【THE MATCH】天心VS武尊 7年越しの世紀の一戦は世代を超えた伝説の試合だったのか?【辛口レビューです】
※※※注意※※※
このNOTEは中年36歳既婚トレーダーの天心VS武尊の酷評となっております。ファンの方々は引き返して頂くのが賢明です。
皆さんお久しぶりです。もまるです。お久しぶりと申しましたが別にツイッターでは普通に出没しておりますのでそちらではお話さして頂いております、といってもツイッターでも私のリフォーム・太陽光・蓄電池の商売上の問題やら、嫁との今後の病院の進退についての話し合いなど1週間に一度ぐらいしか出没してないのですけどね。あ、この話いらない?
では本題に行きましょうね(^^
7年越しの実現となった天心VS武尊・・・皆さんどうでした?
「天心のキレキレの左ストレートやばすぎ!」
「武尊選手、あんなパンチもらってもKO負けしないの凄い!」
「武尊選手の最後の判定時の表情に泣いた!」
「天心選手やっぱり無敗!このままボクシングでも成功してくれ!!」
結構ツイッターだけ見ると肯定的な意見多かったですね。
実際、この二人の選手を追い続けたファンの人達は万感の思いがあったでしょうし、地上波が誰かさんのチョンボでなくなったとはいえ、東京ドームで5万人以上を動員。軽量キックボクサーがここまでのクラスの大会を開けたのは二人の価値の大きさとも言えます。そこは肯定的に捉えられるといえるでしょう。
私はこの二人の闘い、いわゆる競技的価値、勝負論としての側面、そして世間を巻き込める程のセンセーショナルを生み出すものであったのか。これについて甚だ疑問を感じておりました。そしてこの記事というかツイッターやあらゆるSNSで主張してる前提で世紀の一戦であったかどうかは否定的見解もっております。
詳しくは私のツイッターの
https://twitter.com/search?q=%40UJT5GRKQxw4huRK%E3%80%80%E3%80%80%E5%A4%A9%E5%BF%83&src=typed_query
「天心」で検索頂くか
https://note.com/momaru/n/n0840f1a94872
以前の記事でも書いておりますので是非ご参照ください。
私のような格オタなどの内輪からみても国内MMA格闘技競技は衰退の歴史であった16年間の中で、二人は光明をもたらす存在であったか、あるいはここにすがりつくしかなかったのかとも言えますし、さらに日本格闘技界を遡れば
ヘビー級のK1、プライドの存在 K-1MAXの存在
ボブサップVSホースト ミルコVSボブサップ
ピーターアーツやアンディフグ
魔裟斗VSKID 魔裟斗VSクラウス
ヒョードルVSミルコ、 ヒョードルVSノゲイラ 桜庭VSグレイシー柔術 絶対王者シウバからなるミドル級の対立構造など
そこには勝負論もさることながら時代を引っ張ったセンセーショナルな試合や選手が数多くいた黄金時代と比肩しうる価値には登りつめていないと断言できます。
世間=天心 世間=武尊 といった格オタがそういった存在になったもんだという認識と 本当の大衆・メディアが彼らの認識がただの一軽量級のキックボクサーでしかないという側面を見れてない事で起きた見解の乖離が
マーケティング戦略では新K-1と武尊を天心との一戦で地上波に再度戻りうる価値と錯覚させてしました。どういうタスク管理、タイムスケジュール、番組枠、予算枠をテレビ局と話し合ってたか知りませんが、再びRIZIN責任者の反社問題突かれて頓挫するなどあまりにもお粗末な計画破綻など一企業一管理責任を追う責任者の無能力さに失笑を感じざる得ません・
そして選手の実力では一軽量級のそこそこ強い競技者に過ぎない天心を抜きだして数階級上の選手であっても圧倒できる天才性があると錯覚したRIZINプロモーション側が70キロ級の五味とエキシボクシングをやって五味の忖度無ければやられかけたり超天才ボクサーであるメイウェザーに何億というお金を支払ってボクスの実績も実力もない軽量級の一キックボクサーを当てて撲殺させたりなど
これもまさに大衆に見せる演出に置ける天才性をそのままプロモーションが鵜呑みにして階級を超えた天才と錯覚させた点も「乖離」していた愚かな視点とも言えます。
この辺の話についても以前のNOTE(宣伝ばっかでごめんねー)
ここに書いてありますのでご参照くださいね。
一応抜粋
天心VS五味(エキシビジョンマッチ)
前も言いましたけど天心には階級を超えた天才性などないし、それを階級上を漫画みたいな展開でスピードで圧倒して制圧するなど、ファンタジーの世界だけの話で、冷静な側面で天心の価値や強さを見れないプロモーション側の見る目の無さもさることながら、世間や大衆へアピールできる人材としてこんな程度(悪く言えば超軽量クラス)の選手しかいないのかという絶望感はあったかと思います。
そもそもセンセーショナルや大衆へと刺さる軽量級の星、存在は井上尚弥
で充分なわけですよ。
世間や大衆との価値の乖離をプロモーション側やマーケティング側面でちゃんと客観視出来ていたのか?
