大東流の柔術86 (後ろ手の四方投げ、表)

合気で有名な大東流だけど、あんまりにも柔術じゃんそれって思う動作が合気として紹介されてたり、大東流で解説されてるのが合気ばっかりなので柔術の説明用に。

御断り

合気に関しては説明しない、会派は明かさない、大東流で習う柔術の話をする。
流派としては、所作、身体の移動、間合感覚、手の使い方などを身に着ける為に色々注意点があるが、腕の動きに重点を置いて記載する。

目次

説明

概要

今回は後ろから手を掴まれた時の四方投げ、表

この形を習ったことは無いけど四方投げはあらゆる所から繋がるって話を補強したいので。

Xで発信した画像での説明

次の柔術はこれ、後ろ手の四方投げ(表)#大東流の柔術
後ろから取られた場合の四方投げ。
(今回は現実的に出来る範囲で、こうすれば良いって形)

1.持たせる https://t.co/Gemnza9ihy pic.twitter.com/kZC6A9FYTg

— もみとう(椛刀) (@momizitou_5) March 1, 2024

細かい解説

番号はXのリプライにスレッドとして投稿しており、各番号と対応している

1. 白：相手の右手を自分の右手で後ろから取る
   ・相手の手を引く形でも良い
   ・可能なら一度引いてから相手の肩に詰める持ちをしたい
   黒：肘を上に向け掴まれた手を開く

2. 黒：右足を出し相手の肘を落とす
   ・後ろに半歩下がる
   ・自分の肘で相手の肘を攻める

3. 黒：振り返る
   ・次に相手を崩したいのであまり大きく詰めない

4. 黒：一ヶ条に落とす
   ・形が一ヶ条なだけで、この時持ち替えを行う

5. 黒：カチ上げる

6. 黒：落とす

おまけ

わざわざ振り返らなくても出来る気がするけど一度試さないとなんとも言い難いな、機会があったら検証してみようか。

別に取り直した定点画像

・Xで投稿した画像は手元を見易い用に角度変えてたから、なるべく定点で

※気が向いたら