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【音楽の】 I'm A Rebel 【履歴書】

めちゃくちゃ今更ですが、ささいな笹さんの #音楽の履歴書

をやってみようかと思います。ずっとやりたかったんだけど、ズルズルとここまできてしまった。


【幼少期】

親の影響で、松任谷由実、大黒摩季、中島みゆき、渡辺美里、プリンセス・プリンセス(あとたぶんさだまさし)を聴く。


大黒摩季の「チョット」がお気に入りで、子どもながらに意味もわからず「ンちょっと待ってよ、グッバイ優しいこぅえで〜ひきょぅおなァ、にげぇかぁた〜」とか歌っていた。


さだまさしは父親がお気に入りだと語った「雨やどり」が印象的。

それはまだ私が神様を信じなかった頃 
9月のとある木曜日に雨が降りまして

から始まる、小説のような歌詞が最高。最高すぎて筆放り投げたくなる。有名な「関白宣言」も、ネタ曲かと思って油断してると最後のほう気づいたら泣いてる。ただ、全体的にさだまさしの曲のテンポはすごく歌いにくい。


中島みゆきは「命の別名」が一番好き。

繰り返すあやまちを照らす 灯をかざせ
君にも僕にも すべての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも 名もなき僕にも

こんなん書かれたら筆放り投げたくなる(2回目)。


渡辺美里は、あえて一曲選ぶなら「I Wish」。

路地に夕焼けがころがる街 部屋をみつけ さびた標識の上 オリオンだけ きらめいてた
あの日新聞から 昭和という文字が消えた

なんだろう、親の影響で聴いていた音楽って、親の視点で懐古するからか何なのか、ひどくノスタルジックに響くんですよね。渡辺美里はとくにその色が強い。


松任谷由実はもう、一粒一粒が死ぬほど美味しいので、何も言いません。映画のように話が展開していく歌詞が最高。母性・少女性にあふれてるところも好き。「埠頭を渡る風」の、「青いとばりが道の果てに続いてる」を歌いたすぎて、今でもカラオケで歌います。ドラマチックで素敵。ユーミン、ドライブ好きですよね。

あと、「ダイアモンドダストが消えぬまに」の歌詞の、二重構造の美しさと、ネタをバラしていく焦らし方がもう、素敵で素敵で、何も言いませんとか言いながら、けっきょく語ってしまっている。好き。


プリンセスプリンセスは「世界でいちばん熱い夏」をカラオケでよく歌う。小さい頃は「DIAMONDS」をよく歌っていたなあ。「スカイスクレイパー」の意味なぞ分からぬまま。すっきなふくを着てる〜だ〜け〜、わ〜るいことしてないよ〜ん。


【中学時代】

シンプルにKinKi Kids、もとい堂本剛にハマっていた。学生手帳に写真入れたりしてた。一度、ソロコンサートにも行ったことがある。エンドリケリエンドリケリ。母も妹もハマっていたのだけど、父だけはその「歌い方」に難色を示していた。まあ言いたいことはわかる。私も結局ファンクが肌に合わなくて、一度だけファンレターを送って、それを機にファンを辞めました。好きだったキンキの曲は、「月光」。人気曲ですよね。


CD処女喪失もこの時期。
買ったのはaikoの「夏服」。めちゃくちゃ聴きました。「アスパラ」が好きだったのだけど、よく考えたらどこにも「アスパラ」要素のないあの歌詞。「おいしくないわ」だからかな? 私もアスパラは嫌いだなあ。


そしてこの時期、友人に借りたのがサザンオールスターズの「Young Love」と「TOP OF THE POPS」。チャラめの女の子が、親父さんの影響でサザンかっこいいと言っているのが意外だった。「『午前八時の行合橋で 死んだ蜥蜴を見ました』とかかっこよすぎん?!」と言っていて更に意外だった。

サザンについてはもう、好きすぎてここでは語れない。この時から、今までもこれからもずっと好き。どちらかというと、サザンよりも桑田佳祐で出している曲のほうが好きかな? ソロコンサートに2回行きました。

Will I die free from this pain? Can't explain. Nonono.
生まれたことを悔やむのか?
Why did I cross borderlines walking blind? Nonono.
失うままに生きるのか?

