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【メンバーVoice】 すずきさんインタビュー

マミットメンバーVoiceでは、ママ限定コミュニティ型ITスクール「マミット」で学び働くママたちを紹介していきます。
今回は、すずきさんにご登場いただきました!これまでの経歴、育休中のマミット活用方法、今後の展望やマミットに対する想いなどを、たっぷりと聞いていきたいと思います。
(聞き手:アートディレクター・デザイナー/マミット講師 ちい)


10年かけて育まれた「デザインをやりたい」という気持ち

─ すずきさんのご職業・ご経歴を教えてください。

新卒で入った工場では事務のお仕事をしていました。4年半くらい経った頃、結婚を機に転勤族である夫について行くことになり、退職しました。それからはアルバイトなどをやっていました。ですが「定職につきたい」、「キャリアを継続させていきたい」という気持ちがずっとあって…。

再就職を目指しましたが”転勤”がネックとなり、なかなか条件に合う企業はありませんでした。IT業界だと在宅ワーク可能な企業は多かったのですが、いかんせん、自分には知識や技術がなくて諦めかけていて。そんな時に、業務委託で事務代行を行う現在の職場に入ることができたんです。

業務内容としては、社員さんが手に負えない事務作業、例えばチラシの制作、リサーチ業務、Excelの制作、PowerPointの資料作成など。依頼がある時には、私と同じような業務委託のメンバーに「誰かできる方いませんか?」と声がかかり、挙手制で依頼を受ける形になります。
その中でも最近は、PowerPointやSTUDIO、Illustratorなど、どちらかというとデザイン系のお仕事をメインで受けるようにしています。

─ なぜ、デザイン系のお仕事をされるようになったのでしょうか。

元々大学のときに「病院ボランティアプロジェクト」という、大学が推進してる学生団体に所属していました。そこで、「治療がこわい」という子どもたちのために、プレパレーション絵本(「治療はこういう理由でやらないといけないんだよ、頑張ろうね」という内容の絵本)を作るチームに入っていたんです。
企画から製本までやる中で、私がIllustratorでのデザインを担当することになってしまって。でも当時は、どうせ就職でも必要のないスキルなので、嫌々やってました(笑)。
ですが、その後就職活動をした際、求人の中に「Illustratorを使える方、優遇」と書いてある会社があったんですね。「ほうほう、私使える!」と思って応募。
「Illustratorも使えますし、地元なので貢献していきたいです。」
と面接で伝えたら、無事その工場の事務員として採用されました。これが新卒で入った会社です。入社後のメインのお仕事は、手作業で作られていたカタログのデータ化作業。
しばらくやっているうちに、デザインって楽しいな!と思うようになっていきました。

─ デザインに接しているうちに、自然と好きになった感じなんですね。

そうですね。だんだんと。かなり長期スパンで好きになった感じです。
大学、新卒の工場、現職と合わせると10年ほどになりますね!

流れにのってたどり着いたマミットは明るい気持ちになれる場所

─ マミットに入ったきっかけは何だったんでしょうか。

現職を始めたのと同時期に、就労支援のNPO団体が主催する3ヶ月間の「Webサイト制作講座」に参加したんですが、実はその先生がマミット代表のおがまりさんでした。
以前はExcelしかできなかったのが、そこでWebの基礎知識を学んだことで、STUDIOを使ったホームページの編集とかデザイン業務など、現職での受けられる業務の幅が広がったんです。今の私の土台を作ってくださった3ヶ月間の講座でした。
一方で、あくまで入門レベルを学ぶ3ヶ月間だったので、受講期間中に実務レベルでできるようになったことってそこまで多くないんです。例えばSTUDIOだったら詳しく講習で取り上げるのは1回だったり、HTMLやCSS、JavaScriptなどのWeb制作言語やデザインについても基礎知識に留まったり。その状態でお仕事をしていたら、「このデザイン、これでいいのかな」とか「STUDIOでのページの作り方これであってるのかな」とか聞きたいことがたくさん出てきて。勉強するためにいろいろとYouTubeなども見たりするんですけど、結局質問が湧いてくるんですよね。でも、聞ける場所がなかった。
実務ではYouTubeに出てくるデザインと同じ内容が依頼されるわけでもなく、応用が効かないなと思いました。知識がまだ浅いという自覚が、やっているうちにどんどん出てきちゃったんです。
そんなときに、ちょうどおがまりさんから、「マミット、始めました。ぜひすずきさんも、『Web制作講座』の時に、お子さんを連れて頑張ってらっしゃったので、よければ来てみませんか」
と、声をかけてくださって、「すごい!これは、神のおぼしめしだ!」と思って参加しました。

─ いいタイミングだったんですね!

