週末ルーティン感想
ネタバレあり。
土曜日
「東京四天王編」
ふと思ったんですが、ヤンキー漫画あるあるは「編」はあるけど題名がないんですね。「RANGER✖️RANGER」とか「ヴァサラ戦記」のようなカッコ良い名前があればなあと…私の題名見逃しでしたらすいません💦
タイガージョー、出番を重ねるたびににカッコ良さが増して行く…。ボサボサ気味の髪型すらも、まあこれはこれで良いのでは?と気にならなくなって来たほどの活躍。思えば髪型が長髪なのも良かったなあと。動きに髪がついて行くので、アクションがとてもダイナミックに見えるし、髪の動きが美しいです✨
頭を殴られた所、いい感じに髪で顔が隠れてるのすごく上手い撮り方だなあと思いました。中谷、何だかパンテラ隊長味があって、最近お会いしてないなあと懐かしくなりました。
中谷といえば、タイガージョーの当て馬ですぐやられる役なのかなと思っていたら、結構強かったの意外でした。タイガージョーとはるかに実力差があるという感じでもなく、素手でも勝つのが不可能ではなさそうなのに。武器は二重の防御というか、確実に勝ちを狙って行くスタイルということなのでしょうか。武器を持っていると逆に弱そうに見えるんだなということを発見しました。
ジョーが最初に武器で殴られた時、腕で防いで「ってえなあ」って言ってるの、そりゃ痛いよねと共感しつつ、普通に痛いって言ってるの何となく面白いなと思いました。しかし金属棒で無茶苦茶殴られてて、ホントに痛そう。それどころか命の危険もありそう😓
強さの基礎にボクシングがあるということでスピードやパンチの威力があるんだろうとは思ってて、攻撃を避けたりするイメージもあったんですが、それだけでなくジョーはタフなタイプでもあるんですね。棒で何回も殴られた上に蹴られてて、お腹を殴られた時も声は出てたんですがニヤッとした感じで普通に殴り返すし、攻撃力もタフさもあるなら、そりゃそこいらの不良では勝てないなと思います。改めてジョーの強さを見ました。
ジョーの決め技は何だろうという話はしていたんですがアッパーなのか−。拳をものすごく引いた勢いで殴ってて非常に強いパンチだと思うので、逆に中谷の身が心配。拳を引いたあの距離を相手より先に詰めるのだから、タイガージョーさすがの速さと攻撃力でした。
自分のセリフのオマージュというのがあるんですね笑 「さすがに血を流しすぎたか」って良く見るようでどこで見たかわからない不思議なセリフ。(…しかし考えてみれば、意識保てないくらい血が流れてるの普通に危なくないですか…?)でも印象深いセリフでもあるので、極みがある世界の某隊員の方を思い出してましたが、そうか敢えてなのかと。まるでヴァサラ国の民である資格、シネマンガテレビ沼へのハマり具合を試されるかのようなオマージュで嬉しいです🌂☂️
貧血で倒れたのであれば気持ち悪いだろうに、タバコ吸わなくても…と一般人である私は思うのですが、ヤンキーの美学?的なものがあるのかな。アウトローの方々、死にかけの時にタバコ吸ったりするイメージあります。(そしてタバコが落ちることにより死んだのがわかる的な)
ジン君は見守っていた人がいて助けに来てくれましたが、タイガージョーは誰かが助けに来てくれるのか、来ないのか。そこでもジョーのキャラや立ち位置、これからの立場などが暗示されるだろうし、来るなら誰が来てくれるのかというのも気になります。誰が来ても熱いと思うのですが個人的には竜崎さんが来てくれたら良いなあと。(そして復活してくれたらいいなあと。…四天王編の感想を書くたびに言ってる気がする)
元々はVSネビルだったということで、ネビルだったらどんな喧嘩になってたんだろうと興味があります。タイガージョーに輪をかけてタフだと思うので、血だらけなのに楽しそうに喧嘩を続けて中谷がゾッとしそう。
でも、〜の代わりに〜で、とキャストを変えて撮影できることはパターンが多彩になって面白いですし、「〜っていう設定だったらどうだったんだろう」と想像が広がるのもいいです。これも、どの方も演技をされるシネマンガテレビさんの良さなのだなと思いました。
日曜日
「仮面ライダーギーツ」
えー。何か景和の怒りに納得できなくないです?そりゃあ創世の女神は人の幸せをう奪って誰か一人の幸せにする訳で、創世の女神はエースの母ミツメではありますが、誰かの幸せを奪って生まれたのはネオンちゃんも同じで、そのネオンちゃんには同情できるのにエースにはできないのは何故に。
まあ、ネオンちゃん退場後知ったというのがあるし、ひどい真実を知って動揺して怒りのぶつけ先がなかったとかはあるかもしれませんが、エース自体が悪いわけではないのにエースに怒るのは筋違いでは…。考えようによっちゃ、訳わからないままに転生させられ続けてるエースの方が気の毒だし、そんな創世の女神が自分が探してる母親だっていうのも可哀想ですし。
最初出てきた頃も思ってたんですが、景和の感情の動きって読めないというか、ちょっと良く分からない人だなというのはやっぱりあります。何かね、年齢の割に子供っぽいと思うんですよね…って、未来人の特徴っぽい?おや、これは伏線…?
