22歳の話聴いたって。

22歳の私が覚えていれば、22歳になった頃、ちゃんと聞きにでも来ましょうか。


じゃあ、まずね、「15歳の主張」。

ちょうど15歳ってなると、まぁ大体の子は中学3年生ではないでしょうか。
早生まれだとほぼ高校一年生なので、大体そこらへんでしょう。

今の年齢になって聴くと、あぁこんな風に考えてた時期もあったなぁと、思います。
もう今の私には15歳だった時の感情なんて残ってませんし、これでもちゃんと成長しているつもりです。

でも今になると、その思春期らしい世界の狭さが、幼くて大変で、当時からすればつらかったのかなとは、思います。

「勝手なことを言うな」「何にも知らないくせに」

初手からこうした言葉でこの歌は始まるのですが、まぁ、捉え方は人それぞれでしょう。

当時の私は、誰かに勝手なことを言われたこともなかったですし、なんなら自由にさせてもらっていました。

ずっと続けてきたものを、県内有数のトップ高校に進学するのにやめると話しても、流石に止められることはありましたが、責められることはありませんでした。

今ではまぁ、やっていたらどうなってたかな、くらいに考えることはありますが。
想像が全くできないので、それも楽しい。笑

でも、勝手なことを言われていないことを自覚していたにも関わらず、私のことを誰も知っていないとは、聴いた時に思っちゃったんです。

私自身のことを誰も理解はしてくれていなくて、だから私の思いを全部ぶちまけられるようなことをしなくちゃ。

だから演劇部に入って、台本を書いたんだと思います。
最近になって読み返してみたら、まぁなんというか、かわいかったです。

高校生らしい、まだ青臭い、そんな感じがすごくしました。
へったくそでしたし、結局誰かに響くのかと言われると不思議な台本でしたが、高校生には響くのかなとは、思います。不思議ね。笑

でも、そう考えるのも、高校一年生が終わる頃には、なくなっていたと思います。

当時触れていたものがいちばんの原因だとは思っていて、もう最悪だ…とまで思ってしまうほど、私の超絶面倒ネガティブ期を生み出しやがった発端なのですが…笑

そこからようやく離れたのが、高校一年生の終わり頃。

私が、すっごいポジティブ人間へと戻った時期です。
そして私が、15歳じゃなくなった頃でもあります。早生まれなのでね。

新しい人たちに出会い、生きていくことを全力で楽しむ術を知りました。

生きていることをなぜか超絶悲観的に話す人たちから離れ、そして初めて、「生きてるだけでえらい!」という言葉をぶん投げられました。

まぁ、変わりましたよ。私自身。
それとほぼ同時に演劇部もやめてましたし、ちょうど転換期だったんですよ。きっと。私の人生のビッグイベントだったのかもしれない。

大人に頼るということを学んで、人に頼るということを学んで、自分でわざわざ抱え込むことがどれだけ自己犠牲にしかならないのかを学んで。

そして当時はこんな風には思っていませんでしたが、私のことを見てくれる人はたくさんいたのだと、ちゃんと自覚をしました。

私がしょうもない自己嫌悪を勝手に生み出して、それにどこか馬鹿らしい誇らしさなんて感じてしまって、勝手に殻の中に閉じこもっていただけ。

私を見てくれる人はたくさんいましたし、私のことを真正面から褒めてくれる人も、私の努力をちゃんと知って、評価してくれる人もたくさんいました。

それに性格がまるごと変わったようなものだったので、自分から大人の人にちゃんと話しにいけるようにもなったんだと思います。

めちゃくちゃ人見知りなんですけどね、気合いでどうにかしてきた人間なので。

悲観的に思うことは自分の首を絞めるだけだし、自分の精神を自らじゃりじゃりずりずり削りまくっているようなもんです。とんでもねぇ。

確かに、歌詞にあるように、私の人生は私の人生ですし、誰かのものではありません。それは絶対に。

でも、15歳って、ほんとうにただの子どもなんです。

しかもいちばん繊細なのに、いちばん大人に頼るのが下手くそ。

いちばん繊細で誰かに頼って甘えて、助けてもらって、その上で自立したり、強くなるべき時なのに、いっちばん頼るのが下手なんですよ。

そりゃあ、私みたいになる子、いっぱいいるわけです。

それに、みんながみんな、私と同じような環境にいるわけじゃない。
これだって、私の主観でしかありません。

でもほんとうに、ひとつだけ。

私のいらない、これがかっこいいと思い込んでしまった自己肯定感の低すぎる時間が、私の首を絞めて、私を全力で苦しめていたことだけは、事実です。

元々自己肯定感が低い人はたくさんいますし、そういう人は周りが全力で褒めちぎりまくってね、その人をえげつないほど愛しまくればいいんですけど、私の場合くそ面倒なので。

だめですよ。自分のことちゃんと褒める!

