「そのままの意味」
初めて書くのですが、実はこのセリフ、野花紅葉名義で書いた全ての作品に登場しています。ひ〜、恥ずかしい!!!!!!
「そのままの意味」
「どういう意味?」と聞かれることが嬉しいタイプのわたしにとって「そのままの意味」と答えることはもはや非日常と表現していいほどのもので、だからこそ毎回登場させてしまう言葉なんだろうと思っています。
自分の選ばない言葉を選ぶ人だって、結局は自分と同じ人間じゃないですか。同じ人間というのは、いや違う人間なんだけど、違うということだけでは相手のあらゆることの重さや大きさや価値が「自分と違う」とは言えない、という意味で。だから、こうやって阻止してしまいたい干渉や蓋してしまいたい感情が、自分にはないかと言われたらきっとそうではないんだろうけれども、でも、やっぱり選ばないという違いはあるし、言う側/言われる側であるという違いは、「違い」としてはあるから。ううむ。
つまり、わたしはこの言葉を、自分にとっての非日常を生きている人の言葉の代表例としてきっと捉えているからこそ、その自分にはない日常を生きている人のことが知りたくて、書き続けているのだと思います。毎回。本当に毎回あるんだよ!
結局、今回も書いてしまったわけですが……なんだろう、伝わるかしらこの気恥ずかしさ。毎回書いてるなんて言っちゃったらちゃんと説明しなきゃいけないのにね。でも説明しきれないからこそ、わからないからこそ書いているので、そこまで正直に書きました。
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