まざりあった セルフライナーノーツ

utariのまざりあった という曲について

「まざりあった」の歌詞です

前回のnote「カーディガン」につづいて、「まざりあった」のことを書いていきます。
実はこの曲、あかねちゃんが入る前のutariライブでは、私がキーボードを弾きながら歌っております(インスタにあがってるはず)。

歌詞について
SNS上でごちゃごちゃ悪口言ってる人ってかっこ悪いなと思って、衝動的に書きました。
割と自分の書いたものの中ではわかりやすい歌詞だと思っています。
サビでさりげな韻を踏むのが楽しかったです。

曲の構成
曲はじめのドラムのfill inはswing(跳ねている)、イントロに入るとすぐにeven(跳ねていない)になる。
軽快なリズムだったのに、サビになるといきなり音数が減って停滞する。夢の中で速く走れない時のイメージ。
かと思ったらまた楽しげになったり、swingしたり、戻ったり…
一貫性のある情緒不安定な曲にしたかったので、思いついた面白そうなことをつめこんでいます。

サビのベースは半音ずつ上がってきていて、少しずつ我慢できなくなっていく感じを表しています。表せていますか?

2番Aメロでウォーキングベースになるのは、みきやのアイデア。
ラスサビのギターとベースのユニゾンのフレーズは、みきやと髙山くん。
アウトロもみきやがアイデアをくれて、私が形にした。

バンドってすごい。utariじゃなかったら、この曲はこのアレンジにはならなかったでしょう。

後日談というか
「まざりあった」を作るときに、自分に明確な課題がありました。それは、バンドサウンドをイメージして曲を書くこと。

“管楽器+ピアノ、ベース、ドラムの編成で曲を書くこと”から脱するべく書いたのが、この曲でした。
自分の中から出てくるもの(ぐちゃっとしてる)をポップに聴かせることにフォーカスを当てられるようになったきっかけの曲とも言えます。言語化むずかしいな~!!
しかもリファレンスとかいう概念を知らなかったので、今思えば何考えてたんだろうという感じです。

p.s.まざりあったのシンセの音が大好きなんです。
SNSに載ってるライブ動画は、今とは違う音色を使ってるんですが。

他の曲でも使いたい。このシンセ

参考にした曲
特になし


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