大東流の柔術67 (諸手の被せ)

合気で有名な大東流だけど、あんまりにも柔術じゃんそれって思う動作が合気として紹介されてたり、大東流で解説されてるのが合気ばっかりなので柔術の説明用に。

御断り

合気に関しては説明しない、会派は明かさない、大東流で習う柔術の話をする。
流派としては、所作、身体の移動、間合感覚、手の使い方などを身に着ける為に色々注意点があるが、腕の動きに重点を置いて記載する。

目次

説明

概要

今回は諸手に持った相手に対して被せていく技。

腕を捻って相手の手に向けて自分の小指を押し付ける必要があり、今までとちょっと違う動きが必要になる。

Xで発信した画像での説明

次の柔術はこれ、諸手(もろて)の被せ#大東流の柔術
両手で取られた腕を回し相手の顔に被せ崩す、最後は親指を外に逃して崩す

1.掴む https://t.co/DDjKvRom6H pic.twitter.com/lbkyuCRm9b

— もみとう(椛刀) (@momizitou_5) February 11, 2024

細かい解説

番号はXのリプライにスレッドとして投稿しており、各番号と対応している

1. 白：黒の左腕を両手で掴む
   ・相手が帯刀してる前提で、抜刀させない為に手を掴み、相手を押し留める
   黒：手の甲を相手に見せ持たせる

2. 黒：外し手の要領で腕を捻る
   ・相手を崩す為の捻り
   ・今回は小指を相手の掌に押し付ける為の捻り

3. 黒：腕の形を維持したまま上げ、相手に被せる
   ・上げた後手の甲を相手に被せていく
   ・相手を崩したら親指を更に被せて相手を崩す

正面動画(仮)

動画の方がわかり易いよな、黒側の動きを正面から見た映像 pic.twitter.com/4ntUAT3pNd

— もみとう(椛刀) (@momizitou_5) February 11, 2024

おまけ

今回から正面での動画を用意しようかと思う、動きを文字で説明するのに限界を感じてね。

別に取り直した定点画像

・Xで投稿した画像は手元を見易い用に角度変えてたから、なるべく定点で

※気が向いたら