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週末ルーティン感想

写真は宮崎駅の宮崎っぽい辺り(私基準で)。

ネタバレあり。

土曜日
「東京四天王編」
 むっちゃカッコイイですねえ✨ 個人的に井上が今までで1番カッコイイなと思った回かも。今までは、ケンカが強い良い兄ちゃんって感じだったんですが、今回は登場シーンの壁に寄りかかってるところからもう不良っぽいし、「頑張れよ、か」と拳見てるとこもカッコイイ!「俺何言ってんだろうな」なのか、「俺もホントにやりたいこと頑張る時期なのかな」なのか、そのどっちもなのか。いろいろ経験して来た人が、いろいろ思うとこあるんだろうなという重みが仄かに漂ってて、多分これが刺さるのではないかと。
 竜崎は、他の同い年の人より一段上のところから俯瞰してるような大人びたところが魅力だなと思うのですが、井上は、その歳の子が経験するには最高値の辛いことを経験しながら、それに等身大でしっかりぶつかって来た歳相応の考え深さみたいなのを感じて魅力的だなと思います。
 そういえば朝倉主人公なのに、割と事情が分からない人だなあと今思いました。わざわざ転校してまでトップ獲りに来てるのだから、それなりの理由があってもおかしくないなとは思うんですが。
 朝倉も井上も、ケンカに行くとこなのに、ちょっと友達に会いに行く感じなの良いですね。特に井上、「お、友達来た!」みたいな表情が確かに楽しそうで、この2人、良いケンカして、ケンカすることによってよりお互いをより理解することになるんだろうな、という予感がして爽やか!
「タイマンを申し込んで来てる」って、相手が申し込みをして来てこちらも受け付けてくれるところ、武士道の名乗り味ありますね。ケンカですら極めると「道」になるんだなあと。
 八重樫達、井上に敵対心あると思いきや、朝倉達来たってなるとそっちに向かう辺り、やっぱり「自分の学校<他の学校」みたいな重要視ランクあるのかな。そして絶妙な小物感が良きですね。多分、タイガージョーとネビルは2人をあっさり倒し、本番タイマンは井上側の2人とすることになるのかな。(そうしなきゃ人数が合わない感じだし…)今このタイミングで敢えて八重垣達を登場させてるのは、何かと比較するためか何かを強調するためだと思うんですよね…。
 ネビル、もはや兼任自称しだしてるの可愛い(笑)タイガージョーの「こっちに用があるんだ、付いてくんな」←自分の方が後ろを歩いてるのに無理あるw(とか言いながら、次の瞬間に「勘違いすんなよ」と手伝いに来たことあっさり自白しちゃうとこ、甘めのツン)と対照的だなと。これは、有無を言わさず自分から仕掛けるケンカ型と、まず1発殴られてみるネビルのケンカ型の違いにも現れてる気が。まず殴られてみるのは、「なるほどお前こんな感じね」と、相手を受け入れる感じに通じるのかなと思ってみたり。
朝倉、白シャツ着てないのもあって、ヤンキーと言うよりヤクザの若頭感ほどの迫力あります。井上と違って全然笑わないとこ、2人のタイプ出て良いですね。


日曜日
「仮面ライダーギーツ」
 やっぱり、無双の影には体への負担があった模様…。今回ギーツが倒れるところが何回かあったのですが、顔を見せつつ(上向きに倒れる場面や下向きでも倒れた後は顔見せとかなきゃいけない等)自然に倒れるって大変だろうなと思いました。力抜いた時点で重力に任せなきゃいけないし、一回倒れたら服も汚れるだろうし、何回も同じ倒れ方するわけにもいかないだろうし。
 ジーンは自分で勝手に関わってくれるサポーターですが、最近は景和やネオンもサポーターとの関わりが増えて来ましたね。他に相談する人もいない中、サポーターと話ができる環境は、一人で思い詰めなくても良い点で二人にとって良かったのではないかと。
 キューンはなぜ向かい合うと素直におしゃべりできない人なんでしょうか。ライダースペックもなんかストーカー専用みたいになってるし。自分で全てデザインできるということなので、あの性格がまずあり、そのため自分であのスペックにしたのだろうと納得しかない。もう恋愛として好きだと思うのですが、このままのキューンだと全然ネオンと仲良くなれずに何も発展しないので、この先命懸けで守るみたいなイベントが起こるような気がします。ビースト体、切なさでスピードが上がるみたいなので強さにはますます拍車がかかると思うし。というか何で切なさでパワー上がる仕様に自らしてるんだ。
 ケケラは、照れ屋なおじさんで可愛いですね。景和が嬉しそうに「何で僕のサポーターになってくれたの」って聞いた時に、「そりゃ…」みたいに言い淀む所ツボです。「お前見て笑えりゃそれでいいんだよ」という動機は、おじさんが若者応援するっていう、一番健全なサポート体制な気がする。たくさん武器スパチャしてくれるし、景和良いサポーターを掴んだのでは。ケケラの方は最後、景和を守って退場しそうな気がします…。
 ジーンの応援の仕方は、なんか若さや幼さを感じるところはありますよね。色々言われても挫けずギーツラブな所は良いけど、好きさが先走っちゃって。エース見てると「応援してくれるのは好ましいけどあまり深入りするな」ってスタンスっぽいのは分かるんじゃないかと思うのに、何だろう。初めて本気の恋愛をしたがために相手に執着して全てを把握しておこうとする恋人みたいになってませんか?笑 そして、追いかければ追いかけるほど相手は逃げるというセオリー。
 私も、何で皆あそこまでして応援するんだろうと思うのですが、自分がサポーターと考えた時、「推しを見れる媒体がなくなる危機で、しかも自分が直接ちょっと体張って頑張ればなんとかなりそう」だったらまあ、あれぐらいはするかなと思いました。