「夏の日の少年」より。この曲に限らず、ポップなメロディーに、いちいち芯を食ってくる重めの歌詞が乗っているのが、たまらなく好き。脳から変な汁あふれ出る。そして歌詞が良すぎて筆を放り投げたい(本日3度目)。


【高校時代】

ここからは怒涛の洋楽ラッシュ。
ことの始まりは、洋楽好きの友達に Ashlee Simpson のアルバムを借りたことから。

まずこのサムネを見てください。かわいいよね。美しいよね。さあこの美女がどんな声してるんだろう、と期待に胸を高鳴らせながら再生を押してみてください。

'You think you know me〜'

ガッッッッサガサ!!!!!!
ガッサガサなの!!声!!!
すごくない?!?!?

このガッサガサの声に惚れ込んで、そこから、洋楽沼にあれよあれよという間に転落していきました。


まず Avril Lavigne 。「Under My Skin」が思春期の心にぶっ刺さったけど、結局のところ私はポップな「Let Go」が好き。ライブにも行きました。


でその流れで Kelly Clarkson。「Behind These Hazel Eyes」は今でもカラオケで歌う。「Here I am, once again」の歌詞からメールアドレス作成したりして(そんな時代でしたよね)、友人に「失恋したからあんな意味深なアドレスに変えたの?」と聞かれて、びっくりして真顔で「いや全く関係ない」と答えた。


Simple Planもすごく好きだった。ちょうどいいポップロック。親の過干渉に辟易していた当時の私は、いつか親とカラオケに行って「Shut Up」を目の前で歌ってやると思っていた。かわいい。


その流れで、Good CharlotteZebrahead Fall Out Boy も好きでした。Sum41OFFSPRING(アハン!アハン!)、Green Day もかじったけれど、ポップで少し鼻声(?)な Simple Plan や Good Charlotte 、Zebrahead 、 Fall Out Boy  のほうが好みだった。Zebrahead はライブも行きました。一人で。


Evanescenceも流行ってて、これまたゴシックな感じが思春期の心にバキバキに刺さる。「Everybody's Fool」のMVが好きすぎて見まくってたら、ある日母親が後ろから「これが好きなん…?」と覗いてきて、しばらくして、ワケワカランワという顔で立ち去ったのを覚えている。致し方なし。


P!nkは今も昔も大好き。大好きだけど、メンタリティの振れ幅が大きすぎてうまく紹介できない。でもそこが好き。

映像だけですでに面白い「Stupid Girls」。いろんな人がモデルになっていて、懐かしいなあ。そうそう、Britney Spearsも聞いてました、もちろん。だって、ねえ。本当に可愛かったんだもん。

P!nk姐さんはとにかくアツい。胸板も厚いし、ハートも熱い。「Stupid Girls」歌ったかと思えば、

こんな曲書いたりもする。このMVは、とくにラストが複雑でとても良い。友達にライブDVD借りたりして勝手にライブ行った気分になってるけど、よく考えたらまだ行ってない。また日本に来て欲しいなあ。


【大学時代】

邦楽からめっきり離れていたけれど、とある友人に勧められてハマったのが、SOUL'd OUT。「サザン好きならSOUL'd OUTも好きやと思う!」という謎の勧誘を受けて聞いたら、なるほど確かに好きだった。因果関係はわからん。ポップさがすごく良かった。でも、カラオケで歌ったら声が似合わなさすぎて死んだ。一番好きなのはVOODOO KINGDOM。その次は、ア アラララァ ア アァ!


