大東流の柔術18 (外手四方投げ)
合気で有名な大東流だけど、あんまりにも柔術じゃんそれって思う動作が合気として紹介されてたり、大東流で解説されてるのが合気ばっかりなので柔術の説明用に。
御断り
合気に関しては説明しない、会派は明かさない、大東流で習う柔術の話をする。
流派としては、所作、身体の移動、間合感覚、手の使い方などを身に着ける為に色々注意点があるが、腕の動きに重点を置いて記載する。
目次
説明
概要
今回は順手で行う四方投げ
段階として自分が動いて掛ける初歩のやり方、一歩だけ入り相手を動かす初段で求められるやり方、自分が動かず行う大東流として求められるやり方の3種類がある、今回は初段で出来る様になってるやり方を解説する。
Xで発信した画像での説明
細かい解説
番号はXのリプライにスレッドとして投稿しており、各番号と対応している
白:黒の左手を自分の右手で抑える
・相手が帯刀してる前提で、抜刀させない為に手を掴み、相手を押し留める
黒:持たせて手を開く黒:右手で相手の手首を掴み、左手は外し手の捻りを入れる
・左手の指先を相手の脇に向ける
・右手は添えるだけ黒:相手の肘を相手の胴体に突き刺す
・掴まれた左腕の肘を動かすと相手の肘をコントロール出来る
・肘を刺すことで相手の姿勢が崩れ、重心を動かす事ができる黒:相手の肘を浮かす
・ 自分の両腕の肘を上げると相手の肘が上がる
・相手の腕を捻る事が目的黒:相手に対して背中を向ける
・相手の腕を絞って極めたので、落とす為の方向転換黒:相手の腕を水平に動かす
・既に捻りきっているので、それ以上腕を捻らず、折り畳む事が目的黒:右肩に担ぐ
・折り畳んで行く黒:真右を向く
・更に折る用意黒:自分の体を這う様に腕を下ろす
・身体から離すと相手の腕が伸びてしまい倒れなくなる
おまけ
初段審査で死ぬ程やる技の1例、これをどの状態からでも出来ると判断されるのが初段の目安になる。
柔術としてキチンと相手の腕を捻って重心を取る事、見えない場所で相手をコントロールする洞察の2つが要求される。
別に取り直した定点画像
・Xで投稿した画像は手元を見易い用に角度変えてたから、なるべく定点で
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