ネオンちゃんもエースも女神によって作られたということだったら、もしかしたら景和もそうなのではとちょっと思ったりしました。もしや道長君も…?
誰かが直接願わなかったとしても、何かの願いを叶えるついでに存在するようになった、というのもありますもんね。そうなると、誰かの幸せを犠牲にして一人の幸せを叶えてる結果生まれたことには変わりないので、もうどこまで責めれば良いか分からないという。
今の所、景和のいうことは綺麗事でしかないのですが、対して道長の言うことは一抹の真理が。誰かが犠牲になれば誰かが助かること自体は確実なら、まずお前が犠牲になればいいじゃんと言うのはまあ、あるよなと。いや、でもこれ、創世の女神を壊すだけではどうにもならない流れになってきましたね💧アルキメデルはジャマトになっちゃったし、最近消えかけてた景和ラスボス説復活の兆しが…?
今回景和が一旦退場していますが、「皆を幸せにする」という願いが本物なら、自分も創世の女神(ミツメ)も幸せにするはずなので、次回登場する時には何かを悟り、どうにかそうしようとするはず。諦めないって言ってたし。(景和未来人説がアリなら普通に戻って来れそうだし)しかし、せっかく友達になったと思ってたネオンと景和とも微妙な関係になり自分を狙うバッファしかいないとか、エース孤立無縁すぎ…。来週ジーンが登場するようなので、ホント、未来人がサポーターにいてくれて良かったと思います。でもここまでエースにこだわってくれる道長、逆にエースのこと好きすぎだと言えなくもない。
そして、来週エースが創世の女神に会うんですよね。最終決戦とか言ってるし!まだ話半ばだと思うのに最終回のようなノリなんですが…。この後どうストーリーが進んで行くんだろう。道長がこっち側に帰って来そうという噂なのですが、どうなるのだろう。これでギーツ第一部終わり→世界滅亡により全員死亡。ギーツ第二部始まり→役者同じで登場人物が違う新ストーリー、とかになりそうな勢いでちょっとドキドキします(^_^;)
OPのナッジスパロウ+バッファ画面と、ギーツ+タイクーン+ナーゴ画面、二画面合わせたら5人で画面幅もちょうど埋まっていいよなって、ずっと思ってるんですよね。それで、いつかは5人共闘っていうことになるんじゃないかなと予想しているんですが、どうでしょうか。
それにしてもナッジスパロウ、景和煽りくらいしか目立った動きしてないのに、創世の女神のことを知り(しかもベロバが濁して言ってたのをギーツに明言しに来て←ところであそこは何で、大智も景和もどこからやって来たんだ)、アルキメデルがジャマトに食べられてジャマトメデルになったのを興奮して見て、等々、DGPでの願いを安全着実に叶える歩みなのお得すぎます…。
「王様戦隊キングオージャー」
なんか、意外と敵が可愛かったなって笑 敵はアリジゴクということでしたが、モブジゴクより軍曹みたいなリーダーが。画面でざっくり見る限りではちょっとぬいぐるみみたいな感じで、胸元に勲章いっぱいの軍服みたいなの着てる、(勲章数の割には弱かったですが…)昆虫博物館のキャラでいそうな敵でした。モブも動きは可愛いんですが、見た目(特に色)がなあ…。
今日もヤンマは安定のかっこよさでしたね。そもそも賢いわけですが、ヤンキー物に出てくる色々悟ってる登場人物みたいなセリフも多いです。
「失うというのは持ってるものの特権だ」というのが一番印象深いですが、「俺に仲間になれとか言っときながら、一人でなんでもできると思うな」「仲間というのは喧嘩しててもピンチには助け、ピンチが終わったらまた喧嘩する」とか。
で、うっかりギラを仲間と思ってることバレて「仲間になってくれるのか⁉︎」とキラキラした目でギラに言われ誤魔化そうとするとこまでがデフォルト。
総長ということで情が深いところがあるのかもしれませんが、ギラと離れ離れで飛ばされたら探そうとしてくれたり、ラクレスの元に行く前に一言言ってくれたり、間違った方向へ進みそうな時は正してくれたりで。もう兄なのではないだろうか笑 変身する時に中腰なのも良きです。このまま進めば、今季の特撮で一番の推しになるかも。
