大東流の柔術29 (胸取り脇固め)

合気で有名な大東流だけど、あんまりにも柔術じゃんそれって思う動作が合気として紹介されてたり、大東流で解説されてるのが合気ばっかりなので柔術の説明用に。

御断り

合気に関しては説明しない、会派は明かさない、大東流で習う柔術の話をする。
流派としては、所作、身体の移動、間合感覚、手の使い方などを身に着ける為に色々注意点があるが、腕の動きに重点を置いて記載する。

目次

説明

概要

今回は胸取りの脇固め
襟を掴んだ相手を肘で落とすだけの簡単な技、脇を締めるときに肩を上げて失敗するケースが多い

Xで発信した画像での説明

次の柔術はこれ、胸取り脇固め#大東流の柔術
白は右手で襟を掴む。黒は手を抑えて左肘を乗せて落とす。カンタンネ

1.襟を掴む https://t.co/FFIloLyblV pic.twitter.com/AHswpp6nRB

— もみとう(椛刀) (@momizitou_5) January 3, 2024

細かい解説

番号はXのリプライにスレッドとして投稿しており、各番号と対応している

1. 白：右手で相手の襟を掴む
   ・襟を取り相手の姿勢を崩す
   黒：両手で相手の手を抑える
   ・相手の手がズレない様に自分の身体に押し付ける

2. 黒：左足を一歩出し腕の側面に入る
   ・半歩相手に入る
   ・左腕は肘を上げ相手の腕に乗せる

3. 黒：脇を閉じて相手の肘を押し崩す
   ・相手の腕に乗った左腕の脇を締める
   ・真下に崩すと言うより、相手を引っ張る方が主観では近いかも知れない

おまけ

肘関節を決める都合ちょっと危ない、何度も繰り返すと受けが辛いので程々に。
肝は相手の側面に入った後脇を締めるところ、日常で出てくる動作だと思うが割と失敗する。

別に取り直した定点画像

・Xで投稿した画像は手元を見易い用に角度変えてたから、なるべく定点で