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大東流の柔術21 (内手七里引き)

合気で有名な大東流だけど、あんまりにも柔術じゃんそれって思う動作が合気として紹介されてたり、大東流で解説されてるのが合気ばっかりなので柔術の説明用に。

御断り

合気に関しては説明しない、会派は明かさない、大東流で習う柔術の話をする。
流派としては、所作、身体の移動、間合感覚、手の使い方などを身に着ける為に色々注意点があるが、腕の動きに重点を置いて記載する。

目次


説明

注意事項

力づくで行うと受けに怪我をさせる事があります、丁寧に行ってください。
万が一受けに怪我をさせても私は責任を負えません。

概要

今回は内手からの七里引き

相手の腕に絡ませ極めるところが難しく、上手く行かない時は全く反応が無いかもしれない、極まる時は形作るだけで極まるから形を丁寧に作って

Xで発信した画像での説明

細かい解説

番号はXのリプライにスレッドとして投稿しており、各番号と対応している

  1. 白:黒の右手を押さえる
    ・相手が帯刀してる前提で、抜刀させない為に手を掴む。

    黒:掴まれるので手を返し掌を見せつつ開く
    ・相手が掴んでくるので手を返し掌を見せる、この技の練習では省いても良い

  2. 黒:相手の脇の下に指を向ける
    ・肘を曲げ、手首をなるべく折らず指先で脇の下を狙う

  3. 黒:脇の下を刺す
    ・肘を伸ばして、相手が仰け反るように脇の下に手を入れる
    ・掌を返すのがコツで、人差し指より小指の方が高くなるように手を捻る
    ・伸ばすのと捻るの両方を同時に行うのはシンプルに鍛錬が必要なのでガンバ

  4. 黒:手を返す
    ・相手の肘を刺したまま捻りたい
    ・相手の肘が折れるように手を前に出し、折れた肘を相手に向ける事で腰を回す、四方投げの3.でやった相手を刺すのと同じ要領
    ・片手で行うには相手を片手で崩せないと難しいので、左手を補助に使うのもあり

  5. 黒:左腕を絡ませる
    ・相手の腕に対し自分の左腕を上から巻きつける

  6. 黒:左手で右手首を掴み腕を伸ばす
    ・なるべく左腕を伸ばしたまま右腕を掴む
    ・相手の肘少し手先側に自分の腕を潜らせる
    ・右手首を掴んだら腕を伸ばす
    注意:関節技だが強い力は必要ない、ゆっくり丁寧に行え

おまけ

過去聞いた話だと七里を引きずれるって事で七里引きって言うらしい。七里は21km位だから相当だな、ロシアとかの軍隊格闘でも同じ極め方してたの見たことあるし、道具使わないで連行するのに本当便利なんだよね。

あと再三書いてるけど、最後の極めはちゃんと出来ればすぐ痛むので、力づくでやらないでね。

別に取り直した定点画像

・Xで投稿した画像は手元を見易い用に角度変えてたから、なるべく定点で

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