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人生の分かれ道に気づけたこと

先日、10年間一人で暮らしていた街にさよならしてきました。しっかり部屋も引き払ってきて、会いたい友達にも会えて、一区切り。

バタバタしていたのと、疲れてしまったのとで記事を更新する時間が少し空いてしまいました。


昨日は、とっても天気がよかったので、公園巡りをしてきました。

近くの珈琲店でテイクアウトして、ベンチに座って読書する時間。

風が気持ちいいなぁ〜まんまる雲がかわいいなぁ〜ってその瞬間を感じる時間。

私は、こういう時間が好きだなぁと改めて思いました。


今日は、公園で読んだ本を紹介します。


勇気づけてくれた本、大切なことに気づかせてくれた本、心を穏やかにしてくれた本、夢中にさせてくれた本...お気に入りの本はいくつかあるんですが、今日は辛かったときに一番の見方になってくれた本を。


枡野俊明さんの「比べず、とらわれず、生きる」


僧侶である枡野さんから、禅のこころを取り入れた、おだやかで、たおやかで、しなやかな生き方を教えていただいたような、そんな気持ちになれる本です。


考えを押し付けられてる感じはしません。本だから、もう完成されているものだから、本来なら押し付けになりがちなはず。

なのに、枡野さんの書く言葉や考え方は、違います。寄り添って会話しながら、生きるヒントを教えてくれる、そんな本です。

よく出先にも持ち歩くのですが、その時その時で感じ方が変わったりするのも面白い。出会えて良かったです。


ちょうど昨日読んだときに、今の自分のためになった言葉がありました。ヒントをもらって自分なりに考えがまとまったので記録します。



「隣の芝は青い」といわれるように、人はついよそ見をしてしまう。他の人が歩いている道を羨ましく思うこともある。
でも、いざ自分もその道に入ってみると、そこは歩きにくくて仕方がないもの。なぜなら、隣の道は隣の人の人生であって、自分の人生ではないから。


羨ましく思うことってあるけど、その人と同じような生き方をしたとしても、自分がその人のようになれるわけではない。

羨ましいな、輝いてるな、って見えるのは、その人がその人の道をしっかりと自分の力で歩いてるから。

自分の道がどうしても合わないと感じることがある。どんなに努力をしても歩きにくいと。
もしそれが本当に自分に合わない道であれば、その先には分かれ道が現れる。その分かれ道に出会ったときに、立ち止まって考えればいい。


今は、何かから遅れを取っているわけではないし、誰かに追いつこうとしなくてもいい。別の誰かの道を気にして、不安になる必要もない。


道が分かれることなく続いているのなら、ともかく一生懸命に歩みを進めればいい。
人生の主人公は、自分自身。

私は、分かれ道にきちんと気付いて立ち止まることができた。ちゃんと、自分の道を歩いて、人生の主人公になれてる。

物語がやっと始まった感じはするけれど、これでいい!って私は思います。



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