色気≠エロさ

「色気」ってなんだろう？
そんなことを考えたことありませんか。
よく「色気」のある人は魅力的と言われますが、
それは「エロ」という要素とは
別物であると思っていて、
もちろん「エロさ」も
魅力の一つではあるけれど、
色気とエロさは決して同じではない。
この違いを理解している大人でありたい。
そんなことをふと思いました。

高校生の頃、友人との会話で
「なんか、あの人色気あるよね〜」
と僕が話をしたとき、
「え、エロいってこと？」と返されて、
僕の中ではモヤモヤがありました。
こういう経験ってありませんでしたか？
（この経験って僕だけ？）
この当時から自分の中では区別がついていた？
と思います。なので僕の考えをお伝えします。

色気は「自然体」から生まれる

まず「色気」というのは、「エロさ」のように
外見的な「セクシーさ」だけで決まるものでは
決してないと僕は思うんです。
色気は、むしろその人の振る舞いや仕草、
ちょっとした言葉遣いから生まれる
「雰囲気」のようなもの。

例えば、何も意識せずに本を読んでいる姿とか、何気ない瞬間に見せる優しさとか。
自然体の中に、他人がふとドキッとする瞬間が
隠れているのが「色気」です。

つまり、色気って計算じゃ作れないもの。
もちろん、おしゃれな服やメイクをすれば
多少は自信がついて雰囲気も変わるけれど、
色気のある人ってのは、その人自身が持っている「自然な魅力」がにじみ出ている感じ。
これが難しいところで、面白いところでもある。

エロさは「意図的」に生まれる

一方で「エロさ」というのは、狙いがある。
その人のファッションや行動に「見てほしい」「感じてほしい」といった意図がある場合、
それがエロさにつながることが多い。
胸元が大きく開いた服や短いスカートなどの、
ちょっと攻めたスタイルはその一例だと思う。
これは別に悪いことではなくて、
時にはそういう雰囲気を楽しむのもアリです。

ただ、「エロさ」って少しでもやりすぎると、
ちょっと引かれてしまうこともあるんです。
だからこそバランスが大事。
「エロさ」を武器にするのは確かに強いけれど、そればかりに頼ってしまうと、
「セクシーだけど、それ以外は？」
という感じになってしまうこともあるのかな。

色気とエロさのバランスが重要？

じゃあ、結局どっちがいいのか
って話になるけど、ほんとにバランスが大事。
エロさだけだと
一面的に見られてしまうことがあるけど、
色気があるとその人の魅力が
より深く感じられる。
そして、色気にほんの少しのエロさが加わると、最強の魅力になります。

あるいは、普段から色気のある人が、
時折エロさをチラつかせる。
そのギャップに人はドキッとします。
だから、無理にどちらかを選ぶ必要はなく、
状況に応じて、どちらも使い分けることが
ポイントなんです。

日常に潜む「色気」を見つけよう

実際、色気を感じるシーンというのは
日常の中にたくさんあるのではないでしょうか。真剣に何かに取り組んでいる姿を見たり
普段はおちゃらけてる人がふとした瞬間に
真面目な顔をしたときなどに
ドキッとすること、ありませんか？
そのギャップこそが色気の正体。

一方で、エロさはあくまで「装飾品」的な要素。「色気」がベースにあって、
それを時折引き立たせるために
「エロさ」をプラスする。
そうすると、より魅力的な人に見えるんです。

色気のある人になるためには？

色気のある人になるにはどうすればいいのか？
答えはシンプル。
「自然体」と「ギャップを意識すること」。
無理に自分を作る必要はなく、
むしろ自分の良さを引き出すことが大事。
普段の自分を少しだけ高めて見せるくらいが
ちょうどいい「色気」となります。

あと、ギャップを演出するのも有効です。
普段は元気いっぱいで明るい人が
ふと静かに本を読んでいる姿に色気を感じたり、普段はクールな人が
ふと笑顔を見せた瞬間にドキッとする。
そんな小さな変化を作り出すだけで、
「色気」は、意外と簡単に手に入るんです。

最後に

「色気≠エロさ」。
この二つは似ているようで全然違うもの。
でも、どちらも人の魅力を引き出す大切な要素。「エロさ」に頼ることなく、
自然な「色気」を身につけることで
もっと深い魅力を持つことができるかも、、、

生意気なことをすみませんでした。
でも「色気」と「エロ」を混同させるというのは
すごくもったいないことだと思うんです。

それだけを伝えたかったので許してください。

それではおやすみなさい。