どんな綺麗ごとをいっても
プロレスから遡った格闘技界の歴史はヘビー級の人材、人類最激戦区といえるミドル級層でセンセーショナルが起こるのであり大衆層への波及、そして格闘技のステータスを一底上げしたかと断言します。
今のように軽量級の人材しかいないのにそれを無理に持ち上げた事が尻つぼみと上記書いた世間との乖離に気付かないプロモーション。
そこまでの価値を見出されないから スポサード面や放映面、視聴率面で足らない存在そして反社記事を理由に簡単に打ち切られてしまう儚い存在だったという事です。
榊原代表は自身の進退を反省や地上波の条件にするよりもRIZINとフジテレビの7年間の蜜月でそこまで時代的な面、数字的な面で格闘技を底上げできなかった要因を反省すべきですね。
そして今回の天心VS武尊は格闘技歴史上最高峰の試合であったのか?
これについてはすでにツイッターでも書いてますが
天心は自身のプロモーションやボクシングに駆けあがるための「無敗」という選手価値を個人としてあるいはチーム天心として組織レベルで大事にしています。その「無敗の価値」があまりに強くなりすぎてあるときは、上記にも書いた通り、胴回し回転蹴りなどを繰り出したり、ポイントを十二分に取ってからの地獄のクリンチモードになり時間稼ぎを行う技の掛け逃げおじさんになっていました。
何というかあまりにビジネス的側面というか、ファンビジネスに近い感覚というかいわゆる「天心信者」は「無敗」でいる天心を見てウレション状態でしょうが、格闘技ファンは別に天心の無敗メソッドゲームを見たいわけじゃないのです。実は真の格闘技ファンやお金を出す層にとって「無敗」というのは一つの結果に過ぎず、そこに辿り着くまでの過程、すなわち闘いの本質を感じたいわけです。
闘いの本質とは、お互いを究極レベルまで鍛え上げて一般人では到達しえない技の破壊力、パワー、瞬発力を同じ究極レベルの相手とぶつけあい、切磋琢磨しながら、殺し合いに近いレベルの闘いの中で、生み出された「無敗」なら価値はあったでしょうが
先ほども言った通り わけのわからない3人相手のエキシビジョンで残りのキャリアに水差したたり、ブヨブヨの40歳のおじさんになった五味に立ち回りで圧倒されたり、裸の王様の如く勘違いして撲殺されたメイウェザー戦など公式上勝敗がないだけの無敗という結果などは冷めた目線でしか価値を見いだせないわけですよ。
そして普段の試合もジャブ打ってはクリンチ 相手が追いかけまわしては胴回し回転蹴り掛け逃げスタイル。そして胴回しによる時間稼ぎ技を喰らった選手が共通して仁王立ちしながら冷めた目線で天心を上から見ています。
また掛け逃げスタイルかよって感じのその目線はその胸中は察する事など容易です(苦笑
何度も言いますが公式上でしっかりそれをやってるのは井上です。彼のやってきた道筋は天心が絶対到達しえないレベルのものです。
だがそんなビジネス臭が漂っていた無敗ビジネスをしていた天心の心中でも絶対超えなければいけない存在、そのビジネスを飛び越えて「倒すべき存在」なのが武尊だったのか!と最初の1Rの世界最高クラスのカウンターを見て
「今までディスりまくって天心をビジネス無敗なんちゃって掛け逃げおじさんって馬鹿にして申し訳なかった。今度のNOTEにはしっかり謝罪して天心さいこうー(^^」って心のNOTEにとりあえず書こうと思ってたらさ・・・
いつもの天心なんだもんなー(苦笑
その感想内容はツイッターに書いた通り、本当に倒すべき存在、超えるべき存在というよりすでに終わった踏み台にしかなりえない存在としか少なくても闘いを通しては天心は見せなかったんだよね。
武尊は技術が及ばない中でもおそらくキャリアの終焉を予見してたか、自分の全てを振り絞って顎とか脳のダメージを度外視して破壊しあいを望んでた・・・と思います。(余談だが、例の胴回し回転蹴りを見る武尊も他の選手みたいな冷めた目で見てたのワロいましたわい)
天心は違っていましたね。でなければ
まさに究極の殺し合い、超えるべき存在、敵と思う相手にいつもの痛い痛いって顔やら、クリンチ掛け逃げを常にいつもの天心ゲームのハメ技で武尊のあらゆるタイミングで仕掛けたりせず
判定勝ちしていつものナルシスト満載の泣き顔芸も見せないだろうな。
少なくても2016年までの天心、お前なら武尊をきっちり仕留め斬る展開を繰り出してただろうなって断言できる。
それをしなかったのは、もうすでにそのリスクや栄光をつかみ取る価値を武尊に見出してなかった、ただの無敗の天心ゲームの1勝としか取り扱ってなかったわけです。でね、ファンビジネスならありだけど、これを地上波復権の土台となる試合になったのか、そしてビジネスの観点でも300万の席の価値としてプロモーションは設定したけど正しかったのか、最後の最後の一秒まで倒しあい命の削りあいをした試合だったのか、不純物を限りなくなくして純度最高峰の闘争の中のクリンチ、アウトボクス、技術レベルがあのクリンチだったり、あの立ち回りなのか、
あらゆる責務や二人の双肩にのったこの試合を乗り越えるという使命感の温度差が二人にすでにあったのではないか。
どんな裏の話し合いがあったが知らんが3分3Rという時間設定をしたならその中の5秒ですら貴重な源泉であったはず。この一戦に人生をかけた試合と思っている立場なら絶対にありえない試合展開であったのは信者もアンチも認めるべきです。
二人の温度裟があったから凡戦だったんだろうなって思いました。
以上が私の感想になります。
言っておきますが、天心アンチではありません。
よつうべの天心チャンネル登録してますし、みっくんとの足ツボ動画はめっちゃ最高でした(^^
あくまで中年36歳既婚トレーダーの感想として生暖かい目で見てください
終わり