どう読んだら…
パソコンでおばあちゃんの病気を調べていたら、息子が寄ってきた。
『サイセイ、フリョウセイ、ヒン……』
うん、そうそう、よく読めたね、
そこまで合ってるよ、うん。
『ニュウ?』
え?
『ヒンニュウ?』
何で?!笑
再生不良性貧血。
なんだけど。
ヒンが読めたの、凄いな。
まだ習ってないからね、小学4年生。
よっぽど、“ヒン”て感じがしたのかな。
貧相な生活、してるからか?
血のほうが読めそうなもんだけど。
ここで、『いや、ケツだよ!これは、ケツ!』
って言うのも、なんだかなぁと思ったので、
「ケツ。ひんけつ」と言うと、
『あー!コレで、“ひんけつ”かぁー!かーちゃん、よく言ってるもんねー!』
と、スッカリ納得していた。
知識は、経験で出来ている。
因みに、私の母(息子から見たらおばあちゃん)は、ステージ4からの緊急入院でした。
そもそもクリーンルームに居た期間も長かったけど、病室から半年間出られなかったです。
その間、私がしたことは、
要るものを調達したり、
毎日、母の洗濯物を預かり、洗濯して、滅菌して、また届けたり、
気落ちしないように、ひたすらメールしたり、電話したりしてただけ。
なんやかんやで1日に2回行くことも度々ありましたが、
母より、父親のフォローが一番面倒だった。
今年は、そこそこ調子良さそうで、自宅で生活出来てたけど、
最近またちょっと不調気味かな、と思うことがチラホラ。
入院中は大変な日々だったので、再入院は絶対したくない様子。
病気になって、もうすぐ3年目を迎えようとしています。
元々、わけのわからないことがよく起こる家系なので、
この先も何があってももう、びっくりもしませんが、
いや、一旦、びっくりはするかな、
でも、
全然笑えない状況で、
煮詰まりそうになる時に、
笑わせてくれる存在が居ることが、
ありがたくて、力になります。
子どもは、キョトンとした顔して、
今回も一生懸命読んでるだけで、
笑わせてやるぞ!と思ってるわけでもなく、
特別なことは、何もしてないんですけどね。
明日も穏やかな一日でありますように。