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「状況証拠から推理しなきゃ感じられない愛とかいらない」

春めいてきましたがスマホが死にました。野花紅葉です。

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機械に疎いため同期とかバックアップとか何それ?と思ってたし重要すぎる連絡先とかデータとかはPCや紙にも保管していたので困ることはない、と、思っていたのですが、このiPhoneに膨大な量のメモが取り残されてしまった!ということに気がつきました。メモだけでもバックアップしておけばよかったよう。ということで、死んだ画面をどうにか見ながら、せっかくならnoteにしてしまおうと思い至りました。この手動バックアップの更新頻度は特に決めていませんが、よければお付き合いください。

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「長年連れ添った無口な夫、そこに愛があるのかわからなくなって熟年離婚が頭をよぎる。しかし夕食の時間、彼は毎回お気に入りのおかずを食べたあと私を静かに見つめていて、その口角はほんの少しだけ上がっている。これが彼の愛で、私もそれを静かに受け取る。そうだ、私たちはこれでいいのだった。」……みたいなのの良さが全くわかりません!!!!!!

長々とすいません。そして、それはひとえにわたしが若く浅く、経験がないからかもしれませんすいません(予防線)。しかし、なんというか、恋愛関係の始まりって是非はともかくとして一般的に「相手をいい気持ちにさせる」ことが超重要視されている気がしていて、なのに、そこから始まったはずが時間が長く距離が近くなるにつれその重要度がみるみる下がっていくような気もしている。1位→2位とかじゃなくて1位→37位くらいの勢いで下がりませんか?わたしだけ?

「機嫌を取る」というと聞こえが悪く、「そんなことが必要な関係は疲れちゃうし本物じゃないよ」と言いたい気持ちもわかる(少しある)のですが、「大切な人が自分によってハッピーになってくれる」ということに価値を感じていない態度を見ると超いやな気持ちになる。つまり、ポジティヴな意味での「これでいい」に努力が必要ないわけがないだろっていうことです。

「状況証拠から推理しなきゃ感じられない愛とかいらない」

「いらない」というのは言い過ぎかも、「足りない」。空の青さに気づくには目を開けて上を向ける状況や状態が前提なわけで、目を閉じて下を向いている時に「気づいていないだけで空ってこんなに青かったんだよ」と言われてもうるせえカス以外の感想がない。ていうかわたしの目が開いていないことに気づかないくせに愛とか語るんじゃねえ。信じていいのにと言う前に信じさせる努力をしろ。

出した例が結婚という経験ないものだったのはちょっと失敗だったかも……でも年単位とかもはや数ヶ月のカップルでもこうなることあるよね……え、わたしだけですか?「これでいい」をポジティヴに思えるハードルというかレベルが年月と共に変わっていくのかもしれないけれど、23歳のわたしにはそれじゃあ全然「足りない」です!

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野花紅葉
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