それで、戦う時は、戦うしかありません。
逃げたいなら逃げましょう。

逃げないで死ぬくらいなら、逃げて生きて、そこで大笑いしてる方が勝ちですから。


よし!書きすぎた!!笑😂

「18歳の責任」のお話もしましょうか…笑

しょうがないんです。マジで私の15歳って人生でいちばん面倒だったから…黒歴史にも程があるほどひどかったから…😂

まぁ、切り替えまして、18歳。

正直、私は早生まれで高校三年生はほとんど17歳で過ごしましたが、これに関しては大学一年生の頃よりも、高校三年生の頃の方が合うかな〜とは思っています。

私がほぼ記憶を失っている大学受験期ですね!笑

3年生の頃はほんとうに、高校生活でいちばん穏やかだった説があります。

一年生の私は面倒臭い日本代表でしたし、2年生は演劇部の退部とか諸々ありましたし…三年生は受験で忙しかったとはいえ、一、二年の頃のような感じではなかったです。

とはいえ、受験です。

私は周りとは違って、内部進学ではなく他大私立組だったので、そうするのにもなかなかの勇気はいりました。

ほんとうに内部進学しなくていいのかは、結構聞かれました。

私のいたクラスは内部進学に特化していたので、言ってしまえば、学校でいちばん内部進学を目指すにはもってこいなクラスだったんです。

正直なところ、できるもんならしたかったです。

みんなと同じように内部進学して、他大私立受験は正直、したくはなかったです。

でも内部進学だとなりたいものになれなかったので、その選択の狭間でぐらんぐらんに揺らされて、どうにかこうにか、決めました。笑

それが正解かなんてわからなかったです。

私が目指すにしては偏差値が低いとも言われました。

正直、内部進学用のテストの点数がもう少し良ければ、今の道は選んでなかったかもしれません。

それでも選んだのは私だし、それを応援してくれたのは家族だし、先生たちだってそうでした。

大人になるために戦っていたし、もう義務教育じゃなかったけど、それでも、大人の人にたくさん守られて、それで戦っていたんだなと思います。

歌詞の中にね、「みんなこうやって大人になるんだね」ってあるんです。

15歳の頃、ひとりで戦うことだけにしか価値を見出せなかったあの頃には、微塵も考えなかったことです。

周りに自分を大切にしてくれる人がいて、その人たちに守られて、戦って、そうやって大人になっていく。

今そう思えているから、きっとそうなのでしょう。

だからなのか、大学生の今、ほんの少しですが、自分で色々と勝手にやることが増えました。

勝手、と言っても、あれですよ、悪い意味じゃないですからね。笑

なぜか大学生になってからの方が想像力が豊かで、これやりたい、あれやりたい、と思っては、自分でできる限りのところまでやるようになりました。

一年生の時は、完成品第一号を持って行ったこともあったくらいです。

あれを卒論にする気なので、また制作を再開させないといけないのが大変ですが…笑

より誰かに頼ることを学んで、背負える責任が、増えた気がします。


15歳の私が今の私を見たら、何を思うんでしょうか。

誰かに恋をして、誰かに本音を語って、誰かを嫌って。

そして、誰かに頼って。

ただひたすらに自分を愛さなかった私は今、全力で私を愛しています。

私を愛して、私をひたすら、大切に。

喜怒哀楽の制御は上手くなる一方で、涙腺はがばがばのゆるゆるですが…

今の自分とは全く違うと、びっくりすることでしょう。

めっちゃポジティブになってるのに、いちばんびっくりしそう。笑


22歳になった時、この記事が残っていれば、また見に来ましょう。
そんな強すぎる精神力があるとは到底思えませんが、言うだけならタダです。

それで、22歳の反抗を聴いてみます。

ほんとうに大人になった私が、その時どう生きているのか。

わからないけど、楽しみです。

でもどうかどの時も、自分のことを全力で大切にできる人間であったら、いいなと、思います。




夏真っ盛り、とんでもない暑さが続いています。
熱中症予防だけとは言わず、脱水症状の予防にも、塩分不足の予防にも、とりあえず何にでも注意してください。

夏バテにも、どうかご用心ください。

私は今週末ライブです!!ひゃっふい!!!
デビューライブだ楽しんでくるぞ〜〜!!!!!


のえる。🪿

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