「この状態の恋人」
本日初通しでした。おかげさまで超順調!野花紅葉です。
ある相手に対して特に許される/許されない「この状態の自分」というのを、多分わたしは強く意識しています。学校にいる自分と家にいる自分が違うように、また友達の前での自分と家族の前での自分が違うように、そして友達A(略)と友達B(略)が違うように。それはとても詳細で、個別具体的なもののはずなのに、「恋人」ってなると話が変わってきたりして。
「この状態の恋人」
まずもって自分が「この状態」であるということは他人に関係がなく、それを受け入れてくれる個人もいるかもしれないけど受け入れてくれない個人がいることもすごく当然のことで、でも、それなのに、「恋人」なんだから「この状態」の自分さえ受け入れろと言ってしまうのは、「恋人というのはどんな状態の自分も全て受け入れるべき存在なのだ」と宣言しているのと同義だと思います。善し悪し以前に、これに無自覚なのって本当にとんでもなく恐いことだと、毎稽古思っています(なぜなら台本になってるから)。
「好きな友達のタイプは?」って質問には違和感があるのに、「好きな(恋愛対象の≒恋人の)タイプは?」って質問は違和感なく受け入れがちなの、考えてみれば結構不思議だ。
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