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愛すること。明日の私。

誰かを愛したことなんてないくせに。
一丁前に愛されたいと吐く。
誰かの一番になりたい。
「誰か」じゃなく、あなたの。
誠実さも何も無いのに、他人にはそれを求める。
自分ばかり、って。
何を変えても、欲しいものは手に入らない。

星になりたい。
この広い空に輝く、星に。
誰にも見つけられなくていい。
ひっそり、宇宙の片隅で。
本当は、見つけて欲しい。
名前をつけて、よく見て。
あなたに、見つけて欲しい。
君の人生が月明かりなら、私はそれにすらなれない。
自ら光を放つ事もできないから、星にもなれない。
長い尾を引いて、身を削りながら飛翔する彗星にも、なれない。
本当は、そうなりたいんだ。
どこまでも自由に、誰にも、何にも縛られずに。
命を燃やして、何処かへ行ってしまいたい。

夢を見ていたんだ。
とても綺麗で、優しい夢を。
君がかけてくれた言葉も。
触れてくれた温もりも、全部夢だ。
色彩豊かな夢をみればみるだけ。
私の現実は色褪せてゆく。
塗料のリソース、全体量は決まっている。
夢を沢山の色を使って彩色すれば、現実に使う絵の具は減ってしまう。
元から少ない色彩が、もっと、減ってしまう。
いっそ、モノクロの世界で。

愛し方なんて知らない。
誰か教えてくれよ。
正しい愛なんて分からない。
けど、この感情が間違っていることだけは、分かる。
恋愛小説も、映画も、歌も。
「お前は間違っている」って、そう言うんだ。
愛して欲しかった。
私のことをもっと、もっと。
それじゃ足りないから。
でも、私は愛し方が分からない。
どうしたら、愛してくれるの?
飢えているんだ。
手に入らないから。
理想ばかりが高くなっていく。
叶うはずのない、存在しない「愛」の。

愛すること。
誰かを大切に思って、愛していても。
その相手は、私を愛しはしない。
それが私の「早く死にたい」って思いの原動力だ。
27で死にたい。
これからまだまだ、って時に、スッキリ死んでしまいたい。
自分の思いなんて二の次だ。
死ぬ事が最優先なんだ。
好きなあなたは30を超えている。

私は空っぽなんだ。
誰かを真似するしかなくて。
「自分らしさ」なんて無くて。
目標とする誰か、何かを持って初めて、意味があるんだ。
だけど。
私は中途半端だし、努力もできないし、何もできないから。
目標にした人にも、存在にもなれなくて。
だから、いつも死んでしまいたい。
「死んでいいよ」
そう言われれば、今すぐにでも死にたい。

そんな私でも、今の勉強は、夢は、未来は。
少しだけ生きる「希望」を与えてくれた。
完全なコピーじゃなくてもいいから。
10人のうち9人を納得させられればいい。
高い壁かもしれない。
挫折するかもしれない。
未熟な私には、過ぎた理想かもしれない。
それでも。
そう思えるのは、あなたを愛しているからです。
愛する力は、私の根本から揺さぶって、変革させて、未来を提示して。
ずっと下ばかり向いていたのに、顔を上げる力になったんだ。
ずっと、ずっと愛しています。
いずれ一緒に仕事ができたら、その時は、もっと輝く未来が見れるはずだから。
そのために、今日を生き抜いて、もっと頑張っていきます。
愛しています。

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