「王様戦隊キングオージャー」
 事前評判通り、本当に王道ヒーロー物ですねぇ。新しい王様が出るたびにファンになってしまう…。そして今回からオープニングありましたね。文字の出し方割と斬新だなと思ったんですが、紙がピラっと剥がれたり落ちたりする感じの印象で、字自体は読みにくかったかも💦
 イシャバーナ、群島の国なんですね。国の文化としてはヨーロッパ中世っぽく、女性の標準着はドレスのようでした。
 ヒメノ様、子どもを庇った時ドレスが汚れて、「お召し物が!」って子どもが言った時の「こんなもの仕立て直せば良い。でもあなたはそうはいかないでしょ」とか、「夢も未来もワガママから始まるの。世界を自分の思い通りにしてみなさい」とか、「枯れない花、その気高さを知るが良い」っていう変身のセリフとか。戦う時に言ってた全セリフが良きです。あと、変身する時〜戦う時、いつもより一段低い声になるのもすごい良い。
 変身がとても優雅と聞いて楽しみにしてたのですが、今回の変身については一点定視で見れなかったので「たくさん回転してるような?」くらいで良くわからなくて残念。戦闘シーンは柔らかい動きが多くて優雅でした。ここも回転しながら切ったり避けたりするシーンが多かったので、結論として、柔軟で回転する動きは優雅ということなのかと。そんなに日常に取り入れる機会ないですが。(右手で取れるものを敢えて左手で取ったりするとか?)
 花畑の中にあるみすぼらしい家を爆発させた時は、「きっとこの人たちにはより良い家を用意してあげるに違いない」と私はわかってましたよ😁 実際そうであったのを当の子どもたちから聞くギラ(あの子たちの知り合いでもなくイシャバーナの国民ですらないのに)、何故か子どもに好かれるっていう設定なんだろうな。
 女性キャラに似合いそうな綺麗な昆虫でもないし、何でカマキリオージャーなんだろうと思っていたんですが、攻撃するときに「切開します」って言ってたので、なるほどメス(切るもの?)繋がりなのかと納得した次第です。カマキリオージャーが大きいクッションみたいなとこでくつろいでたの何となく可愛かったです。
 ギラが言ってた「レインボーチュルチュル」(レインボージュルリラでした💦)とかいう食べ物、虹色の細長いゼリーみたいなのを想像してたんですが、食べてる映像を見ると、「コンソメのゼリー寄せ金粉がけ」みたいに見えてレインボー感全然ない。昔の映像だからセピア的な感じで茶色なのかな?(でもギラは衣装と顔のマーク赤かった気がする…)その、食べてる時の様子やスープ飲む仕草が上品で、やはり本当の王はギラっていうことなんじゃないかなあと思いました。
 今回、ヤンマの人を見る目は発動せず(結構女好きなので女性には発動できない、とかいう設定かも)、対してギラは割とスルッとヒメノが良い王様であることを見抜いてました。前回のヤンマとンコソパ国の件で「王の在り方も色々あるんだ」と少し柔軟になったのか、ヒメノの戦いぶりを第一話で見ていたからなのか。ギラの思う「正しい王」はリーダーシップとか強さではなく「民を思う心」のようなので、ヤンマよりはヒメノの方が、それを見抜きやすかったのかもしれません。「怪我人は全て私が助けます」等々、言葉でちゃんと言うとこあるし。
 次回はトウフ王国の回。カグラギは腹芸ができる人間設定のようです。今回の最後、ラクレスに面会して怪しい笑みを見せてて「最初は敵だけどだんだん味方になるタイプ?」と思っていたら、次回予告で「自分の手を汚しても民を守る」的セリフが。農業が盛んな国のようだったのは、これ繋がりなのか。
 再来週、ゴッカンにも行くのかもしれませんが、今回ゴッカン国王が壁の向こうからチラ見してたので、「お前のことはもうわかった」みたいな感じで行かない可能性もあるかなと。
 そういえば、ヒメノの執事セバスチャンは、本名セバスチャンでもないし、25歳に特殊メイク施して高齢に見せているだけということが判明しました。と言うことは今後メイクとって戦う時も来る?と思ったり思わなかったり。

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