ONE OK ROCKももちろんハマりました。だってもう、かっけーんだよな、Taka は。どうしようもねえよ。「Nicheシンドローム」あたりが一番すきです。あのあたりのクリスプな声がもう、たまらん。一番好きな曲は「Deeper Deeper」。歌いやすいのでカラオケでよく歌います。

(完全感覚Dreamerはかっこいいけど、歌えなくて死ぬ)

Taka とは年が一緒で、おそらく聞いてきた曲が近いのも好きな理由の一つ。前述の Simple Plan とのコラボMVを見たときはもう、嬉しすぎて、「えっ、これ浅草…えっ、もし街なかでこの御一行と出くわしたらどうしよう…!! ピエールかTakaか…どうしよう!! どっち先に握手お願いしよう…!!」とかアホな妄想を繰り広げていました。


このころ、Taylor Swift Lady Gaga が流行りだして、どちらもしっかりハマってしっかりMV再生に貢献しました。とくにカントリー色の強いテイラーは、今でも好き。「Safe & Sound」「Ours」のMVの、ナチュラルなテイラーの可愛さがたまらない。たすけて。かわいすぎる。あと「Mine」は、歌詞的に泣けてしまうので最後までちゃんと歌えない。どんなに頑張ってもCメロで決壊する。

You made a rebel of a careless man’s careful daughter
You are the best thing that’s ever been mine

結婚式のBGMに採用したいと密かに思っていたのはここだけの秘密。


いつの間にか、生活にスッと入り込んでいたのが Monkey Magic。音楽的に私が好きな要素がほぼほぼコンプリートで詰まっているのが Monkey Magic と言ってもいいのかもしれない。ずっと聴いていられる(ずっと聴きながら浪人時代勉強してたなあ)。2回ライブに行きました。

on and on 晴れた空の下 急ぐ意味なんかないよ

「 on and on 」より。


大学時代は一人暮らしをしていたこともあって、カフェミュージックやカントリー、ヒーリング系などに手を出して、そこで劇的に好きになったのがJason Mraz。もう、好き。「 I'm yours 」は一生歌い続けます。

(一瞬でメンタルを立て直してくれる曲「 Have it all 」)

産後、育児に奔走している間に来日ライブを見逃してしまったショックからはいまだに立ち直れていないし、なんならちょっと泣いた。

どうやら私は、「んっちゃっ、んっちゃっ」というリズムが好きらしく、ボイトレの先生に「根明で西海岸っぽい、アコギの裏打ちの曲が好きなんだね」と言われたので、前世はたぶん西海岸なんだと思います。



【最近】

ラストは Official 髭男 dism 。久しぶりに、邦楽ポップにちゃんと帰ってきたような気がする。サザンぶり? 自分はアコギ好きでピアノ曲は苦手だと思っていたけれど、ピアノポップ(ジャズ?)もちゃんと好きなんだなあ、なんて、ちょっと感動しました。

これから、王道ポップスを進みながらも、ロックやジャズ成分、ワケワカラン歌詞や小説のような歌詞、末永く、いろんな振れ幅の髭男を見せてほしいな。髭男とのお付き合いは、まだまだこれから。



…というわけで、以上が私の音楽の履歴書でした。たぶん自分は、ポップポップロックカントリー周りが好きなんだろうなと思います。

ブラックミュージックなんかはあまり聴きません。リズムがなんだか合わなくて、あと声が艶っぽすぎるのも疲れちゃう。艶っぽくない声が好きな件については、いつかまた別記事で語りたいなと思いながら、はや半年が経ちました。うむ。とりあえず、さとっちゃん(髭男)の声はマッシュドポテトです。

あーあ。
私もハスキーな声になりたああああああい!!!!!!!!!!!


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坂 るいす
いつもありがとうのかたも、はじめましてのかたも、お読みいただきありがとうございます。 数多の情報の中で、大切な時間を割いて読んでくださったこと、とてもとても嬉しいです。 あなたの今日が良い日でありますように!!