大東流の柔術6 (正面打ち一ヶ条)
合気で有名な大東流だけど、あんまりにも柔術じゃんそれって思う動作が合気として紹介されてたり、大東流で解説されてるのが合気ばっかりなので柔術の説明用に。
御断り
合気に関しては説明しない、会派は明かさない、大東流で習う柔術の話をする。
流派としては、所作、身体の移動、間合感覚、手の使い方などを身に着ける為に色々注意点があるが、腕の動きに重点を置いて記載する。
目次
説明
概要
今回は正面打ちに対する1ヵ条、合気道だと1教かな?
この技は相手の打ちを受ける事と、相手の肩を回して崩すことを覚えるのに便利。この肩を回す崩しは相手を大きく崩す時によく用いる。
Xで発信した画像での説明
細かい解説
番号はXのリプライにスレッドとして投稿しており、各番号と対応している
白:頭頂を打ち下ろす
・右手で相手の脳天を唐竹割りするように真上から振り下ろす
黒:左手で相手の肘を抑え、右手で相手の剣が降りてくるのを防ぐ
・左手で振り下ろしを防ぎ、右手で次の動作の仕込みをする黒:相手の肘をカチ上げつつ右手を返す事で引き出す
・左手は相手を抑え詰める、右手は手を返して相手を引き出す事で相手を浮かせる黒:左手で相手の肩を詰める方向に回し崩し、右手を斬る事で相手をコントロールする
・肩関節を下から上に回す事で引き出す方向に誘導する黒:そのまま肩を詰める事で倒す
・相手の肩を詰めてるので手と肩の位置関係が大事、手が肩より高い位置にある方が効果的
補足
3.の肩の回し方が説明しづらいので補足
①打ち終わった状態
②肩を詰めた状態
③上げる
④更に詰める事で向きが変わる
おまけ話
1ヵ条の崩し、肩を詰めて回す形が基本なんだけど、元々肩が詰まってる打ちの強い人なんかは基本形で肩を詰めるのが難しく、もっと腕が身体の正面を撫でる難しい方法でないとかからなかったりする。そっちは合気が要るからちょっとここで取り上げるのは難しいな。
取り直した定点画像
・定点カメラで動きを説明する
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