「全部オープンにしてうまくいってんじゃねえ」
今日ちょっと本当いろいろマジでダメで、焼肉とパスタとラーメンを食べちゃいました。野花紅葉です。
わたしは多分、ミステリアスという印象を持たれないタイプの人間というか、そういう振る舞いをしない人間で。もちろん隠せないとか隠したくないとかの理由でオープンになっている部分はたくさんあるんでしょうけど、オープンにすべきかとかしたいかとかの意識的な選択はしていて、しかし結果的にその範囲の広さや要素の多さが人に「オープンな人間だ」という印象を与えているのではないかと考えています。
「全部オープンにしてうまくいってんじゃねえ」
選択してるのよ、これでも。その選択が結果的に間違っていたことはたくさんあるけどさ、でも、決して全部を押し通そうとしたり押し付けようとしてたわけじゃなくて、自分の中で取捨選択してたのよ。そう、そうしたいからではなく、そうすべきだと思ったから、捨てた思いもあったのよ。本当は全部ぶちまけて自分がスッキリしたかったし、全部わかってもらって抱き合う夢を見たこともあったけど、うまくいくことを目指す過程で死んでいった自分もとってもたくさんいたんですよ。
当たり前の話をしてしまいました。しかし、個人的なことと普遍的なことは別に対極にいないので書きました。ちなみにこの言葉は劇中でわたしが演じる役のセリフになっています。
「社会に関わるためにこうありたいとか、この人の前ではこうしたいっていう自分と、全然できないんだが!みたいな自分」の話は、わたしの中でずっとずっと悩み続けるものなんだろうなあ。……というようなことを、「否定しない」というユニットコンセプトや来週に迫った(!)モミジノハナの次回公演についてのインタビューでもたくさんお話しさせてもらいました。
とても丁寧に記事にしていただいているので、よければ読んでください。わたしは真摯に向き合ってもらったこの企画と出来上がった記事によって、なんとか今日死なずに済みました。まおすけさん、ありがとうございました。