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口から出た音だけで作る音楽の世界 -Hnman Beatbox(ヒューマンビートボックス)

割引あり

Human Beatbox(ヒューマンビートボックス)とは...

どうも。ヒューマンビートボックスの日本チャンピオンのmomimaru(もみまる)と申します。

ちなみに、ヒューマンビートボックスとは口から出た音だけで音楽を作る演奏技法であり、一種のパフォーマンスです。



ヒューマンビートボックスってなんぞや!?ボイパと違うんかい??


「ボイパとビートボックスって違うの?」そんな言葉をよく聞きますね。結論から言いますと、違います。別物ですね。例えるなら、ボイパはサッカーでビートボックスはフリースタイルフットボール(リフティング等のパフォーマンス)ってくらい違います。

ボイパ-ボイスパーカッションは、アカペラのバック演奏です。演奏方法も引き立てて馴染ませるために有声音(声を混ぜた)が主に用いられています。基本はドラム等のリズムのみ。

ビートボックス-ヒューマンビートボックスは、貧しい人達がDJ機材を買うお金が無かったので、じゃあ口でやろう!とやり始めたのがきっかけと言われています。演奏方法は空気の破裂音からなる無声音(声を使わない)が多いです。ただし、DJでやっていることを口で真似するのが大もとなので、そもそも無声音や有声音なんて概念すらないかもしれません。ビートボックスは実際には存在しない新しい技や音を開発したりもします。オリジナルサウンドですね。ちなみに、ビートボックスやってる人の事をビートボクサーといいますよ!

ビートボックスって括りに明確なルールなんてものはぶっちゃけ存在しないので、自由といいますか...。

ラップやりながらやる人もいれば、歌いながらやる人もいますし。ルールなんて存在しない。俺たちがルールだ!フリースタイル!といったような、ヒップホップの思考が根本にあるからなのかもしれません。何でもありで無限の可能性があるのがビートボックスの魅力でもあります。

じゃあボイパってアカペラのバック演奏の引き立て役なだけなん?地味くね?って思われがちなんですが、そんなことはありませんよ!

ボイパはビートボックスより音楽的技術や知識を要します。ボイパに必要なリズムの正確さは、8割以上のビートボクサーにはできないレベルです。アカペラの指揮者的ポジションなわけですから。ビートボクサーがボイパをするのは、フリースタイルフットボールの人がサッカー選手に交じってプレーするようなものです。


ボイパの歴史について少し触れてみましょう。ハモネプ知ってますよね??あそこから日本にアカペラブームが巻き起こりました!もともとあったんですけどね。一気にスポットライトが当たったのはこの番組のおかげでしょう。そんな中でも、アカペラの中では物珍しいボイパは非常に目立つものです。番組内でもピックアップされることも多かったです。

よって、日本中に「ボイパ」という言葉が広まりました。

あまりにもボイパが広まりすぎてしまったが故に、日本国内ではビートボックスも一括りに「ボイパ」と呼ばれるようになってしまったのです。

知らない人結構多いんですが、ボイパとかボイスパーカッションって言葉は海外では伝わりません。日本で生まれた造語なんですよ!ニュアンスで何となく伝わるかもしれませんが、海外では一括りに全て「ビートボックス」なんですよ。

最近は「ビートボックス」という言葉がメディアに出てくることが増え、認知度が増えてきました。ですが、少し前までは、ボイパとビートボックスでかなり派閥がありました。めちゃめちゃ仲悪かったですwww

かっこいいヒップホップ思考の強いビートボックスと、由緒正しい紳士のボイパ、一括りにされちゃあこっちの立場なんてあったもんじゃねえ。そりゃそーなるよね。

特に、ビートボックスサイドがボイパと呼ばれることを毛嫌いしてました。一緒にすんじゃねえと。俺らの方がすげえんだ。と。
まじ柄悪いですよね。卍過ぎる。。。

そんな喧嘩腰ならボイパサイドもなんじゃこいつら。柄悪い。一方的に嫌いやがって。感じ悪いな。ってなるでしょう。

学校のヤンキーグループと生徒会の対立かよ。。。
内部のしょうもない争いなわけですから。他の学校の人達(一般視聴者や他のシーン)からしたら「何かもめてるなあ。」ってくらいかそもそも知らない話ですよね。知らず知らずのうちに「〇〇高校」って一括りで呼ばれ、ビートボックスが何が問題起こして、イメージ悪くする様な事をすると、「ボイパが。」って言われ。。。

つまり最悪の関係性であったわけです。

今はそんなことないですよ!!仲いいです!!!

ビートボックスの人口も増え、老若男女色んなビートボクサーが増えたおかげですね。

話は戻るんですが、ビートボックスとボイパはもともとは別物なんです。正確には生まれ故郷や発祥など「はじまり」が違うということになります。僕個人的には現在日本ではそれほど違いはないし、無理して分けなくても、自然と正しい意味が広がるんじゃないかと思っています。



ビートボックスをもっと詳しく説明すると。


ビートボックスはもともとは簡単なリズムのビートをやり始めて、それにラップを合わせるといった形がスタンダードでした。「ボッ ツッ カッ ツッ!」って感じで、最初はクオリティも低く、それ単体で楽しむものではありませんでした。

はじまりはアメリカのストリートカルチャーで、1930年頃からそれらしいものはあったと言われています。

1970年代~1980年代に入り、ビートボックスという表現技法を形にした人達が表れ始めたと言われています。日本では2000年代に入ってから!と言われているくらい若く新しいジャンルなんですね。

日本で最初にビートボックスを広めた人物は「AFRA(あふら)」という人物です!AFRAさんは僕もお世話になっているレジェンドです!富士ゼロックスのCMで話題となったすんごい方です。

それをきっかけに日本国内でビートボックスを始めた人達が急増しました。そして、2009年に日本ヒューマンビートボックス協会が設立されました。翌年、2010年には日本一を決める公式大会「JAPAN BEATBOX CHAMPIOMSHIP」が開催されました。ちなみに、僕もこの大会出身の2018年の日本一です。

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ビートボックスはラップやダンスみたいにバトルで日本一や世界一を決めます。バトルや大会が増えていけば、ビートボックスの技術やシーンが進化していくわけです。

ビートボックスは世界共通なので、言葉の壁などもなく、技術を磨けばどこの国に行っても通用するのが魅力の一つでもあります。



ビートボックスの魅力って正直分からん。


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皆さんの疑問を代弁します。

「ビートボックスすごいのは分かるけど、何がすごいかよく分からん。」

いや、まじでそれなんですよね。やってる俺も分からん時ありますもん。経験者の9割以上が正直何がすごいのかまで言語化できないのが現状です。

「歌」って、生まれた時から身近にあるものなので、慣れ親しんでますよね?歌番組も沢山あるし、カラオケもある。おかげで何が歌上手くて下手とか、まあ分かるじゃないですか。

ビートボックスって最近出てきた新種で珍獣なので、一般の人達が理解できるのは「人間から出ているとは思えない!」「何種類の音が出ているんだ?」「同時に色んな音が出ている!」ってところまでなんですよね。

だから、我々ビートボクサーがどんだけマニアックに拘っても表層部分しか伝わんないんですよね。そりゃそうなんです。当たり前。うん。

経験者ですら、至高の領域に達している人じゃないと理解できていないんですよね。

まあ、これは全ての物事に言えるんですが。。。

ビートボックスに一番足りないもの、それは「教育」です!教えるということなんですよ。

そこで、僕が分かりやすく教えちゃいますね☆

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