ヒメノもカッコ良かったです。サソリーヌの前に立って、「お前は人類にあだなすものか、その身で示せ」という時の堂々とした感じ。出て来るのが皆王様なので、いざという時にはピリッとするし、厳かに語る場面もたくさんあり、それぞれの矜持が見られるところが好きです。そしてキングオージャーが合体する時のBGMもゆったりと重みがある音楽で、これが今回だけだったかいつもそうだったかは少し曖昧なのですが、やはり王様戦隊ということでそうなのかなと思ったりしています。
「バラバラにしてやる」とサソリーヌを恨んでいたのに、「そんなことをしても恨みは晴らせないぞ」「シュゴットはただの機械、悪いのは使う人間だ」というヤンマの言葉によって、サソリーヌに気持ちを寄せることができたヒメノ。サソリーヌ(の身振り)との会話も良かったですね。完全に機械として修理するヤンマでも、毒に侵された生物として治療するヒメノでもシュゴットは復調するようですが、(そして後々協力態勢で取りかかりますが)結局シュゴットって「機械生命体」みたいなものなのですかね。機械部分の修理と生命部分の治療がいる的な?
「ただの機械で使う人間による」というアドバイスを元にサソリーヌに呼びかけて理解し合うという流れも、「無機質な機械相手ではなく、一生物相手として対応するんだ」と矛盾してて面白いです。
ヤンマVSヒメノの機械VS生命体論争は後々、何かの事件の発端になりそう…。(そして二人がそれぞれに困り、それぞれ相手の言動を思い出し対処し、結果問題解決ができてお互いを認め合う、という話がどこかでありそう)なんとなーく、ヤンマとヒメノの恋愛フラグが立ちそうな立たなそうな。いずれもギラの良いお兄さん+お姉さん枠になりそうで、この先もセットで出て来そうだなあと。
今回でヤンマがしっかり仲間になり、「降臨せよ、キングオージャー」(そうか、神だから降臨するのか、と今思いました)と二人でオージャー呼んでたので、この先仲間になるごとに同時にオージャー呼ぶシーンがあり、最後は5人で並んで呼ぶ感じになるのかなと予想しました。
サソリーヌですが、動きだけであんなに可愛さを表現できるんだなと、今回でおもちゃ欲しくなるぐらいには好きになりました。カブタンが帰ってきた時の、両手(ハサミ)を組み合わせて「キャー💓」みたいになってる感じとか、「ホントに仲間だけなのかしら?」と言われて、「やだもー」みたいに照れて体くねらせる感じとか(周りの土跳ね飛ばして超迷惑ですが)、片思い中の女学生のよう…。二人一緒に帰って行きましたが、(ここでも移動のたびに地面や建物壊すサソリーヌ超迷惑)帰り道、「いやー今回は助かったよー。やっぱり仲間っていいなあ」というカブタンと、ただの仲間にされてガッカリorプンスコのサソリーヌの会話が交わされてそうです。
サソリーヌ、アームクロー?になるのかな?使われ方カッコ良いなと。ヒメノはすこピと命名してましたが、仲間になると命名する権利を得られるんですかね。ギラは多分サソリーヌと呼び続けるだろうと思うので、ここではサソリーヌVSすこピ論争が続きそうです。
シュゴッタムの民以外はラクレスが悪いことは知ってるはずで5カ国同盟も破棄されましたし、どこか他の国にギラを養護院ごと保護してあげれば良いんじゃないのかなあ。
とはいえ、来週は「決闘裁判」が行われ、どちらかが死ななければ勝敗が決まらないというルールだそうなので、ワンチャン、ここでラクレス死亡退場→ギラが正式に王様になる→きっちり王様戦隊の一員になる、という流れもなきにしもあらずです。
こんなデスゲームを正式に申し込むことが許されてるなんて、チキューの法律鬼畜ですよね…。
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