意外と簡単にできる相性診断
単純な相性診断は「中心星」を求めなくてもできる
これは2021年に離婚した勝地涼さんと前田敦子さんの相性診断の画面です。
上下にそれぞれ2人の命式があり、その間に「互換空亡」「日主干合」「干合=2」と表示されています。
先ず、良い要素から見ると「日主干合」は一目惚れ、非常に縁が深い、運命の赤い糸で結ばれた関係ということです。
「干合=2」もお互いの干合は仲の良いということですので、2つあるのは良いということです。
では、この2人の相性で一番悪いところ、ヤバいところというのは「互換空亡」です。
「互換空亡」は腐れ縁、共倒れの最悪の関係ということになります。
勝地涼さんの空亡「巳」が前田敦子さんの日柱地支にあります。
前田敦子さんの空亡「申」が勝地涼さんの日柱、月柱にあります。
これが年柱にある場合は「互換空亡」は強くなく、気にしなくても良いくらいですが、お互い「日柱」にあるので完璧な「互換空亡」です。
2人は「日主干合」の一目惚れで惹かれ合って結婚し、その後、一緒に暮らしているうちに「互換空亡」でだめになっていったと説明できます。
本来のキチンとした相性診断ではこれらの要素以外に「日主の対比」「十二運の一致」「吉凶星」なども見ますし、結婚や破局の流れ、更に復縁を考える場合の鑑定では、「中心星」を求めて2人の大運、年運、月運の流れを比較して、タイミングを考えることになります。
実際に復縁ができるかどうか、復縁のタイミングを教えてほしいという鑑定依頼を受けたことがありますが、2人の3年分の大運、年運、月運、十二運、吉凶星を表に書き出して、タイミングを分析するという大変な作業になりました。