2024年世界最強タッグ決定リーグ戦展望〜高く厚い壁よ！

※今回もアディショナルタイム有りです。課金にしてるのはいわゆるメタ的な要素があるためで、そうした話題が苦手な方はスルーしてください。尚24時間以内は返金可能なので、読み終えてから返金もオッケーです！

いよいよやってきました世界最強タッグ決定リーグ戦の季節。11.9後楽園大会を皮切りに、北は岩手へ、南は大阪へ（南というか西が…というツッコミはなしで）。12.8後楽園大会で行われる優勝決定戦まで。冬の寒さにも負けない熱い熱戦が繰り広げられること請け合いです。

今年はABの2ブロック制で各ブロックの1位と2位が12.8後楽園大会の優勝決定トーナメントに進出する方式です。

出場チームは以下の通り。

■Aブロック
斉藤ジュン&斉藤レイ
ライジングHAYATO&安齊勇馬
MUSASHI&吉岡世起
芦野祥太郎&田村男児
大森北斗&羆嵐
関本大介&真霜拳號
大石真翔&マイク・D・ベッキオ

■Bブロック
宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.
諏訪魔&鈴木秀樹
青柳優馬&阿部史典
本田竜輝&綾部蓮
佐藤光留&宮本裕向
黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾
サイラス&ハートリー・ジャクソン

http://www.all-japan.co.jp/

今年は
・全体的にヘビーとジュニアの混合タッグのチームが多い。
・今年ここまで参戦したフリー選手が数多く参戦している。

といった部分が特徴的です。基本的には今年の全日本プロレスの流れを地続きとして、その総決算として最強タッグを設定している。これががぼくの印象です。ジュニアの参戦が多いことに違和感を持つ方がいるやもですが、一方で彼らが今年の全日マットを盛り上げてくれたのは事実。そうした熱に報いるカードとも言えるでしょう。もちろんそれだけではなく。関本大介&真霜拳號という豪華タッグ（安齊勇馬との遭遇は楽しみ！）。そしてまさかの斉藤ブラザーズオタクの大石真翔が参戦（パートナーは初出場のマイク・D・ベッキオ）。昨年の中嶋勝彦参戦ほどのインパクトはないかもしれませんが、今の全日本の流れに寄り添った外敵参戦だと思います。

さてでは優勝は？？
まずはAブロックの1.2位です。ここは斉藤ブラザーズが1位。2位は芦野＆田村と考えます。斉藤ブラザーズは世界タッグ王者でもありむしろ「優勝決定トーナメントへの進出以外は許されない立場」でもあります。今年は二人のキャラクターが全面に出てブレイクを果たしましたが、それ以上に試合内容もぐんと伸びました。キャラだけではない強い姿を見せつけてくれるでしょう。

2位の芦野＆田村。これは「芦野！やってくれ！」というぼくの気持ちからの予想です。新世代と旧世代の間＆外様という芦野の状況。このあたりは芦野が波に乗り切れなかったことに影響しているかもしれません。しかしあの無骨なファイトに田村の階級離れした暴力性が加われば？非常に面白い展開になるのではないでしょうか？

続いてBブロックの1.2位予想。1位はもちろん宮原＆スミスJrです。スーパースター＆三冠王者のタッグ。そうです。冷静に考えて負けるはずがありません。全勝でもいいくらいです（真顔）。冗談はさておき、宮原の耐久力にスミスJrのパワー＆テクニックが融合するわけで、優勝候補筆頭に間違いはないでしょう。

2位は本田＆綾部を予想します。諏訪魔＆鈴木や青柳＆阿部と悩みましたが、決勝進出するなかで若手のヘビー級タッグが入ってほしい！という願望も込められています。今年の王道トーナメント決勝戦コンビでもある両者。直近のシングルで実績を残しただけに、タッグでも上でやれることを示したいでしょう。

そしていよいよ優勝は…そうです。やはり宮原＆スミスJrです。今年の全日本プロレスは若手の勢いとともに上昇気流に乗りました。しかしそんな年だったからこそ。「まだまだ簡単にエースやトップに行けると思うなよ！」。それを言葉以上に試合で伝えてほしい。であればそれは宮原とスミスJrをおいて他にはいないでしょう。壁が高く険しいからこそ、それを乗り越える姿に多くの人が熱狂する。今の若手の活躍を勢いではなくホンモノにするためにも。ここは彼らに優勝してもらい、壁の高さと厚さを示してほしい！

これがぼくの最強タッグの予想です。みなさんも是非色々予想をして楽しんでください！そして最強タッグを見つつ「大晦日はこんなカードでも面白いのでは？」「年始の後楽園連戦は？」と並行して先を予想するのもよいでしょう。

ちなみにぼくは宮原＆スミスJrの最強タッグ優勝
→1.2後楽園で世界タッグ挑戦＆奪取
→1.3後楽園で宮原とスミスJrの五冠戦
という予想ですー