はい。ちょうどいいタイミングで、導かれるように入りました。

─ 実際入ってみていかがですか。何か実感したこと・変わったこと・気づいたことなどはありますか。

技術面の知識が、自分のペースで無理なく身についてきたと感じています。
まだまだ勉強することはいっぱいあると思うんですけど、それでも以前の困っていた時期に比べると、自信を持って作れるようになりました。
あとは現職を始めたときに、ぼんやりと「いつかこれでフリーランスとかになれたらいいな」と思っていたんです。まあ今現在は、フリーランスよりも企業に入りたい気持ちの方が強いんですけどね。
当時は、「フリーランスなんて自分にはできない」っていう気持ちがどこかにあったんですが、今はちょっと「できるかもしれない」という気持ちになりました。
マミットには、たくさんフリーランスとしてお仕事されている方もいらっしゃるので、私にもできるんじゃないかって。希望が湧いて、明るい気持ちになりました。

実際にすずきさんが担当されたバナー、Webサイト

─ ”周りの方との相互作用”も良かったいうことですね。もし、他のスクールだったら、その相互作用もなかったかもしれないですね。

たぶん自分との戦いだったのかな、と思います。
そういうスクールの先生って、恐らくフリーランスのお仕事の”良いこと”しか言わない気がするんです。マミットであれば、「こういう面は大変だけど、こういう面は良いよ」と、メリットデメリットを両方とも知ったうえで、「じゃあフリーランスやろう!」と考えられる環境だと思います。

─ 全部、隠してないですもんね(笑)

そうですね。現実を知ることができます
あとは、自分と重なる部分が多いので、”全員ママさん”というのがいいです。他のスクールだとママさんじゃない人もいっぱいいるので、やっぱり自分とは働き方が違う気がします。

ママさんって、どうしても制限があると思うんです。そこと両立していくために、みなさんどうしているのかという、現実も見れるのが良いですね。

夢の実現と自己成長のために挑戦し続けたい

─ これからマミットの中でも、個人としてでも、挑戦していきたいことや夢・目標はありますか。

現段階では企業に就職することです。
今やっているSTUDIOやCanva、Illustratorなどを使う、デザインに携わる仕事に就いていきたいと思っています。
ちなみに老後は(笑)、65歳を超えると会社員も続けられないと思うので、遠方でも働けるような、それこそフリーランスとして、年金をもらいつつお仕事するというのが夢です。

─ ちなみにデザインに携わる仕事は、”ノンデザイナー”や”デザイナー”から”雲の上の超一流なアートディレクター”まで様々ですが、すずきさん的に目指したいレベルはどのあたりなんですか。

上にいけるなら、いきたい気持ちもあるんですけど、現段階では”デザイナー”と名乗れるようになれば、自分としては頑張ったと言えるんじゃないかと思います。
もちろん実務につけた時点でありがたいんですけど、「もうこれでいい」と満足してしまったら、もう何も成長できない気がするので、せめて”デザイナー”を目指したいです。

─ ノンデザイナーの”ノン”が取れるのが目標ですね。

そんな感じですね。そこに行き着くにはまだまだ勉強しないとですけどね。実際にこの前作ったバナーも、どのぐらい集客できるかは少し心配だし、すごい大変だなと思いつつ…、でも難しい領域だからって、諦めようとはちょっと思っていなくて。できるだけ挑戦していきたいです。

マミットは「キャリアを見つめ直したい」ママさんにこそおすすめ。

─ 最後に、マミットへの入会を検討しているママさんへのメッセージをお願いします。

マミットは、すごく幅広く学べるところです。
私みたいに「在宅ワークやってみたい」や「フリーランスに興味ある」、「ITって何?」、「自分に何が向いているかわからない、何からやったらいいんだろう?」という人でも、勉強になる部分がいっぱいあると思います。
「自分のキャリアを見つめ直したい」というママさんに良いと思うんですね。そういった人に、ぜひ1回!ちょっと入ってみてほしい!本当にこれ!

なんというか、凝り固まった考えのママさんをマミットで今のところ見たことがないので、いろんな方のお話を聞いて、家庭事情も様々だし、いろんなお家があるんだな!みたいなのも見えて楽しいんです。要するに…そうですね、すごくいいところです!(笑)

─ そう思っていただいて嬉しいです。素晴らしいお話をありがとうございます!


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